ルミエールさんの Fiction Plane リポート

2005年5月、アメリカ・レディングでFiction Plane&Stingのコンサート をご覧になったルミエールさんのライブ・リポートです。

BROKEN MUSIC TOURに真剣に興味を持ったのは、Fiction planeがサポートメンバーと して出るというNEWSを知った時でした。
2003年2月13日の渋谷クラブクアトロ以来、オフィシャルHPの更新も少なく、新曲の 発表も遅れがちで次はいつ彼らに会えるのだろう?と悶々をしていた矢先の事です。

stingだけでなく、fiction planeの演奏も聞けるラファさんに羨ましいぞメールを送っ た所、ひょんな事から、READING公演をご一緒させて頂く事になりました。
READINGは、NYポートオーソリティ バスターミナルからバスで3時間行った田舎町で す。会場となったSOVEREIGN CENTERは、普段は地元のアイスホッケーチームの会場と して使用されているらしく、予想よりもかなり広い会場でした。


会場前では、地元紙(Sting特集掲載)を無料で配る子供達がいたり、電光掲示板 にstingの名前が5分おきに表示されていて、初の海外公演にドキドキしっぱなしです。


早めに場内に入り、グッズ売り場でBroken Music tour Tシャツと($75、高いだけあってリバーシブル?です。) 、チープなピンバッ チ、FPのCDを購入。ラファさんにPIZZAを食べ終わるのを待ってもらい、アリーナ席 に行こうとした所、スタンド席からアリーナに降りる場所が限定されているらしく、 なかなかアリーナ席にたどりつけません。

やっと下に降りたと同時に場内の照明がおち、Fiction planeが登場してしまいまし た。
本来、私達の席はステージに向かって前から3、40列目の「右端」のはずだったので すが、最初に席を案内してくれたおじいちゃんが間違えて「同列中央」の席を案内し てくれたため、Fiction planeは中央席で楽しむ事ができました。(FP終了後に移動 することに)


久しぶりのFiction Planeの姿に、嬉しい気持ちを通りすぎて呆然としてしまい、セッ トリストを記憶する事すら忘れてしまいました。

JoeはTシャツの上に濃い色のシャツ、穴の空いたジーパン(わざとでは無く自然に穴 が開いた感じ/ラファさん談)をきちっとした感じで着ていました。
Seton(ギター)はニットっぽい帽子をかぶり、Dan(ベース)は日本公演時より太っ ていたため、一瞬ジョー以外はメンバーが変わってしまったのでは?何かあったのか しら?と思い、ドキっとしました。
ドラムのピートは良く見えませんでした。

おそらく以下の曲を演奏していたと思います。(順不同)
Listen to my baby
Everything will never be OK
Cigarette
Hate
Soldier machismo
I wish I would die
(Fallow 演奏したようなしていないような)
Real Real
Everybody Lies

American Standard(新曲)
Patience(新曲)

新曲は前作のアルバムの中から4曲演奏した後に、タイトルの説明と共に演奏を初め ました。
ジョーのドラムの上からのジャンプ、またやってました。
しかも凄ーく嬉しそうにジャーンプ!
ギター持ったままジャンプもしていました。身長がある上に、膝を折り曲げてジャン プするので、普通の人より、凄く高く跳ねているように見えます。
(ちなみにこのジャンプ実際にやると結構楽しいので、みなさんも一度お試しあれ。 笑)

サポートメンバーという事もあり演奏時間は凄く短かったです。
さらに出だしから数曲までは息があってない感じがして、もうバラバラって感じで、 どうしたのでしょう?喉の調子も、そんなに良い方だったとは思えません。
時折、笑いながらジョーとダンがアイコンタクトをとっている動きが見られたので、 けんか中とか、バンドが上手くいっていないとか、そういう事では無いと思うのです が……。

また、観客はFiction Planeにはまったく関心が無いのか、終始座ったままでした。 ジョーの登場とともに立ち上がりたかったのですが、初めての海外公演&1年3ヶ月ぶ りのメンバーの姿に見とれてしまった上、変に緊張してしまい、立ち上がる事ができ ませんでした。(悔しい)

途中、JoeとDanに見とれていると隣のおじさんに、「このバンド有名?なんていうの? 」と話しかけられ、私のFPTシャツが目に入らぬかー!と見せつけたかったのですが、 そこまでの語学力が無いため、有名だし、バンド名はFiction Planeだよと返事する のが精いっぱい。
向こうの人はFiction planeに限らず、stingのライブ中も、なぜか良いとこで話かけ てきます。今いいとこなのに!と少し腹がたちましたが、その他の関心を持ってくれ ない人達よりはましかもしれません。

ライブ終了後、私達が席を間違えていた事がわかり、正しい席に移動した後、FPTシャ ツに気付いたおじさんが、今の演奏見れた?と聞いてきました。
今思えば、ちゃんと見れたのかと心配してくれたのかしら?

この後のSTINGのライブは、本当に最高でした。
夢にまで見た、あの曲達が生で、しかも海外で聞けるなんての連続で、終始目が潤みっ ぱなしでした。
この他のSTINGの詳しい話はラファさんにおまかせします。

すべての公演終了後、グッズ売り場では、開演前や、演奏中はあまり関心をしめさな かった人達がFPのアルバムとシングルCDを次々と買っていきます。
私のTシャツを見ながら、Tシャツは売ってないのと聞く人もいたり、凄く嬉しかった です。
そしてこの後Shigeyoさんに国際電話をしました。
突然電話をした方が面白いかなと思い、黙っていてごめんなさい!
我慢するのも大変だったんですよ。(苦笑)

今回はラファさんに声をかけて頂いて本当に良かった!
1人じゃ絶対会場までたどりつけませんでした。
ライブチケット、バスチケット、ホテルの手配まですべておまかせしてしまいました。
またNYでも一緒に遊んで頂き感謝です!

ルミエール