まどじゅの底抜け脱線バンクーバー日記

2007年5月、カナダのバンクーバーでポリスのコンサート をご覧になったまどじゅさんの底抜け脱線リポートです。
****5月24日木曜日

成田からポートランド経由でバンクーバーへ。ウン10年前カナダに住んでたことと、学生時代のお友達と20年来のペンパルがいることもあり、バンクーバーは今回で4回目の訪問、でも前に訪れたのはちょうど10年前で、いろいろ変わってるんだろうか・・・ 空港にYちゃんとZちゃんがお迎えに来てくれた。学生時代から私に無理やりMotherを聞かされて育ったYちゃんは、会うなりいきなり「毎日ラジオで一日中ポリスの歌が流れて頭がもうポリス一色だよ〜〜〜」だって。彼女とはPlaza Clubという小さなライブハウスで26日に行われるFiction Planeと、27日のファンクラブショーに一緒に行くことになっている。

一週間の滞在のうち、FPとPoliceで計4回のライブに行かなくちゃならないのに、この日の夜は50ドルも払って、バンクーバーからSky Trainで30分ほどのところにあるDeer Lakeという場所で行われる、Arcade Fireという聞いたこともない名前のバンドの野外コンサートに連れて行かされる。というのも、Yちゃんのだんなさんから「絶対スティングも来ているはず」という無理やりなガセネタをつかまされたため。ライブは盛況で、マリファナでへろへろのカナダ人たち(こちらは法律があまいんです、合法だったけかな?)は恥も外聞もなく思い思いの動きで踊っている。しらふだったけどまどじゅも音に会わせて、面白半分にトランス状態のふりしてちょっと踊ってみたら、結構楽しい!ちょっとBroken Musicの冒頭のジャングルのシーンを思い出してしまった。 もちろんスティングなんてどこにもいない!!


****5月25日金曜日
全くポリスともスティングとも関係のない日


****5月26日土曜日

この日の夜はDownTownのPlaza ClubでFiction Planeのライブ。Yちゃんは仕事でライブの終わりごろにならないと来られないので、ひとりでホテルから歩いて10ブロックほど先の会場に向かう。開場時間きっかり7時についたけど、門には鎖がかかり10人くらいが並んでいる。まだ中には入れてもらえないそう。あげくの果て前に並んでた人たちは一杯飲みに去ってしまい、私が一番前になっちゃった!!私の後ろにはぽつぽつとファンがあつまってるが、きっと全員が全員Policeファンだろう、だって私より若そうな人いなかったもん。明日とあさってのFan Get Together Meetingで、多くのSting Fan Clubの人たちと会う予定だけど、いったいだれがだれなのかな、想像するだけでわくわくしちゃう!

7時半ごろやっと中に入れてもらえる。私一番!!入っていきなりジントニックを頼んで一気飲みする!とそこにTextメッセージが入り、前に武道館であった、LAから来てるS君が“今どこにいるの?“”もう中に入って座ってるよ“って久しぶりの再会!彼はシアトルの出張のついでにバンクーバーのShowを見に来たのだ。合理的!!ファンのおじさんおばさんたちもいっぱい増えてきて、あちこちで久しぶりの再開のハグハグをしている。そして前座登場。地元のバンドらしいが、名前忘れてしまいました。申し訳ございません。。。でも結構うまいぞ。歌もいい感じだ。私もスツールに座りながらほろ酔いいい気分。

前座が終わりに近づき、ふと舞台上にある小窓にサファリ帽子をかぶったかわいい男の子が、歌にあわせて首をふってる。あ、Joe君だJoe君だ。髪の毛が長くなってとってもかわいいぞ。 トイレが2階にあるので2階に上がっていくと、トイレ横に“VIP Only”と張り紙がしてあるドアがある。だれだよVIPって・・・もしや・・・と思いつ用を足すおつなまどじゅ。私達はどこら辺で見ようかということになり、シャイなまどじゅは一人なら絶対一番前なんかで見ないけど、S君と一緒に人をかき分けて、舞台右端にへばりついた。前座が終わりすぐにBandのメンバー登場、といってもShowが始まるのじゃなく、彼らは自分達で舞台装置の入れ替え、スピーカー、アンプの調整や楽器の調律をやるのだ。私達は一生懸命働いてるJoe君の目の前で、「ねえねえ彼ってウッディ・ハレルソンに似てるよね」「ああ似てる似てる」とがやがや会話してました。みんなおもむろにアップの写真をとっている。私はカメラを忘れた!ちぇっ!

うしろを振り向くと何人かの人たちが上を見てる。2階はバルコニーのようになっていて、私もふと上をみると懐かしいシルエットが・・・・あ、パパ!!FPのライブになるとなぜかパパ呼ばわりしてしまう。2007年の初Sting!!びっくりしたがそれよりびっくりするのがファンのこの落ち着きよう。ここにいる人たちはみんな世界からPoliceを見に来た、多分ロンドンやNYでもしょっちゅう見てるんであろう、超コアなファンばかりなんだろう。またはみんな裏ネタで知っていたのか?みんな落ち着いてる。これが日本だったら大騒ぎなのにね。みんな一目上観て“あ、来た来た”“Come Down, Daddy!!”と笑いながら言ってまたすぐ自分達の会話に戻ってしまう。私なんかええええ、これじゃJoeくんに背中向けてライブの間中ずっと後ろ見てようかなと、一瞬失礼なこと考えてしまったのに!だめだめ今日の主役はFPなんだから集中しなくちゃと思いつつ、後頭部にも眼がついてたらいいのにな〜とおもふ。

そしてShowが始まる。私達の目の前の舞台の上、Joe君の足元にセットリストがおいてあるけど、なんだか知らない曲ばっかりだ。実はまだ新しいアルバム、“Left Side Of Brain”をこの時点で聞いていないのです。とほほ。最後に”Cigarette”と書いてある、あ、これだけ知ってる知ってる!!音は前のアルバムより大人っぽい感じ。歌詞はよくわきゃらなかったが、もうちょっと哀愁のあるハードロックってゆうのかな。ずーっとヘッドバンギングしてるハードロック少女のまどじゅ。それでも10分に一度くらいの割合で後ろ上をみなくちゃすまないまどじゅ。あ、パパもバルコニーにのりだしてノッテるノッテる!あ、あー後ろ行っちゃった、あーまた戻ってるってかんじ。と下に眼を移すと、StingのストーカーファンAndyさんがいる。S君と私で手をふったら向こうも気づいた。

Joe君が「みんなこの歌知ってるでしょう?」っと言ってかかったのはあれ?“Bed’s Too Big”っぽくね?と思ったんだけど、”TwoSisters”っていう歌らしい。シングルカットか?これもよい歌じゃ。あっぱれ。音とかのことはまどじゅ素人だからよくわかんなあい。ちなみにJoeくんの服装は(Seton君とPete君のファンの方達ごめんなさい、ほとんどJoe君しか見ていませんでした。)左ひざに大きく穴があいたジーンズ、薄いグレーのタンクトップに緑のシャツ。それに小さな女の子がするような、おもちゃっぽい色とりどりのビーズの数珠つなぎのネックレスをしていた。かわいすぎる!ちょっと意味ありげ。後半にはYちゃんもカメラを持って現われてくれ感謝感激!度アップの写真とってました。そ、そんなにアップでとらなくても・・・最後は台の上にのかってる、アンプだかの上に乗っかって、おいおいあぶないよぉ、と無事にジャンプフィニッシュ。「ポリスのコンサートで会おうね!」って言って舞台を降りていった。

Cigaretteで大いに盛り上がり、無事終了。S君と私でAndyさんにごあいさつ。「ShigeyoがAndyもバンクーバー行くのかなって言ってたよ」「彼女は来てるの?」「ううん、仕事で今回は来れないんだけど、このあとのシアトルに来るよ」って感じ。上を見上げるとちょうどパパたちご一行が去っていくところ。バイバイ パパ、また明日ね〜〜〜。するとYちゃんがほらほら、バンドメンバーが後ろに来てるよ!っとカメラを持ってかけていく。彼らの周りには人だかり、みんな一緒に写真をとってもらってる。その横にはアルバムとTシャツが売ってる。まあ今買わなくてもいいかな〜と思ったんだけど、なんとアルバム10ドル、Tシャツ10ドル!!安い!!思わず新作アルバムと、アルバムジャケにのってる赤いTwoSisters(?)がプリントされてる、ちびT(ちびTじゃないんだろうけど、私が着るとちびT)を買った。ちなみにこのTシャツはポリスのShowの時はGMプレイスで40ドルで売ってた!!)シャイなまどじゅは一人だったらとても写真とってなんて頼めないけど(大阪での、だれも撮ってくれなかった苦い経験から)、Yちゃんは大胆にも近くにいたやさしそうなファンの人に頼んでくれた。Joe君とYちゃんと3人でショット!きゃー私の肩にJoeくんの手が〜〜〜!おもわずなめようと思ったところをぐっとこらえて、Joeくんに「日本には今度いつ来てくれるの?」と聞くと日本語で「ハイッニガツゥ」と元気に答えてくれました。きゃ〜〜〜じょうず〜!!!ついでに「このネックレスすっごくかわいいっ」っていうと「僕の3歳の姪がくれたんだ」だって。どの姪かなあKatie? 娘いるの?私の聞き間違いかも・・・だれか正してください。
さあ、明日も長い一日だ。がんばるぞ!!



****5月27日日曜日

今日のファンクラブショーのチケットは、コンサート会場となるGMプレイスの窓口で、12時以降に引き取らなければならないことになっている。ファンクラブ掲示板で2、3日前にアナウンスされた情報によると、早い者勝ちで200人だけが、ファンクラブ運営のPre-Showパーティーに招待されることになっている。今日は2時から、最初のFan Get Together ブランチがあるので、まあこれには無理だろーなと最初からあきらめている。よい子の私は午前中行くところがあったので、チケットは1時半ごろまでとりに行けなかった。行くと、チケット引き取り場には30人くらいならんでいる。横にはカメラマンとインタビュアーが、ぬきうちでファンにインタビューしていた。予約したときのクレジットカードとID代わりのパスポートを手にもち、窓口に差し出す。「今日はチケットの他にこれをつけてなくちゃ会場に入れないんだよ」と、窓口の華奢な男の子が私のたくましい手首に黄色いリストバンドを巻いてくれる。思わず上腕筋肉に力をいれ、こぶしを出そうとする、おいおいなんでや??YちゃんとNaoさんのチケットとリストバンドを大事にしまって、去ろうとすると、角の反対側にもっと長い列が!!聞くとこれがあの限定200人のファンクラブパーティだそうだ。げ〜〜〜今から4時からのパーティーにならぶのか〜い?日射病になっちゃうよ〜〜〜と横目で見つつ(あとからの情報だと、ちょっと並んでれば紫色のリストバンドを巻いてくれて、4時に戻ってくればいいとのこと。よかったね!)、いざYale Townへ。ここはバンクーバーのSOHOみたいなところで、昔倉庫として使っていたビルにおしゃれなブティックやレストランが連なっている、今もっともNowな(いつの時代のことばじゃ?)ところ。トロントから来てるMs.P(aka Iburn4U)がオーガナイズしてくれてる。この女性はまた、Naoさんの30日分のチケットを売ってくださった方。ここで受け取ることになっている。約束のGlowbalというレストランに着いたときにはもう2時半をまわってしまった。係りの女性から「ご予約は?」と聞かれ、「ロクサーヌです」と応える。「こちらへどうぞ」って感じ。テーブルにはすでに20人以上の人がすわってる。「ハーイみんな,shigで〜す」とFanclub上のコードネームを告げる。Iburn4Uさんをはじめ方々からあつまったコアなファンが大集合!!コアじゃないのでちょっと気がひけてしまう、まどじゅなのであった。

Iburn4uさんからNaoさんのチケットをもらい、28日私のあまったチケットを買ったMpgirlさんにチケットを渡す。もうチケットがたくさんあるから大変!間違えないようにしなくちゃ!(ちなみに私はダフ屋ではありません)レストランが特別私達のために、通常のブランチメニューに特別メニューを加えたものをプリントしたメニューリストをくれる。特別メニューのその名も”ロクサーヌオムレツ”。私は本日2度目のランチだったのでサラダを頼んだけど、これにはなんでも赤いアクセントがあるんだそうな。


方々で「あーあなたが$&#@だったのぉ」っていう会話がとびかってる。KeyClubのオフ会を思い出しますぜ、うっと涙ぐむ(???)Jhoppさんは参加者全員に手作りのSynchronicityカラーのバッジをくれた。一人一人、ファンクラブ上のコードネームと本名が入ってる。一生の宝物にします!!ブランチに来たみんなへのお土産に、六本木シネマにあったPolice Inside Outのチラシを配ったの。コレクターも多いから、ほとんどの人はとても喜んでくれたんだけど、3,4枚は食事の下敷きになって置き去りになっていた・・・ 食事が終わるとほとんどの人がそのままCeili’sというパブに移動。そこではポリスファンクラブサイトのScottie2Hottieさんが企画した、Drink Gatheringが行われている。到着するともう100人以上いるいるいる!!
NancyRoseさんから赤いグロースティックを渡される。「これをロクサーヌの時に光らせて上に高くかかげるのよぉ」りょーかーい!!
「日本のファンサイトにのせてい〜い?」と承諾を得て写真をぱちぱち。中にはキルトをはいている男性二人組も!!もちろん撮らせていただきましたぜ。スカートの中も取ろうと思ったけど、日本のファン代表としてここはみっともないまねはできないぞ、とじっと我慢のまどじゅであった。そのかわりScottieさんからもらったはまきを吸い、ほろよい加減になったところで、あっちの方にしぐさが日本人の東洋人の方たち発見!!お二人のお上品なご婦人と、それより若めの男性一人。酔いが手伝って積極的になった私は「ジャパニーズ?ジャパニーズ?」と指をさしながら近づいていった。男性の方はボストン在住の方。ご婦人達は東京からだけど、なんとうちから数キロもはなれてないところにすんでいらっしゃる!!ご婦人方はFPのライブでも見かけたんだ。みんな来てるんだねぇ。

さあ、宴もたけなわとなったところでもう6時半。徒歩でGMプレイスへ。待ち合わせ場所にNaoさんがもう来てる。約束の3日分のチケットを渡し、腕に黄色いリストバンドをつけてあげて、席がちがうのでそのままバイバイ(あとでご飯たべる約束した)開場へ入ってまずパンフとTシャツを買う。バンクーバー限定物、しかも今日のドレスリハーサル限定物は見逃せない!40ドルで高いけど、もう明日はないつもりで買いまくる。Tシャツによって大きさがちがうので、こっちはMでこっちはSと指図するから大変!! 今日はYちゃんと私は11列目の右側。どうか背の高い人が前に来ませんようにと願うばかり。最前列にはS君もいる。アンディさんもいる!さすが!!!そこここに今日あったファンの人たちがいる。私達のとなりにもブランチで一緒だったJohnnyjumpstartさんが!みんなにごあいさつし、ふと左前方をみると、ローレンス・フィッシュバーンさんがいる!その向こうにもサインや写真に応じてる人が。あの人だあれ?と近くにいる人に聞くと、パールジャムのエディ・ヴェダーさんという人だそう。開演近くなるとおばあさんとココちゃんたちご一行が、セキュリティーをおともに入ってくる。

一旦席に行ったものの、お昼にサラダしか食べなかった私はどうしてもおなかがすいてしまい、また上にもどって7ドルもするちいさなホットドックを買ってくる。席に戻った途端照明がおち、Message In TheBottleがはじまる!きゃ〜〜〜〜〜世紀の瞬間!待ちに待った瞬間!なのに私はホットドックをほおばっている!!何してるんじゃい??!?!でもおなかが空きすぎて・・・
Naoさんが先に詳しいレポートをかいてくださったので、ショーの詳細は書きませんが、アットホームな雰囲気がよかったですね。みんな最初から大合唱!スティングのコンサートでは聞くことができなかった往年の名曲がつぎつぎと!でもほとんどの曲がアレンジされていて、伴奏だけで何の歌か判断するのがむずかしいものも。それとおやおや?、とリズムがあやしいものもあったし、アンディがまちがえてやりなおしの曲も。いいのいいの。ドレスリハーサルなんだから。一つちょっと不満なのは高校教師。オリジナルと86年版のちょうど間の歌いっぷり。オリジナルでやって欲しかったなー。 アンコール前の最後はロクサーヌ。いざ赤いグロースティックを振り回す。舞台もまっかっか!みんなの大合唱が大きすぎてスティングの声が負けそう!!でもそんなことない。力強いうたいっぷり!!


実はショーが始まって20分ほどしてから、なんと最前列のど真ん中(ステュのまん前)で見ることができたのです。どーしてそうなったかはここではお話しませんが、天使がいたことは事実。
スティングは自分勝手に歌ってる。アンディをみて“Low,Low”と指図していた。やっぱ歌によっては声が間に合わないのね・・・お腰のふりふりもソロのときより大きいぞ。スティングは曲の中で”welcome to the Stewart Copeland show“と歌詞をかえて笑わせてました。ステュは全身でスティングをみつめて、時に爆走しちゃう自分を抑え一生懸命スティングのスピードに合わせてるって感じがいとおしい。六本木ヒルズで見たときはで初老の数学博士というイメージがあったんだけど、スポーティなかっこうでドラムをクロスして操る彼は本当にみててほれぼれするほどかっこいい!若いときとおんなじ!間違えたときの顔もかっこいい!最後の方では「ステュアート、とばしていいよ」って言われ、水を得た魚の様にものすごい速さになってた。本当にステュはうれしくてうれしくてしょうがないという感じですね。アンディも指先の動きだけは思わず職人という言葉を連想します。それにしても・・・・ちっちゃいぞ!(失礼!)
終わってからYちゃんは、「この世紀のコンサートの冒頭に、ホットドックほおばってるファンなんて信じられなーい。途中でいなくなって帰ってこなくなっちゃうシー!」ってホットドック食ってるところ隠し撮りしてるし!


会場をでる途中パーティーであったIburn4Uさん とLizMontanaさんが何かインタビューをうけてる模様。いきなり私を指差して、「あ、彼女にもインタビューしてみなよ、日本からわざわざ来たんだよ!」「え、日本から?このコンサートのためだけに???」と、「僕はブルームバーグの記者です。いくつか質問させてください」と紙とペンをもって私に挑む。

「名前は」shig xxxxxx
「年齢は」えー言うのかよ? Xx
「今日のコンサートはどう思った?」彼らは今日ここで歴史をつくったね。
「本当にこのコンサートのためだけにわざわざ日本から来たの?」イエス NYとロンドンとバーミンガムにも行くよ。
「え〜〜〜 そんなに?すごいね!仕事は何してるの?」13年間xxxxして働いてたけど今回のツアーに行くためにやめちゃった
「え〜〜〜まじで?!??そんなに価値あるの」うん、もちろん!
とこんな感じ。これちゃんとこのとおり記事になってた!すごい!!おばかまるだしのまどじゅです!!おもしろいから友達みんなに送っちゃった!


****5月28日月曜日

今日も2時からMalones Bar & Grillという場所でのファンランチ。こちらは昨日より規模は小さいものの、また秀逸な人たちが集まっている。こちらはテキサスからのMs. K(aka Blueturtles)がオーガナイズ。昨日いた人たち、いなかった人たち、集まっている。またもや本日2度目のランチの私はサラダを注文した。
このあとみんなはGMプレイスのそばにある、Media Clubというバーで飲みながら時間をつぶす。そこはファンクラブにも宣伝されてたけど、ポリスのショーの間は連日、ポリスの音楽を流し、ポリスカラオケコンテストなども催されている。私はちょっとつかれていたしお風呂に入りたかったので、一旦ホテルにもどった。 7時ごろ会場入り。今日は私一人だけど、知った顔がそこここに。アンディさんは今日は10列目くらいの通路際にお友達とすわっていた。お友達を紹介されたんだけど、この方アクセントが強くてほとんど何言ってるのかわからなかった。でも愛嬌のあるおじさんだ。Naoさんとお母様はどこかしら?

私の今日の席は9列目の一番左端。ダーモット・マルロニィ似のセキュリティーの兄ちゃんに、すわった途端「ここの席は通路に一歩でもでたらいけないので、必ず自分の椅子の前で観るように。はみ出たら退場してもらいます」と釘をさされ、え〜隣の人が押してきたらどーすんだよーと思いつつ、はあいとかわいく返事しておいた。あとからわかったのだが、ここはVIPゲートの入り口で、セキュリティーの数が多い。ちょっと写真も取れない雰囲気だ。となりのレイ・リオッタ似の兄ちゃんも「ハロー僕の名前はxx、君は?君一人?え、日本から来たの?すごいねー。昨日も見た?サイコーだよね〜ポリス」と、気軽に話しかけてくる。私の前のカップルは始まる前から何回も何回もキスしてる。

と7時半きっかりにFP登場!でもみんな席についてないし、そこここで立ち話してる。それでもJoe君は気にせず一生懸命パフォーマンス。カップルはまだキス中。昨日より大きなパフォーマンス。大きな舞台の上を元気に駆け巡ってる。

無事終わり、やっぱりおなかが空いてしまった私は7ドルのピザを買いに上へ。まずい。

ポリスが始まる直前に、VIPゲートからどやどや人がでてきた。まあお人形さんみたいな素敵な女性が私の横をすっと抜ける。あ、ペネロペ・クルーズだ。顔が私の半分くらいの大きさしかない。そのあとあ、岸田今日子さん、と思ったらおばあさんだった。そのあとココちゃん、おじさん、おじさん、きれいなおばさん、おじさん、多分有名な人なのかなあ??と続く。ココちゃんは私より背が高かった。前のカップルは関係なさそうにキスしてる。彼らが中央の通路に到達すると、開場からは大歓声と拍手。ちょうどアンディさんたちの、通路を隔てた反対あたりに陣取った。

そして場内が暗くなり、本日の主役登場。前のカップルはやっと唇を離して踊りだす。私も歌って踊りだす。今日のパフォーマンスは素人のまどじゅでもわかるくらい、昨日に比べて質が高い。スティングの声もよくでてるし、Walking In Your Footstepの時の笛も最初からきれいにでてる。しゃべってることは昨日と同じ。と真横をJoeくんが通る。と、ココちゃんが通る、またJoeくんが通る。パパの演奏をずっと見ているのは退屈か?左横が気になって舞台に集中できないまどじゅ。カップルはまたキス。ホテルにでも行けっ!!そんなこんなで本日も無事終了。あーおなか空いた!!



****5月29日火曜日 
全くポリスともスティングとも関係のない日


****5月30日水曜日

いよいよ今日が最終日。明日はバンクーバーともお友達ともお別れ。今日の時点で帰っているファンもたくさんいる。
今日の私の席は21列目。今日は舞台全体と、今まで見えなかった頭上の巨大スクリーンで見ようと決める。
FP終了後、最前列のIburn4uさんとBedillaさんにもごあいさつ。アンディさんもお友達もいる。Naoさんを一生懸命さがしたのだけど、セクション全員の顔みたけどいない。あんまり私が階段途中で探してるから、「何探してるの?」と気かれ、「日本人の女の子。」「ああ、それならすぐにわかりそうだよねぇ。」って一緒になって探してくれる人たちもいた。みんな親切だなあ。でもNaoさん、FPにならんでたそうで、よかったよかった。

席に戻ると私の席にかわいい女の子達が二人。私より背の低い女の子で、自分の前の人達が背が高くて見えないのでずれてたそう。「あなた一人でショー見てるの?」「そうよ、でも後ろのうるさいおじさんは昨日知り合ったの」「どこから来たの?」「日本から」「え〜〜〜〜」ポリスなんか生まれる前じゃなーいって感じの年齢だけど、歌はみんな知ってて大好きなんだそうな。なんでも、もともと自分達の席は3階後方だったのだけど、女の人が急にここの席を2枚くれたんだって。他の人たちにもみんな配ってたって。ファンクラブの掲示板にも載ってたけど、ダフ屋が買い占めたファンクラブの席が思うように売れなくて、価格割れしたらしい。それでみんなにただであげたり、路上で最低20ドルくらいで売ってたんだって!

そんなこんなでショーが始まる。ちょっと今日も怪しいところがあったけど、全体からみる舞台はきれいだった。ファンランチにきていた、イギリスから一人できているおじさんと踊りまくる。この人はかわいそうなことに、27日のファンクラブショーを、フライトの遅れで見損ねてしまったんだそう。

それにしても昨日もひどかったけど今日もマリファナのにほひが強くてのどが痛い!!昨日のコンサートのあと警備員のおじさんつかまえて、「となりの人がマリファナ吸っててのどが痛かったんだけど、吸っててもいいんですか?」って聞いたら、「いやあ、周りの人から苦情がでれば消しなさいというけど、基本的にロックコンサートの時は吸わざるを得ないだろう。わしだって警備員じゃなく見に来てたらずっと吸ってたね、わっはっは!」となんともいい加減な返答が帰ってきたんだけど、らりっちゃったらどーするんだよ〜!!でも今日はちかくのあおい輝彦みたいな兄ちゃんが吸いまくってて、セキュリティーに消しなさいといわれてた。でもセキュリティーが去るとまた火をつけるという行為をくりかえしてたら4回目に退場させられてた。でもその人が退場するとまた他の人が火をつけるという感じで、全然にほひがなくならない。でもたばこは吸っちゃいけないのだ。納得できない!

今日は帰り際に、フロア後方中央にあるセットさんたちの横を通った。「すみません、セットリストありますか」って聞いたら、片づけしながら無言でくれた。ラッキー!!


気になったのは、スティングは三日間まったく同じいでだちだけど、まったく同じシャツを全部のショーで着ていたのかな?穴あきTシャツの穴のあき具合まで全く同じにみえたんだけど。ま、いっか。一日で洗濯できるもんね。それにしてもファンクラブショーのときだけ、アンコールの時素肌にジャケットになって女性サービスしてくれたけど、2つのショーでは白いシャツのままでしたね〜〜〜。やっぱファン以外の人がいるとおもうと恥じらいがあるのでしょうか。

今回の旅では、たくさんのポリスファンと知り合いになれたすばらしい体験をしました。というわけで、ほとんどコンサートの詳細のないまどじゅの脱線レポートでした。

写真提供:秋元美乃さん