BARBEE BOYS..........最終更新日2013年3月3日
2009年2月

17年ぶりに再結成だとかで。
最初に彼らを見たのは1985年の日比谷野音。『勇気ある子供たちが時代を作る』というイベントで 私はシーナ&ザ・ロケットが目的で行ったのです。 バービー・ボーイズは新鮮でした。ボーカルが男と女で掛け合いで歌うのが珍しかったし、 曲も面白かった。それで興味を持って友人に話したりしていたら、女性ボーカルの杏子姐さんが 偶然にも友人の高校の同級生だと知ってますます興味が湧いて、それから渋谷公会堂や 武道館にも足を運びました。
曲がヒットして色々メディアに登場する頃には一時期の熱は冷めていたもののアルバムも 全部持っていたし(LPレコードですけどね)、CDでベスト盤買ってよく聞いていました。 あの頃彼らは“洋楽っぽかった”んですねぇ。ギターのイマサの好きなギタリストがアンディ・ サマーズだとどこかの雑誌で読んで興奮しましたよ。

今回再結成と知って、東京初日に行く気マンマンでしたが、チケット発売日を忘れていて、 気づいたら完売。東京追加公演でやっとチケットを手にすることが出来ましたが、整理番号は 900番台。まぁ前の方で立って見る気は最初から無かったので、当日は開演時間ギリギリに 行った所、ロッカーは一つも空いてなくてダウンジャケットと大きいバッグを手に持ったまま 後ろの方で鑑賞。ステージは殆ど見えませんでしたけど。

正直な所、KONTA(男性ボーカル)はもう声が出ないんじゃないかなと失礼な事を考えて いましたが、全然そんな事がなくて、むしろパワーアップしている感じ(高くて綺麗な声 なんですよね〜)。杏子姐さんも 昔はちょっと地声でアレだなと思う所がありましたが(スミマセン)、声に艶が出たというか 聞きやすくなりました。何が凄いってメンバー全員、見た目が20年前と全然変わっていないん ですよ。ボーカルが禿げたりギタリストが太ったりしていないんですよ!(笑) KONTAは歌ってたかと思うと次の瞬間には動き回ってサックス吹いているし、どうして息が切れないのか 不思議です。「サハラ砂漠でお茶を」のように曲の合間にピロピロ吹いているのとは違うんです。

という事で、またいつもの病気が出て、どうしてももう1回見たくなり2日後には最終公演の大阪のチケットを買っていました。 このケチな私が定価の3倍近く出したんですから。それはつまり並ばなくても座ってよく見える ZEPP2階の指定席(笑)。東京ではビールを飲む余裕のあった後ろの方でさえ蒸し風呂のような状態 だったので、最終公演で立ち見ではきっと他の人に迷惑をかける事になるだろうと思いまして。単に根性が 無いだけという話ですが。2階席サイコー!ステージが全部見えるし。下で押し合いへし合いしているのを見下ろしながら ビール飲んで、でも最後には一緒に 歌っちゃったりしてちょっと負けた気分(意味不明)。本当は最初から最後までずっと一緒に大声で 歌いたかったんですけどね。

バービー最高!本当に格好良い。絶対にもう一度 見たいので、絶対にもう一度やって下さい。いや違う。スティングに関しては全ての夢が叶ったので、 次はバービーボーイズに入れて貰う事を目標にしようかな。それには杏子姐さんを何とかしないと。その前に 10キロ痩せないと。ライブの後夜行バスで東京に戻ってそのまま出社して1日働いたけど全然痩せません。 お好み焼きのせい?


2010年3月4日@ZEPP TOKYO

Zeppの1階立見で頑張りました。でも根性無いので、後ろの方の1段高くなっている所で鑑賞。 整理番号400番台だとロッカーも好きな所に入れられるし、どこで見ようかと選ぶ余裕も ありました。前の方で見る気は最初から無かったんですけど。やはり視界を邪魔するものが 無いのは気分がいいです。後ろの方は一人で来ている人が多く、まわりはやや盛り上がりに 欠けましたが、じっくり歌を聴けて良かったです。
KONTAの凄さを再認識。いったいいつ息継ぎをしているのか?(あ、去年も同じような事書いて ますね)去年よりも更に声が出ている感じ。凄いなぁ。
姐さんはもうちょっと落ち着いていても いいと思いました(笑)。そんなに踊り狂わなくてもいいです、と。
でも内心羨ましい。私もパンツ見せてあんな風に歌ってみたいなぁ。あははは。


2010年3月7日@日本武道館

3月なのに真冬のような寒さのこの日、ツアー最終日を飾る武道館。プロモーターの先行で取った チケットは1階の南西でした。アリーナ前方を期待していたんですけど。でも席に着いたら見晴らしが 良くて気に入りました。ただ開演までドアが開いていたので寒くて凍え死にそうでした。
が、始まったら総立ちで大分温まりました。KONTAのMCはかなり寒かったですけど。
姐さん観客とコール&レスポンス、「かえるぴょこぴょこみぴょこぴょこ」「あわせて ぴょこぴょこむぴょこぴょこ」、グループ魂かっ!そういえば、客席を見渡して 「ぱつんぱつんに客が入っている」と言ってましたが、“ぱつんぱつん”はグループ魂の アルバムタイトルです。(アルバムジャケットは買うのが恥ずかしい白いパンツ)
KONTAは相変わらず上手です、歌をきっちり歌っています。普通だったらキーを下げると 思うのですが、オリジナルのまま高い声で歌っています。イマサが途中で コケたり、姐さんの歌詞が飛んだりしましたが、KONTAは凄いと思いました。

最後の曲が終わり、アンコールも終わって客席の電気がついて「以上をもちまして〜」と アナウンスが流れても拍手が鳴りやまず、最後の最後にもう一度出てきて「暗闇でダンス」を 歌いました。最後の曲を聴かずに帰った人多数。私もジャケット着て帰る準備してましたけど。 「以上を持ちまして〜」が流れてから更に続くというのもグループ魂と同じですけど、 アレは演出だったのでしょうか???




2011年11月14日@新宿・明治安田生命ホール“じぶんのカラダ、じぶんで守ろう”スペシャルイベント

ケーブルTVのLaLaTV主催の女性医療関連のイベントと杏子姐さんのライブ。
無料だったし、軽い気持ちで応募したのですが、乳がんや子宮頸がんの女性の体験談 を聴いて観客皆もらい泣き。手術しても元の身体に戻るわけではないというのが良く わかり、辛い体験を話してくれた女性の話しに何度も泣く。
トークショーの後は、杏子姐さんのミニライブ。もちろん、バービーの曲を演るわけではなく、 11月発売のアルバムからの曲が多かったようですが、彼女目当ての客もいて盛り上がりました。。 通路側の席だったので、マイクを向けられるんじゃないかとドキドキして集中出来ませんでした。




2013年2月10日@池袋・東京芸術劇場:舞台『+Gold Fish』

杏子姐さん出演の舞台。主演:米倉利紀。
ひょんな事から手もとにチケットがめぐって来まして、急きょ見に行くことになりました。チラシには“全く新しいスタイルの音楽劇”のような宣伝文句があり、共演者も皆ミュージシャン仲間らしいので期待していたのですが、 いわゆるミュージカルでは無く、翻訳物の芝居の中に少しだけ歌が入る程度の事でした。
こういうのって、設定を日本向けにする事は出来ないんでしょうか?契約の問題があるのですか?今回は日本の設定で日本人の名前に変更しても問題無いように思いましたが。何が言いたいのかと言うと、外人の名前で 呼び合うのは違和感があるって事です。
杏子姐さんはミステリアスな役が良く合っていましたが、ちょっと声の調子が悪かったみたいで残念でした。主演の米倉氏の事は存じませんでしたが、とっても歌が上手でした。
ここの所ずっと派手な舞台を見ているので、こういう地味な舞台もたまにはいいかな・・・と思ったのは最初だけ。時間が長く感じてしまいました。ごめん。