Quadropenia さらば青春の光 1979年 監督:フランク・ロッダム |
The Who のアルバム「四重人格」をベースに作られた映画。スティングはモッズのリーダーとしてカッコ良く
登場するが、実はホテルのベルボーイという役。 スティング抜きにしても60年代のイギリスの若者達のファッションなど見ているだけで面白い。 モッズとロッカーの乱闘シーンはブライトンが舞台です。(そういえばストレイ・キャッツの曲で Rumble In Brigton ってあったなぁ。)ドーバーの白い岸壁も出てきます。イギリス好きな方は是非見て下さい。 【得点】100点 【蛇足】日本公開20年後にやっと見つけたパンフレットはプレミアが付いて4000円でした。 |
Radio On 1979年 監督:クリストファー・ペティット |
日本未公開作品だと思っていたら82年に公開されていたようです。 私は86年にブリティッシュ・カウンシルの上映会で見ました。(モノクロ・字幕なし) スティングはギターを手に歌っておりました。が、出番は少ないです。 【得点】付ける程内容を理解しておりません。 (2007年9月追記:日本版のDVDが発売になり、やっと字幕付で見る事が出来ましたが、やはり内容はよく理解できません。) |
Brimstone & Treacle<未> ブリムストーン&トリークル 1982年 監督:リチャード・ロンクレイ |
スティング初主演作品。病気の娘のいる家庭に入り込む詐欺師の役。 両親の前では良い人を演じ、死んだ鳥を持って泣いてみせたりするが、 両親がいなくなると鏡台の前で女装したり、病人に食事を与えながらキスしてしまったりと、悪い子のスティング。 最後にはもっと悪い事もしようとするけれども未遂に終り、そのショックで娘の病気が治るというハッピーエンド(本当か?)。 音楽は ポリスとスティングが担当しています。サントラ是非聴いて下さい。 【得点】70点 (おしりに) |
Dune 砂の惑星 1984年 監督:デビット・リンチ |
フランク・ハーバートのSF小説の映画化。
スティングはカイル・マクラクランと決闘をし、殺されます。 長〜い小説を映画化したので、字幕を読むのに必死で今一つ内容を理解出来ませんでした。 公開初日の劇場には、小説のファン、監督のファン、そしてスティングファン(笑)。 音楽は TOTOです。 海外ではDUNEファンが結構いるようで、絵本や人形などグッズも沢山あります。 【得点】サウナの鉄のパンツに 70点 |
The Bride ブライド 1984年 監督:フランク・ロッダム |
フランケンシュタイン博士の役。相手役はジェニファー・ビールス いったい何故こんな役を?と思わずにはいられない程気に入らない映画。収穫といえば クインティン・クリスプと共演した事でしょうか?後に彼をモデルにした曲「Englishiman In NY」を発表しています。91年のSaturday Night Liveでこの映画のパロディを演ってます(笑)。 【得点】共演者達に 10点 |
Plenty プレンティ 1985年 監督:フレッド・スケピシ |
メリル・ストリープ主演。子供が欲しい為に指名される
若僧の役を好演、途中で本気になって花束なんか買って行ったりして可愛い。 追っかけ旅行中にロンドンで1回、日本で3回見た。変な主役をやるよりも、チョイ役で カッコ良い役の方が好きです。 【得点】80点 (サム・ニールのお陰で+10点) |
Bring On The Night ブルータートルの夢 1985年 監督:マイケル・アプテット |
スティングのソロ活動開始の模様を収めたドキュメンタリー映画。 フランスのお城でのリハーサル風景や初ソロコンサートの模様、インタビュー、Jakeの出産シーンなど盛りだくさん。 今は無きケニー・カークランドも映っております(涙)。しかし、期待していた割には劇場で見たのはたったの2回。 この時はまだソロのスティングに馴染めなかったのだと思います。 【得点】80点 (歌を途中で切るからマイナス20点) |
Julia & Julia ジュリア・ジュリア 1987年 監督:ピーター・デル・モンテ |
スティングはキャサリン・ターナーの愛人役! スティングは後にインタビューで「キャサリンとのラブシーンの最中ずっと『こんな事して お金をもらっていいんだろうか?』と考えていた。」と語っておりました。 【得点】60点 (話題作りの為のスティング起用のにほひがしてマイナス40点) 【蛇足】ハイビジョン撮影だそうです。 |
Stormy Monday ストーミィ・マンデイ 1988年 監督:マイク・フィギス |
スティングはニューカッスルにある“Key Club”のオーナー役。ベースを弾いたりもします。
共演者は トミー・リー・ジョンズ、メラニー・グリフィス、ショーン・ビーン! 音楽も雰囲気も共演者もすべて◎。スティングはGeordie(イギリス北部の訛り)で話しているそうです、 私にはわかりませんケド。 【得点】10000点 【蛇足】行った時に探しましたが、ニューカッスルに“Key Club”は存在しませんでした。 |
The Adventures Of Baron Munchausen バロン 1989年 監督:テリー・ギリアム |
スティングカメオ出演。 【得点】20点 (スティングに) |
Resident Alien 1990年 監督:Jonathan Nossiter |
NYで、最初にゲイである事を公表した英国人、クィンティン・クリスプのドキュメンタリー映画。 Englishman In NY のモデルといわてれおります。 スティングは途中数分インタビューに答えております、バックにかかるのはもちろん Englishman In NY。 TV版もあるようですが、そちらにスティングが出ているかどうかはわかりません。 |
IL Postino (The Postman) イル・ポスティーノ 1994年 監督:マイケル・ラドフォード |
映画に出演している訳ではありませんが。サントラで詩の朗読をしています。 チリの詩人パブロ・ネルーダが共産主義者ゆえに国外追放になりイタリアに亡命。映画はイタリアの小島での 彼の生活と、彼に郵便を配達する郵便配達人(IL Postino)の友情を描いております。 サントラには、スティングの他 Glenn Close,Willem Dafoe,Ralph Fiennes,Andy Garcia,Ethan Hawke, etc...と 豪華俳優陣がズラリ。スティングの高い声は詩の朗読には向かないような気がしますが。(そういえば、Brimstone のサントラでも読んでましたね。) サントラは何種類か発売されており、音楽のみもあるので買う時には良く見て下さい。ジャケットにちゃんと Sting と入っています。 |
The Grotesque グロテスク aka Gentlmen Don't Eat Poets aka Grave Indiscretion 1996年 監督:ジョン・ポール・デビットソン |
スティング&トゥルーディー夫婦初出演映画。夫は執事・妻はメイドの役。 執事と女主人(テレサ・ラッセル)との情事、メイドと主人(アラン・ベイツ)との情事、 執事と主人との情事、執事と客(スティーブ・マッキントッシュ)との情事・・・変な映画! その変さが裏目に出ていてちっとも面白くなかったです。 テーマ曲はスティングが歌っていますので、サントラだけは買って聴きましょうね。 【得点】共演者に 30点 【蛇足】妻はプロデューサーも勤めております。 |
Lock,Stock & Two Smoking Barrels ロック・ストック& トゥー・スモーキング・バレルズ 1998年 監督:ガイ・リッチー |
98年東京国際映画祭 監督賞受賞作品。イギリスでは98年のナンバーワン・ヒット作。
スティングは主人公の父親役でカメオ出演。 映画資金の無い監督にトゥルーディーがプロデューサーを買って出、その交換条件としてスティングを 出演させたらしい。スティング抜きにしても面白い映画。「トレイン・スポッティング」と「パルプ・フィクション」を 足したような作品。共演者達も魅力的です。スティング夫妻はこの映画でガイ・リッチーと知り合い、 ガイ・リッチーはお陰でマドンナと知り合い、スティング夫妻はマドンナの子供の名付け親だそうです。 【得点】素直に 100点 |
No Future: A Sex Pistols Film ノー・フューチャー 1999年 監督:ジュリアン・テンプル |
パンクバンドの元祖 Sex Pistols のドキュメンタリー映画。 メンバーが過去を語る時に流れる映像がバンドのライブ風景だったり、当時人気のあった 他のポップスターだったりで、BCR、ロッド・スチュワート、クラッシュなどなどさまざまな バンドが画面を流れていきます。その中でスティングだけは、かつてピストルズの映画に 出演した時の映像が流れました。セリフもあるので若い時の声に感動します。(このシーンは結局カットされたようで、この映画で 日の目を見た訳ですね。) ジョンもシドも今見てもすごく魅力的で、当時のファンの熱狂ぶりが良く分かります。でも 見ている内に映画「シド&ナンシー」とダブってくるのですよ(笑)。 【得点】80点(てきとー) 【蛇足】ジョンの現在のインタビューが逆光で顔が見えない所がまたよろしい。 |
George Michael: A Different Story ジョーシ・マイケル−素顔の告白- 2005年 監督:サザン・モリス |
全盛期を振り返ってのドキュメンタリー。アンドリューとか、
ボーイ・ジョージとか、バックシンガーとか色々な人が登場します。スティングは・・・
確かに出演者の中に名前が入っていますが、出演時間15秒位だと思います。
ま、80年代の映像を懐かしく見たので許す。
【得点】10点 |
The Queen クィーン 2006年 監督:スティーブン・フリアーズ |
ヘレン・ミレンが本物のクィーンに見えてくる映画。ブレア首相も話し方がそっくりで本物と勘違いしてしまいます。途中に入るダイアナ妃の映像だけは本物で、ヴェルサーチの葬儀の時にスティングがダイアナ妃の隣にいる映像が流れます。(反対側はエルトン・ジョン) |
Amazing Journey: The Story Of The Who ザ・フー アメージング・ジャーニー 2007年 監督:マーレイ・ラーナー |
The Who のドキュメンタリー映画でスティングは当時の思い出を語っています。
ギターが格好良かったとかなんとか言ってましたかね。休日の午後に劇場で見たので眠くて良く覚えて
いません。映画の公開が The Who の来日公演の後だったのが残念です。来日前にこの映画を見ていたら
きっと武道館に行っていた事でしょう。 【得点】60点 ビート・タウンゼントがロジャー・ダルトリーの事を「曲を作っているのは自分、彼はただのシンガーだ」 と言ったのがショックでした。 |
Bruno ブルーノ 2009年 監督:ラリー・チャールズ |
最低、最悪のお下劣映画。あの「ボラット」のサシャ・バロン・コーエンが
オーストリア人のゲイのリポーター役なのですが、とにかく下品すぎて笑えないギャグのオンパレード。
お金払って見ている自分が嫌になりました。 スティングはBonoと共に最後に奴と一緒にスタジオで Dove Of Peaceという曲を歌っています。(セレブに憧れる奴が最後にやっと大物と一緒にレコーディング出来たという設定らしい。) 【得点】−100点 コーエン氏、Queen のドキュメンターリー映画のフレディ・マーキュリー役に決まったらしい・・・ |
20 Feet From Stardom バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち 2013年 監督:モーガン・ネヴィル |
バックコーラスの女性達のドキュメンタリー。インタビューで大物ミュージシャンが続々と登場します。どうせスティングは数秒なのだろうと思って見たら、何度も出て来ました。Hounds Of Winter のリハーサルの様子が映っていて、リサ・フィッシャー が歌っている所でした。隣には ジョー・ローリーも。
リサ・フィッシャーはずっとクリス・ボッティと一緒にやっているので、クリスもインタビューに出て来ます。リサはずっとローリングストーンズのバックヴォーカルをやっていて昔の映像も出てきたのですが本当に格好イイです。 あと、ちょこっとですが、ジャニス・ペンダーヴィスも出て来ます。スティングのソロツアーの最初の頃のメンバーです。 大満足。 |