Yokoさんのポリス日本公演リポート

うちわ職人・Yokoさんの日本公演リポートです。
2008年2月 The Police &Fiction Plane 日本にようこそ!

待ちにまったポリス再結成から早いもので1年。 ようやく日本にもやって来てくれました。 27年ぶりの来日。昨年9月のロンドンで見ては来たものの、こうして日本でポリスを目 にするのは初めてなので、やはりワクワクします。 おまけにFiction Planeも一緒にやってくるので、一挙両得。
今回は大阪&東京、ポリスとFPすべて行きました。 その行動はShigeyoさんと殆どかぶっていたので、Shigeyoさんのレポを読みながら、 私の独り言を読んでいただけると、判りやすいと思います。

今回はせっかくのポリス&FPなので、何か私なりのオリジナルな応援方法はないかなと 考えていたところ、私の友人がこれまたジャ○オタの友人(つまり友人の友人って事ですね。 ア○○イダではありませんよ(笑))から歌手に会いに行くなら、うちわだよ! と強く勧められたそうで、それを実践したら、そのお目当ての歌手からとっても喜ばれたと いう話を聞いたので、それでは私もやってみようと思ったのがきっかけです。 でも、私は手先が不器用で学生時代の図工の成績もあんまり良くなかったよねと、 不安になるも、まあ、こんな変わったことをして歓迎してくれる変な日本人がいたぞ! 程度で喜んでくれればそれでいいかなと思いなおし、製作開始。制作日数2〜3日。 ちなみに、自分で作っておきながら、写真に残す事をすっかり忘れていたので、 うちわの画像がありませんので、悪しからず。


材料
(ポリス用)
・家にあった金○(某、蚊取り線香メーカーの河童写真入)のうちわ・1枚
・好きなポリスの写真や雑誌をカラーコピーしたもの。
・100円ショップで購入したキラキラの携帯などのデコレーション用シール・1シート
・のり&ハサミ&白紙

(FP用)
・100円ショップで買った、裏に下駄の絵のある和風うちわ・3枚
・好きなFPメンバーそれぞれの写真や雑誌をカラーコピーしたもの。
・おりがみ&のり&ハサミ&白紙

作り方
・まずうちわ両面に、白紙を形に合わせて貼ります(FP用の下駄の絵の面はかわいいからそのまま残す事に)。
・その上に写真を好きなように貼る。FPの場合はメンバーそれぞれの分を作ったので
ジョーの写真+折り紙でJOEと切り抜いたものを貼り、残った余白は細かく切った折り紙を ただひたすら貼り付けてゆけば完成。ピート&セトンも同じ作業の繰り返し。
・ポリスバージョンは一枚のみなので、両面に写真を貼り付けて、 余白の白の部分に細かなキラキラのシールを貼って見栄えが良くなれば完成です。

とまあ、こんな感じのいたって簡単なものです。


FPはサイン会があるだろうから、全員に渡せるなと思い3人分作ったのですが、 ばっちり渡す事ができました。2月9日大阪、Shangri-Laで公演中もこそこそ振ってみました。 とりあえずはメンバーの視界には入った模様。その後のサイン会、混雑していたので、 左端にいたセトンに声をかけ「これ作ってきたのでジョーとピートにも渡してね」 とプレゼントしたら、とっても喜んでくれて、うちわ片手に3人でポーズを取ってくれましたね。 少し離れたところからこの様子を見て、「ああ、作ってよかったな」としみじみ。 でも、この時の写真、撮り損ねたので、どなたか見せてくれると嬉しいです。

翌日のポリスでも席が良いところだったのをいい事に、こっそり振りながら、 ショーを楽しみました。そもそも、こういうアイドル風のものを持ってくる人など、 この場にいるはずもないので、ステージから見ても、おや?と思うみたいですね。 少なくともアンディはこのうちわに気が付いていたはず。だって目が笑ってたもん。 私は見たぞ! でも、あくまで演奏の邪魔にならない範囲での私のうちわ、皆様、どうぞお許し下さい。

27年ぶりの日本でのポリス、唯一スティングの喉の調子の悪さが残念でしたが、 それを持ってしても3人の完璧な演奏ですっかり感動です。 27年という年月の長さを忘れさせてくれる、いつの時代でも通用するバンドなのだなと 改めて実感しました。

さて、残ったポリスうちわ、その後も大いに活躍してくれて、大阪翌日、 たまたま新幹線の駅で見かけたポリスご一行に、うちわを振ってみたら、 ラッキーな事にスティングに気が付いてもらい、手を振ってくれたというエピソードを 作ってくれました。

さて、最終的にこのうちわがどうなったかというと、2月13日に六本木で行われた アンディのサイン会でアンディご本人にプレゼントしました。 せっかく至近距離出で会えた唯一のメンバーですからね。ご愛嬌で喜ぶくらいかなと 思って渡してみると、うちわを見た瞬間、「あ、これは!」という反応をしてくれました。 これは明らかに大阪での効果だ!と強く実感しました。意外なほど喜んで、 うちわ片手にいろいろポーズを取って、おどけてみせたりしてかわいらしかった (かわいいなんて失礼かな。でも本当にかわいい)のですよ。その場にいらしたみなさん、 そう思いませんでしたか?
喜び感極まったアンディは私に“You are NO 1.Fan!”と言ってくれて、びっくりでしたが、 でもとてもうれしかったです。こんな手製の、しかもさして美しい物でもないのに、 こんなに喜んでもらえると、やっぱり作ってきて良かったなと思います。 しかし、残念な事にここでも自分のうちわを持ったアンディの写真を撮り損ねてしまうのです。 とほほ。 気を取り直して、いつか自分用にこの夏に向けてポリスうちわ第二号を製作しましょう。



こうしてうちわが手元を離れたので、最終日にはまた、のんきにメッセージを書いた紙 (A4の紙を横向にして数枚セロテープでつなげ、マジック&折り紙でメッセージを書いた、 やっぱりごく簡単な物(FP&ポリスで着せ替え可能なので両方で使えます))を作成。
FPとポリスの最初と最後にさっとかかげてみました。これも少なくともFPメンバーには 見えていた模様。ポリスも多分視界には入っていたでしょう。とにかく、 FPとポリスの演奏に対する、私なりの応援&感謝の気持ちを表したかったのです。 日本に来てくれてありがとう、FP、そしてポリス。また会える日を心から楽しみにしています。 そして次回の来日で、うちわなど何かお手製の応援グッズが広まるようになったら 私の草の根運動(って一体どこがじゃーとお叱りを受けそうです(笑)) は実を結んだ事になるのかもしれませんね。今後が楽しみです。