まどじゅのれれれ~シンガポール日記港日記

2012月12月 シンガポールで Sting のコンサート をご覧になったまどじゅさんのリポートです。

2012年12月

Back To Bass Tourまどじゅの海外遠征第2弾!1週間前の香港公演の興奮冷めやらぬうちに、今度はシンガポール公演にのぞむべく再び成田を後にしたまどじゅなのでした。
シンガポールの街に滞在するのは今回4回目。来るたびに大きくきれいになっている。 今回はファンクラブのお友達なく一人で鑑賞。シンガポールでは長年東京で一緒に働いてたK君家族のおうちに泊まらせていただきまーす。
シンガポール到着は深夜だったので、空港の簡易ホテルで仮眠してから朝K君のおうちへ向かう。素敵な高級アパートメントでK君のおくちゃまのEちゃんがお出迎え。今回は香港とちがいすこし長めに滞在し、南国の滞在を楽しみます。
昼間はアパートのお庭にあるプールでうちあげられたクジラのように寝てすごす。
夜はいよいよコンサートです。

Eちゃんと双子の美人姉妹が、Singapore Indoor Stadiumまで車で送ってくれました。またまたポチポチ雨が降ってます。運悪く道が混んでて到着するのが遅くなり、みんなで一緒にご飯も食べれず私は中に入る羽目になり。サンドイッチとビールを買ってほろよい気分で自分の席に着く。今回の席はセンターよりもちょっと右側の最前列。マイクもStingの顔をかくさず、写真をとるには最適な角度です。もうかなりの人が入ってる。香港と一緒でアジア系の人より西洋系の人の方が多し。周りを見渡せど知ってる人がいない。考えてみれば知っている人がいない一人で見るコンサートははじめて。今までどこの国に行ってもファン友達がいたし、日本公演ならばそこらじゅうにお友達がいるのに。ちょっと心ぼそくなってしまいましたが、はたしてまどじゅは声をだせるのか、立てるのか。がんばれまどじゅ。ステージには長年の知ってる人がいつものようにいるじゃないか。
私の隣にはインド系のちいさな男の子とシンガポール系の男の子の二人組。自分たちの席が信じられないらしく、後ろや横の席を見渡して知り合いを探しては手をふってアピールしてる。さてとこの子たちはのりがよさそうだぞ。はたしてスタンディングまどじゅの頼もしい助っ人になるだろうか。

またショーがはじまる。1週間後にまたこの気持ちを味わえることができるなんて!!やはりとなりの踊るマハラジャ・ムトゥ君はすぐに立った。まどじゅももちろん立つ。あ、あれ、でもやっぱりあまりみんな立たないわ。でも助っ人のいる今日のまどじゅはたちつづける。ムトゥ君は激しくジャンプして踊っている。でもStingをみるより後方や横の客席の方をもっと見てる。途中で右隣のすわっている女性から、見えないから座ってと文句をいわれました。お前が立て! と言えず、すごすご座っちゃう臆病なまどじゅ。
衣装も同じ、セットリストもStingのお話もほとんど同じだけど、“外は雨が降ってるね。みんなも知ってるとおり、僕の生まれ故郷はとても雨が多い。つかの間の懐かしさをおぼえたよ。”香港の時よりもっとStingは上機嫌で声もよくとおっていました。まどじゅも一緒に大声で歌う。ムトゥ君ははげしく踊りながら後ろと横を見続ける。
今日はMessage In A Bottleからみんな立ち上がった。やったね。香港よりのりがいいね。

興奮冷めやらぬまま、ショーは終盤をむかえます。Roxanneも終わり、れれれのDesert Rose の時間がやってまいりました。今回は蛇を食べてないから、くねくねちゃんとできるか心配だったけど、ムトゥ君に負けないようにがんばらなくちゃ。大和撫子の意地をみせてやる!!どっちがStingのお目にとまるか競争だ!
途中のイントロになって、Stingがステージを右往左往しながらみんなと踊るときがやってきた。いつものようにへっへっへっへっと気合を入れながら私たちの前へ移動するSting。みんな激しく踊ってる。と、Stingは、赤くて袖が振袖のように長いまどじゅのお召し物が気に入られたご様子。両手をあげくねくねしてるまどじゅの前で、まどじゅにあわせておどってくれる、やった!ますます腰をひねり髪を振り乱し激しく踊るまどじゅ。ムトゥくんの顔面に私の長い髪の毛のシャワーをお見舞いした後、振袖で彼の顔を覆いかくし、ライバル撃沈! 7秒間くらいだったかな、Stingはかなり長いこと一緒におどってくれ、最後に最高の笑顔いただきました!きゃーごちそうさま!! 女の子でよかったわ~~~。

Stingは優雅なみのこなしでKing Of Pain, Every Breath You Takeを演り、Next To Youで再びオーディエンスを波の様に動かし、Fragileで感動をあたえ、ステージを去っていきました。

まだ手足がふるえるまま、スタジアム駅から地下鉄にのり、帰路につく。もう夜も更けてるけど、いつもならお友達とショーの後にどこかに立ち寄って、ライブを振り返りながら楽しい時をすごせるのに、今日はそんなお友達もいない。K君ちまでいく電車はないので途中からタクシー乗らなきゃいけないし、おなかもすいてるし、どうせなら素敵なホテルのバーで軽食とおいしいお酒をのんでから帰るかと、Stadiumから3つか4つ目の駅にある、天空のプールで有吊なマリーナベイホテルにたち寄ることにしました。バーテンダーが“ご注文は?”、“おすすめのオリジナルのカクテルだして”、とまどじゅ。でてきたのは、“これ、僕のオリジナル、セックスインザシンガポール”、あほか、まあいいや。まどじゅの赤いお洋朊にもあってるし。でてきたやきそばは、ことのほか極上のおいしさ。一気に食べてしまいました。カクテルもおかわり。一人でれれれを思いだしながらにやにやしたまどじゅはさぞ上気味に見えたでしょう。頼んでいない三杯目がきたかと思ったら、“これはあちらのお客様からです。”とバーテンダーがうながす方向をみると、Stingとは似ても似つかない白人の中年のおじさんが手を振っている。まあ、まどじゅも中年だけど。目で大人のお礼を返すと、となりに座ってきました。私のお洋朊が気に入られたご様子。なんとこの朊はおやじキラーだったのか!!もちろん良い子のまどじゅは2杯おごってもらってから、お友達の家にまっすぐ帰りました。女性のみなさん、旅行中の真夜中の一人遊びは危険ですからつつしみましょう。

残りのシンガポールでの滞在は、K君家族と動物園のナイトサファリに行ったり、ユニバーサルスタジオへ行ったり、双子と江南スタイルを踊りまくり、ニッキーミナージュのスターシップとカーリーレイのコールミーメイビーを歌いまくり、プールでトンネル役をしたり、夜景をみたり、ショッピングしたり、とても楽しい時をすごすことができました。

どうとうこのツアーで日本に来なかったStingですが、また別のツアーで来てくれることを祈りましょう。