2006年〜2010年 コンサート回数:マルタ共和国1回、アメリカ3回、イギリス4回、 日本8回 (今まで行ったコンサート104回!)

2006年6月 Broken Music Tour マルタ島
マルタ島ってどこですか?イタリアの下の方、地中海に浮かぶ、淡路島より小さな島国です。
数年前に友人からマルタ島の話を聞いていつか行きたいと思っていた国だったので、オフィシャルでライブの告知を見た時には興奮しました。が、オフィシャルは告知してからプレセールまでの期間が短かすぎます。検討する余裕がありません。告知を見たのが3月上旬だったと思いますが、考えている間にプレセールは終わってしまいました。

まぁいいさ、秋にロンドン公演があったら見に行くから、と自分を納得させましたが、その後、マルタでの一般発売の数日前から再びファンクラブでチケットを販売するというニュースを聞き、いてもたってもいられなくなり、無理矢理友人を誘ってチケットを購入(友人はスティングファンではないので自分の分だけ)。“Standing”のチケットでしたが、どうせ立って見るのだし、観光がメインだから、取れただけでもラッキー!と思っていました。

数日後、Fiction Plane がサポートに付くという嬉しいニュース。そして、それは野外のコンサートで観客数は1万人以上だという事もわかりました。プロモータのサイトで座席表の確認が出来たのですが、席があるのは敷地の前半分、3000席位でしょうか?後ろの半分はStandingエリアです。「1人で早くから行って場所取りをしてもイス席の一番後ろ」なのがどうしても納得がいかず、なんとしても良い席を手に入れようと決心したのでした。

ファンクラブにメールしても良い結果は得られず、結局、オフィシャルの掲示板でマルチーズ(マルタ人)が興奮して書き込みをしていたので、「チケット余っていませんか?」と直接メールしてみたら「front Row があります」とすぐに返事をもらって、定価で最前列を手に入れました。


6/2(金) マルタ到着
1日の夜出発。『羽田〜関空〜ドバイ〜(キプロス島のラルナカ経由)〜マルタ』というルートで、ドバイでは3時間以上も待ち時間があり、結局羽田を飛び立ってから24時間以上かかってマルタに到着。ドバイ-マルタ間は週に3便しかなく、希望していた2日後の便は2ヶ月前で既に満席だったので、日程を延ばす事にしました。他の欧州便で行く手もありましたが、どれも乗り継ぎが悪く、予約も取り難く、値段もかなり高かったのでこのルートを選びました。
出発の日に友人が日本のマルタ観光局に行って資料をもらっておいてくれたのですが、観光局のお兄さんが「マルタはスティング一色です」と言っていたというのでかなり期待していましたが、実際は、大きい看板はこの写真のものだけ。ポスターは、B4位の小さいものが店先に貼ってある程度でした。

6/4(日) 観光
5泊の旅でしたが、ライブは最後の夜、なのでそれまではずっと観光をしていました。マルタ島からゴゾ島という島にフェリーで出掛けたのですが、フェリーのカフェで隣の席の女性が新聞を読んでいまして、その中にスティング発見!思わず女性に近づき中を見せてもらいました。『The Times マルタ版の日曜版』でしたが、新聞の間にスティングが表紙の小冊子がはさまっていました。

6/5(月) スティング記念切手発売
オフィシャルでも紹介されていましたし、前の日に買った新聞にも広告が出ていました。『5日発売、翌日のライブ会場でも販売します。なくなり次第終了』と。という事で5日の朝一番で郵便局で購入。Stingのサインの入ったグレーの封筒に切手シートをノリで貼り、右下にギター型の消印を押してくれます。消印には買った日の日付(05.06.06)と買った郵便局の名前が入っていました。
郵便局のお兄ちゃん「明日のコンサート行くの?」
私「行きます」
・・・・・(兄ちゃん必死に封筒に切手を貼ってスタンプを押し続ける)・・・・・
私「あなたは?」
兄ちゃん「行くよ」(ニヤリ)


■ 6/6(火) ライブ@Luxol Car Park, Pembroke
チケットはマルタに着いた翌日にマルタ在住のTaniaがホテルに持って来てくれました。(お金を払って更にお礼に日本から担いでいったメルシャンのスティングを大量にプレゼント・笑)チケットには“Lm50”とマルタリラで表示されていますが、彼女はファンクラブのプレセールで買ったので 131ユーロでした(18000円位)。チケットと一緒にVIP Partyの招待状が入っていましたが、これは別にスティングが参加するわけではなく、値段の高いチケットなのでその分楽しんでもらおうというスポンサー(?)からのサービスだったようです。
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追っかけ日記に何度も登場するイギリス人のAndyとオランダ人のLuukも来ていました。(Andyは、この先2ヶ月の欧州ツアーで9回見るそうです。)他にイギリス人女性3人、マルチーズ1人、もはやクルーになった(?)イギリス人のSueもいました。ライブの前に皆で集まって食事をしようという話があったのですが、直前にドタキャンされました(怒)。どうもサウンドチェックを見に行ってそのまま帰れなくなったようです。
なので、私は1人でホテルから歩いて会場に向かいました。てくてくてくてく歩いて途中3人に場所を聞いて30分位かけて到着。本当にライブがあるのかと疑う程誰も歩いていなくて不安でしたが、Fiction Planeのリハーサルの歌声が聞こえてきてようやく実感がわきました。

会場近くで皆が道端に座っていたので合流、ゲートに行き開場を待ちました。スティングが始まるのは20時半、前座があるとはいえ、皆来るのが早いと思っていましたが、入ってみたらその意味がわかりました。私たちが持っていたのは Golden Circle席のチケットで、立見席の人達とは入口も別です。ステージの左手側に入口があり、入るとまずスポンサーの一つであるvodafoneの赤い紙袋を渡されました(中に入っていたのは色々な商品のサンプルでしたが)。それからパンフレット代わりにスティングが表紙の小冊子(頼んで沢山もらう)。ステージ近くには大きいテントがあって、そこに入るときれいな女性がマティーニを皆にサービス、おつまみにはポテトチップスの小さい箱が所々に山積みになっていて取り放題でした。
屋外のライブなので、トイレに長時間並ぶ事を心配していましたが、Golden Circle席専用に豪華な仮説トイレがありました。日本の屋外ライブ会場にあるものとは違い、トラックの荷台が個室になっているもので、確かトスカーナの時もこんな感じでした。
マティーニばかり飲み続けていてはライブの前に寝てしまうと思い、別のブースでビールを注文(滞在中毎晩飲んでいた cisk というマルタビール)、なんとそれらも全てタダでした。皆に「ビールもタダ!」と言ったら「タダなの?タダなの?」と言って皆で取りに行っていましたが、Luukだけはコーラでした。

グッズ売場をチェックしましたが、特に欲しいものはありませんでした。Broken Music(本)はサイン入りでしたが買いませんでした。Fiction Plane の見たことのないTシャツもありましたが、マルチーズサイズ(笑)だったのでパス。切手はそこでは売っていなかったようで、前日に買っておいてラッキーでした。

ステージ横には黄色いジャケットを着たカメラマン集団が待機してました。私たちがそれぞれのカメラで何度も皆で記念撮影をしていると、彼らも自分たちの写真を撮って欲しかったらしく、カメラマンの1人にカメラを渡されました。皆ニコニコしています。スティングがマルタに来るのは初めてなので皆がとても興奮してライブを楽しみにしているのが伝わってきました。

Fiction Plane は19時半頃始まるという事なので、マティーニ2杯、ビール2杯飲んだ後で着席。私の隣には既に3人が並んで座っていましたが、見た瞬間に思わず「うぉっ!」と声に出してしまいました。ウィルソン・フィリップスか安田大サーカスか!?マルチーズ、おデブに寛容です。

ステージは大規模な野外のライブらしく、大掛かりなものでした。高さは1m80cm位でしょうか?ステージから2m位離れて柵があります。ステージと柵の間には 背中に“Security”の文字の入った黄色いTシャツを着たお兄さん達。私達は皆最前列でしたが、数えたらA列は24席しかありませんでした。席がステージと平行ではなく、緩やかな扇型に広がっていて、後ろに行くほど席が増えていました。

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19時半を少し過ぎて演奏が始まったと思うのですが、外はまだ明るく日差しもありました。滞在中はずっと良いお天気で23度位でしたが、この日は肌寒く、座って見ているのが辛い位でした。お陰で落ち着いて写真を撮れましたが。
演奏はとても良かったと思います。新曲を沢山披露してくれましたし、1stの曲も何曲がやりました。でもやはり、多くの観客にとっては彼らは“前座”であり、その時間にはまだテントの中で飲み続けている人も沢山いたようです。演奏が始まってから皆ビールを手に席に来るのですが、ステージ横が入口になっている為に皆が席の前を通ります。日本人の感覚だったら、演奏者と観客の間を通る時には腰をかがめるだろうと思いますが、そういう考えはないようです。中には、中央に立ち止まって写真を撮る人もいました。流石に長い時間立っていると注意されていましたが、写真を撮ることに関しては全くお咎めなしでした。

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最前列でも一直線ではなく、中央がちょっとステージから離れ気味。 後ろの両側には桟敷席のような1段高くなった場所がありました。


ダーリン登場。あまりにも興奮して1曲目が何だったのかわからなかった位です。演奏が始まった途端に柵に駆け寄って立って見ていたのですが、途中で黄色いTシャツに腕をつかまれて「席に戻って」と言われてしまいました(言い方はとても丁寧)。あら?立っていたのは私1人だったの???と恥ずかしいようなちょっと変な気分でしたが。
という事で、途中までは座って鑑賞。寒かったです。持って行ったパーカーを羽織っていましたが、それでも寒かった。Magicで立つ。終わって座る。Set Them Free あたりからにわかに活気付いてきて、前に踊り出る人がチラホラ。でも席に戻される。何度かその繰り返しをしていましたが、私と反対側のAndyが中央に来たのを合図にSecurityがOkのサインを出したのを私は見逃しませんでした。最前列にいるからには、絶対に他の人に前に立たれたくなかったので、柵に駆け寄りました。いい場所を取れたその瞬間は足がガタガタ震えてしまいました。気が付くとLuukが隣にいました(彼もおっとりしているようで素早い動きを見せたなと。)。やはり安田大サーカスは出遅れたようで、周りにはいませんでした(笑)。

その場所をキープするまでは、色々と周りが気になったライブでした。スティングが始まっても尚、ビールを取りに行く人たち。酒を飲み煙草を吸いながら見る人。マルチーズ煙草にも寛容です。Securityのお兄ちゃんさえ煙草を吸いながら仕事しています。途中、後ろの方から中央に出てきてさっと写真だけ撮って席に戻る人も沢山いました。

ステージ前に行けてやっとましな写真が撮れると思ったらバッテリー切れ。ライブに行く前に電池を入れ替えたのに。でもそのお陰でライブに集中できました。ダーリン、声の調子も良いし、表情がとても良いです。 紙を見ながらマルタ語で挨拶もしていました。(マルタの公用語はマルタ語と英語。かつて英国の統治下にあったので、皆普通に英語を話します。)
Roxanneは皆大声で歌っていました。最後が“♪So Lonely〜 So Lonely〜”に変わった時には感動しました。多少のアレンジはあるものの、全ての曲がオリジナルに近い演奏でした。スティングではなくポリスに近い。でも最後の最後は Fragile でした。

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あれだけ撮った中のマシな写真4枚。(ええ〜っ!)
周りも皆写真取りまくり、動画も取りまくり。前にいる人は後ろの人のカメラで撮ってあげていました。 中にはsecurityにカメラを渡して自分を撮ってもらっている人もいましたよ。皆幸せそうでした。

ライブ終了が22時半頃だったでしょうか?皆に別れを告げて出口に向かいましたが、翌日が祝日のマルチーズにとってはそれからもまたパーティーだったようです。テントの下を通りすぎる時にまたもやマティーニを勧められ(さすがに断りましたが)、ポテトチップスの箱を渡され(それはもらう)、一角にある小さいステージで別のバンドの演奏まで始まりました。それが「VIP After Party」の事だったのでしょうか?
私は来た道をまた30分かけててくてく歩いて帰りました。行きは歩道に私1人きりでしたが、帰りはゾロゾロと歩く人達が沢山いて安心して帰れました。


翌朝の新聞は一面トップでスティングの記事でした。
観客はなんと18000人!前の入口から入ったので、後ろのスタンディングの方がどうなっているのかわかりませんでしたが、スクリーンがあったのでしょうか???良い場所で見られて本当にラッキーでした。・・・でも疲れた。



スティング アルバム LABYRINTH(ラビリンス) 【2006.9.27 日本発売】

*ドイツ、グラムフォンよりソロデビュー。
英国の作曲家でありリュート奏者である ジョン・ダウランドの曲をエディン・カラマゾフと 共に演奏。リュートのみの演奏で歌を歌い、詩の朗読もしています。


2007.3.29(木) スチュワート・コープランド来日記念PARTY@渋谷SECO
『インサイド・アウト』公開記念PARTYに潜り込む。

スチュワートの挨拶を聞いた後、握手をして、招待状にサインをもらって、言いたい事だけ言ってさっさと帰って来ました。(何て言ったかは秘密)



2007.3.31(土)21:00 映画『インサイド・アウト』初日舞台挨拶@TOHOシネマズ六本木
23時の回を見ようと思っていたのですが、空席状況などチェックしていたらついクリックして買ってしまいました。出入り口に一番近い席が一席空いていたので。
という事で、事前に上映終了時間をチェックし、丁度映画が終わって灯りがついた時に劇場に入りました(なぜかチケットはノーチェック)。

若いときがアレだから、少しは落ち着いているかな?それとも高田純次化しているかな?と期待しつつ臨みましたが、とても優しくて良い方でした。よくしゃべるし。どんな質問があって何を答えたかはよく憶えていませんけど。通訳の方が訳さなくて覚えているのは「Fall Outは演奏しますか?」の質問に「リストには入っている、Mother も」と言ったのには笑いました。Andy歌うのでしょうか???予定時間は15分と言っていましたが、結局30分近く話していたように思います。


2007.3.31(土)23:00 映画『インサイド・アウト』初日舞台挨拶@TOHOシネマズ六本木
夜11時の回でも満員でした。知った顔が沢山いて懐かしゅう御座いました。25年ぶりに会う人もいて(ここ、読んでますかね?)。えーっと、前の回もそうですが、「ロンドンに見に行きます!」「バンクーバーに行きます!」「NYに行きます!」という人が沢山。いっそ、海外ツアーに行く人〜?と聞いて欲しかった。この回も「Fall Outやりますか?」の質問。なぜ皆Fall Outを聞きたがる。私は『Synchronicity I 』が聞きたい。トランポリンもやって。
肝心の映画は、席が2列目でスクリーンに近すぎるのと、上映前ににビールを飲みすぎたので殆ど見ずに居眠り。




2007.4.1(日)11:30 映画『インサイド・アウト』初日舞台挨拶@TOHOシネマズ流山
前日の上映の後飲みに行き、仮眠を取ってから10時発のつくばエクスプレスに乗って流山へ。
六本木よりも劇場が広いせいか、場所のせいかわかりませんが(多分両方)、空席が目立ちました。盛り上がりも今ひとつ。六本木ではスチュワートが答えるとすぐに反応がありましたが、通訳の方の話を聞いている感じでした。(六本木のスマートな通訳の女性とは別の方でした。)「全米ツアーと欧州ツアーは日本公演の前の練習なんだ」というジョークは言わなかったと思います。
最前列&睡眠不足にもかかわらず、映画はちゃんと見られました。


2007年6月 The Police !!!  Seattle WA. USA
再結成したとしても絶対にワールドツアーなどやる筈が無いと思っていました。
もうポリスを見たいピークを超えていたように思うし(10年前だったらどんなに嬉しかったかと見る前には思っていました)、メンバーの体力どころか自分自身の体力も心配でした。全くお金にも困っていないのになぜ今さら再結成なのかと。

でも、やるからには見に行かなくてはなりません。
見るからにはワールドツアーの初日を見なくては!・・・と思ったものの仕事の都合でどうしてもバンクーバーには行けず、悔し涙を流しつつ、カナダ公演の後のUSツアーの最初の公演を見に行きました。 別にシアトルでなくても良かったのですが、日本から直行便がある事とか、今まで行った事の無い土地で見てみたいとか、2日連続で見られるとか、とにかく早く見たいとか、色々な理由をこじつけて。
ただ、ファンクラブのプレセール発売時にはまだシアトルに行くと確定していなかったので、完売した初日のチケットをなんとかしなくてはならず、色々とネットで探した結果、ステージ後ろの席を1枚購入しました。(この時点で、アリーナ最前ブロックは数千ドルでした。)どれもペアなので1枚だけ買うのは難しいのです。日本を経った当日の夜ライブを見る予定なので、チケットは国際宅急便で送ってもらう事にしました。 2日目(追加公演)のチケットは、一般発売から数日経ってからチケットマスターのサイトでスタンド席を購入しました。

■ 6/6(水) シアトル初日@Key Arena
なんとなーく嫌な感じはしていましたが、やはり、初日のチケットは届きませんでした。購入したのが3月で、翌月には200ドル(その内Fedex代$45)が引き落とされましたが、10日前になってもまだ届かず。今までも色々な事でトラブルがありましたが、結局最後には返金されて片が付くのですが、どうなる事やら。
という事で、チケットのメドが立たないまま日本を出発。でも、直前にチケットマスターをチェックしたらまだ買える状態だったので、なんとかなるだろうとは思っていました。

マルタ島へは24時間かかったので(偶然にもマルタ島でのライブから丁度1年の日!)シアトルへ直行8時間15分というのは国内旅行の感覚です。夕方発ったのに朝着くし。でもそのお陰で体調を崩しました。チケットが心配だったせいもあるかもしれません。(←小心者)
ホテルに荷物をおいてからチケットを求めてまずは会場の KeyArena をチェック。(一緒に行った友人の親友がシアトルに住んでいて色々とお世話になりました。この場で御礼申し上げます。日本語読めないと思いますが。)BoxOffice の当日券は普通午後からの発売だよな〜と思いつつも1つだけ窓が空いていたので、尋ねてみるとあっさりと、いとも簡単にアリーナの7列目が買えてしまいました。思わず「本当!?」と言ってしまいましたが、おばちゃんニコニコして頷いていました。$225(27,000円位、この時1ドル120円デシタ)、定価です。手数料は一切無し。(カードでの支払いの際にはパスポートの提示を求められます。)



その後イチローを見に行ったものの、寒さに耐えられず7回表で帰る(笑)。だって風邪引いたらポリースを見られなくなっちゃうもーん。

という事で、寝ている友人を部屋に残し夕方7時前に1人でホテルを出発、てくてく20分位歩いて会場に向かいました。行く途中に怪しいダフ屋のおっちゃん多数。(仏頂面で通り過ぎる。心の中はウハウハ。)会場入口ではカメラチェックらしきものがありましたが私は上着の下に小さいポシェットを下げていただけなので素通り。提示したチケットにはバーコードが付いていて入口ではもぎりはせずそのバーコードを読み取ります。不正は出来ませんね。

席はアンディ側のブロックの7列目、真ん中の通路から5番目という素晴らしい場所でした。

7時半ジャストに Fiction Plane がスタート。3人になったFP、ジョーの立ち位置ははアンディ側です! ガラガラなのですわっていても全身がよく見えます。長く伸ばした髪が・・・気に入らないけど、でも許す。 ずっとNew Album からの曲を演っているようです。昔の曲も聴きたいのだけれど。Danが抜けてしまったのは 残念だけれど解散せずにこうやってまた見ることが出来てよかったと、親になったような気持ちで見ていました。Nao さんも書いていますが Two Sisters という曲は耳に残ります。最初聴いた時は Bed's Too Big Without You にそっくり!と思いましたが、とても良い曲ですよん。最後は Cigarette、昔のGFの事を歌った曲だと言ったような?

45分でFP終了。Naoさん情報で「サイン会!」へと走りましたがそんなものやっていませんでした。いや、やっていたのかもしれませんが、見つけられませんでした。CD売場さえ分かりませんでした。Tシャツ売場やポスター売場はありました。あとシンクロの光るバッジ売りとか。(それにしてもTシャツもポスターも種類が多すぎです。)

FPが終わる頃には会場も大分うまっていましたが、その後セッティングに30分。この間に周りを観察しました。私の見える範囲では、1人で来ているのは私だけ。東洋人も私だけ。右隣が男性3人組だったけど、直前に彼女に振られてチケットを手放したのだと勝手にストーリーを考えたりして。左隣には2m位の大男を含む4人組。前には首の後ろにバーコードの刺青をした男と背中にエンジェルの羽の刺青をしたカップル、ポリスファンにしては若い感じ。私の前6列を見ると禿と白髪が目立ちます。おばさんよりもおじさんの方が多いのかな。親子も結構いるようです。ファンクラブでチケットを取った人も沢山いる筈ですが、知っている顔はいませんでした。皆バンクーバーに行ってしまったから?でも、内心それも嬉しかったりして。知っている人が全くいない所で何の気兼ねもなくライブを楽しめると。

8時40分頃になって、少しずつ会場のライトが消えてゆき、それまでかかっていた音楽が止み、突然ボブ・マーリーの Get Up Stand Up がかかるとアリーナ席の人もスタンド席の人も皆立ち上がって踊り始めました。いよいよです。会場の明かりが消えてゆくにつれものすごい歓声が広がっていきます。真っ暗になった瞬間の胸の高まりは忘れられません。既に周りは総立ちです。

あれ、いつの間にかスティングがステージにいます。アンディもスチュワートも。(どこから出てきたのか?)
スティングは白い短いTシャツ・黒いズボン・黒いブーツ。スボンの裾をブーツの中に入れています。(←この格好が好きで好きでたまらない・笑)
スチュワートは黒いシャツに白いズボン(トレパンじゃん?)。アンディは白いシャツに黒いズボン。初日はそれに黒いジャケットを着ていました。あ、3人でモノトーンで決めていたんですね。今気づきました。3人ばっらばらなのがポリスなのになぁ。

ステージはシンプルでした。花道もありません。でも、これがポリス。特に派手なセットが無い代わりにライトの動きが凝っていました。


■ 6/7(木) シアトル2日目@Key Arena
この日のチケットは、事前に予約してあったので BoxOffice で受け取り。(受け取りの際にも買った時のクレジットカードとIDカードの提示を求められます。)受け取るとすぐにダフ屋のおやじが「余ったチケット無いか?」と話しかけてきて怖いです。

ライブ前にTシャツを購入。20種類位あるんじゃないですか?男性用と女性用の表示が無いので買うのが大変です。番号も書いていないから、「左から5番目の青いののLサイズ」とか面倒くさい。「あ、やっぱりSサイズに代えて」とか。ちなみに売り子のお姉ちゃんは「2nd アルバムジャケットのTシャツ」と言ってもキョトンとしていました。(私の発音のせいか?)

この日も体調は回復せず、直前までトイレの往復を・・・していたら、なんと定刻7時半の5分前にFPが始まってしまい、焦って席に行きました。(会場が暗くなっていても大丈夫、この時間はまだガラガラだから。)席はステージ向かって左側(スティング側)のスタンド席の中間あたり。ステージ全体が良く見えます。3人の動きもよくわかるし、ステージ上のスクリーンも良く見える良い席でした。値段は前日のアリーナ席と同じです。FPは45分で終了、30分のセッティングの後8:45にポリス登場、2時間の演奏で10:45終了というのは前日と大体同じでした。



写真のように、ステージ後ろのアリーナ1階部分は黒い布で覆われていますが、スティングはベースを弾きながら後ろをぐるっと回ったりして、後ろの上の方の観客にもサービスしていました。スチュワートは曲の合間に後ろの客の1人といつまでも指差し合っていたので、スティングに「早くしてよ、ダーリン」と言われてしまったのでした。「ダーリン」って良く使いますね。

「それで結局26年ぶりにポリスを見た感想は?」と聞かれれば、「良かった」としか言いようがありません。がっかりする理由が見つからないと言った方がいいのかもしれません。確かに昔のようなキンキンする声は出ない(出さない?)けれど、観客が今何を見たいのかも良く分かっていると思いました。彼らは年を取ったけれど観客も同じに年を取った、それでも再び同じ時間を共有できた、そこに感動しました。次回のライブが楽しみです。Bring On The Night 演って欲しいなぁ。




Message in a Bottle
最初の一発はやはりコレかと。でも、この曲が始まった時思ったのは、“2mの男の後ろでなくて良かった”という事でした。アリーナにしてはステージが低いので、私にはかなり見づらかった。アンディの正面でしたが、通路を挟んで斜めにみるスティングの方が見やすかった位。日本では普通だけど、海外だと誰よりも背が低いから辛い。でも、とにかく、全て一緒に歌いました。

Synchronicity II
“I”も聞きたかった。

Don't Stand So Close to Me
80年のオリジナルバージョンと86年バージョンが混じっていました。『高校教師 '83』って感じ。

Voices Inside My Head 〜When the World Is Running Down
間奏部分はスティングバージョンに近い。もうスティングはこの曲の時にはあっちに歩いて行く、とか体に染み付いているのかもしれません。見ている私もそう。この曲はまぁ何というか写真を撮るチャンスです。ちなみにチケットには“NO CAMERAS/RECORDERS”と書いてありますが、皆携帯で撮っていてお咎め無しでした。注意されるのは、前に出て行って撮っている人だけ。でもね、写真を撮る事に意識が行ってしまうのがもったいないんですよ。

Spirits in the Material World
アンディのギターの音が狂っているように感じたんです。でも2日目も同じだったので狂っているのではなく、そういう音だったんですね。

Driven to Tears
シンクロビデオを見すぎの私は女性バックヴォーカルがいなくても声が聞こえてしまうという重い病気です。

Walking on the Moon
殆どの曲がそうなのですが、この曲も皆大声で一緒に歌っていました。ウッドベース弾く所も見たかったなぁ。

Truth Hits Everybody
直前のエドモントン公演ではカットされたようですが、復活しました。 ちょっとテンポが遅くて物足りない感じ。

Every Little Thing She Does Is Magic
イントロで何の曲かわからなかった曲。ただ、皆わかった瞬間にウォーっという歓声があがり大合唱に。当然最後の「いおーっ」は大盛り上がりです。

Wrapped Around Your Finger
普通に歌っていたので、オリジナルよりも音を下げているのかもしれません。この曲、シンクロライブの時よりもいいです。スクリーンにキャンドルが映ってメンバーの顔がそこに重なって見えるのですよ。感動しました。今回のライブで一番好きです。

The Bed's Too Big Without You
FPのTwo Sisters に似ている曲(笑)

Murder by Numbers
この曲も直前のエドモントン公演ではカットされたようですが、復活しました。しかし、2日目にはカットされました(涙)

De Do Do Do, De Da Da Da
日本公演では「おれーの言葉さっ」だけ歌うと見た。いい大人が皆で大声で「どぅどぅどぅー」と歌うのはそれだけでもう満面の笑みです。

Invisible Sun
スクリーンにプロモビデオが映りメンバーの顔が重なります。これもGOOD。

Walking in Your Footsteps
ここで大きなカーテンのような白い布がステージ後ろに引かれそこに恐竜の骨の映像が映し出されます。なかなか凝っています。でも、後ろの席の人は不満だろうなぁ。

Can't Stand Losing You 〜Reggatta De Blanc
アンディ、シンクロライブの時の足ジャンケン、グッパーを3回。欽ちゃん飛びを3回。そんなアンディを見ていると漢字4文字が頭に浮かびます。心臓発作。無理しないで下さいよ。でも腿上げも見たかった。
途中から Reggatta の「いおー」の掛け合いに。最後の「イエーーーーーーっ!」ではダーリン高い声を出していました。あぁ、この声を出す為に今まで抑えて歌っていたのかな、なんて思ったりして。で、この掛け合いを「もう一度やりたい?」と言って再び始めましたが、2回目は高い声を出さず。残念。ちなみに2日目は2回とも低い声でした。

Roxanne
私の好みで言えば、3分15秒位で終わって欲しいと思います。

King of Pain
曲によってスチュワートの後ろに銅鑼(どら?)や太鼓(ティンパニ?)の乗ったセットが下から出てきたり引っ込んだりしますが、King Of Pain や Wrapped ではイントロ部分を後ろのステージで演奏し、それからドラムセットに駆け込んでいました。King Of Pain はタイミングが大事ですけど、いつもちゃんと間に合っていて観客を喜ばせていました。

So Lonely
最後の「そろーんりー」を聴いているとエンドールが見えてくるという重い病気です。
初日は、走ってマイクに戻るタイミングがシンクロビデオと同じで笑いました。
歌詞の“Welcome to this one night show”の所を1回目は“welcome to Stewart Copeland show”、2回目は“welcome to Andy Summers show”と替えて歌っていました。

Every Breath You Take
やはりこれは外せないのかなと。「On the guiter Mr.Dominic Miller」といつか間違うのではないかと秘かに期待しています。

Next to You
ゆっくりめのスタートからだんだんだんだん早くなり最後にはチカチカライトとものすごい音で、見続けていると口から泡を吹いて倒れそうになります。Next To You を聴くときは、会場を明るくして、ステージから離れて見ましょう。






2007年9月 London, UK
Fiction Plane & The Police を見るためだけの3泊5日。マイレージがたまったので 無料の特典旅行でしたが、2ヶ月前で既に希望の便は取れず、行きはパリ経由のエールフランス、帰りはアムステルダム経由 のKLMというヨーロッパ周遊のような旅でした。

9/7(金) Fiction Plane@100 Club
出発の日、関東地方台風直撃。お陰で出発便が1時間半遅れ、そのせいでパリからの乗り継ぎ便が1便遅くなり、 ギリギリで間に合うと思っていたFPのライブの最初の20分を見逃しました。パリでの乗り継ぎは余裕を持って ゆっくり目のを取ってシャルルドゴールでカフェ・クレーム・シルブプレなどしようと思っていたのに、 実際はイライラしながらシャトルバスに乗って早足で空港を通り抜けただけでした。

パリからロンドンまでは飛行時間で40分位、夜7時頃のフライトでしたが、ドーバー海峡を渡ってから イギリスの町並みを窓から眺めていたら、翌日ポリスがライブを行うTwickenham Stadium が見えました。 既にセットが組まれていたので会場だと気づいたのですが、飛行機からもよく見えました。

イギリス入国後(入国審査で「ポリスを見に来ました」と言う)、地下鉄を乗り継いで(またも途中で電気が消えて止まったりして腹が立つ)、ホテルの部屋に荷物を 押し込んですぐにタクシーに乗って 100 Club へ。入り口でチケットマスターで予約した 紙をガサゴソと探すけれどなかなか見つからない。窓口のおじさんが何か言っているけど、何度聞き返しても 何と言っているかわからない。「Fiction Plane、Fiction Plane」と言いつつやっと紙を見つけて「ほれ!」 と見せると全然紙など見もせずに笑いながら早く入りなと首を振ったのでした。

中に入ると既にFiction Plane は始まっていました。ぐるりと見渡すと思ったほどは広くないし、人も ぎゅうぎゅうに入っているわけではなく、バーの前のカウンターに寄りかかって見ている人、テーブル席に 座っている人、後ろで飲んでいる人などさまざまでした。ゆきさん達を見つけられるかどうか不安でしたが、 ステージを見ると・・・・ジョーの前で4人の日本人が踊っていました。

とりあえず、彼女達に来た事を伝えてからビールを買いにバーに、ライブはビールを飲みながら鑑賞しました。 ジョー・ダーリン、その髪はちょっといただけませんね、お願いだから切って下さい、などど思いながら。

アンコールもやって盛り上がってライブ終了。ゆきさんとまどじゅちゃんがどこかに消えたと思ったら ニコニコしてサイン入りのCDを持って帰って来ました。ずるーい。しかも日本語で『ジョーさん』と書いてある。 (ジャッキー・チェンかよ!)でも私CD忘れたから仕方ないか、と 我慢して(後から聞いたら、店で売ってたそうで)、ステージに腰掛けて皆とおしゃべり。気がつくと ジョーが後ろで楽器を片付けているので思わず話しかけてしまいました。「ダンはもう帰って来ないの?」と 日本語で聞いたらその日本語は理解出来なかったようで「アー、ワカリマセン」と日本語で言われてしまったので 英語で言い直したら。「ノー、ゴメンナサーイ」と返事。私は、ダンがいた時の音の方が好きでした。 今はちょっと・・・ハードロック・・・とはまた違うのだけれど前の繊細な感じが無くなったように思うのです。 それはダンが抜けたせいではないのかもしれないけれど、ちょっと残念です。



ライブ中は皆が撮っているから私は写真を撮りませんでした。↑コレは翌日店の前を通った時に撮ったものです。 100 Club はロンドンのガイドブックにも載っている有名な所なので一度行って見たかった。今回 好きなバンドをそこで見ることが出来てラッキーでした。

ライブの後は5人でスペイン料理店へ。食事の後は、私一人ホテルが逆方向だったので、夜中にホテルまでテクテク歩いて帰りました。劇場が沢山ある所なので 人通りも多く安心です。部屋に戻ったのは 12:50、それからようやくスーツケースを開けて荷物の整理を始めたのでした。


9/8(土) Andy Summers Exhibion @ Jill George Gallery
アンディ・サマーズの写真展を見に行きました。彼が80年代前半、ポリスツアー中に撮った写真の数々が展示されて いました。タイプされた説明書を読むのが面倒だったので10分で見学終了しましたけど。



場所はドジーなSOHO(笑)、前夜のライブの後5人で食事した店にも近いと思うのですが、金曜の夜には見るからにゲイな 人とか、酔っ払いとか、歌舞伎町のような雰囲気の場所も、さすがに土曜日の午前中は閑散としていました。 せっかくだからサイン会やってくれても良かったんじゃないですか?


■ 9/8(土) The Police @ Twickenham Stadium
Andyの写真展の後、コヴェントガーデンでYokoさんとランチ。この日は UEFA EURO 2008 の予選でイングランド対 イスラエルの試合がウェンブリーであるらしく、昼間からパブでビールを飲む男性多数。パブの外の道にも ジョッキを持った男性が溢れていました。サッカーファンの男性が皆同じように見えるのはなぜだろう? ロンドンの街中でも白いイングランドのユニフォームを着た親子など沢山見かけました。

チケットに記載されている開場時間は 16:30、前座が2つある事もわかっていたのですが、FPを見逃したくないし、 場所も行った事のない所だったので、余裕を持ってホテルを出ました。それでもやっぱり地下鉄が止まったり 駅が閉鎖されていたりして、予定よりも遅くなりました。送られてきたチケットと一緒にスタジアムの交通の案内の パンフが入っていたのでそれを頼りに、地下鉄の終点の駅から無料のシャトルバスを利用して行きました。
会場入口では荷物のチェック。これはカメラチェックでは無く、テロチェックではないかと。 お腹がすいたので、外の売店でフィッシュ&チップスのBOXを買い、タンクをしょっているお兄ちゃんからビールを 買って、スタンド席へ。席の案内の黒人のお兄ちゃんにビールを持たせてチケットを探すと(笑)。

発売日にファンクラブのプレセールで買ったのになぜ私達の席はスタンド2階席なの?
買う時に Best Available にしたばっかりにこんな遠い席になってしまいました。Pitch Seat(アリーナ)を選ばなくては いけなかったんです。Yokoさん、本当にごめんなさい。
とりあえず、全体が見られるからいいわねなんて、デカい魚のフライをかじりながらアリーナを観察。「あれ、まどじゅ さんじゃないですか!?」とYokoさんの指差すほうを見ると、まどじゅちゃんが一人でトコトコとアリーナ席をステージの 方に歩いて行くのが見えました。どこまでも前の方に歩いていって、スティングの前のブロックの5列目に座るのを 確認しました。

18:00 ジャストにFP登場、まだ全然暗くなっていません。でも、巨大スクリーンは飛行機からも絶対に見える筈です。 1,2分おきにスタジアムの上を飛行機が通るのですが、なぜか乗客が羨ましかったりして。 ジョー君、「サッカーが見られなくてゴメンネ!」と叫ぶ。後ろのおやぢが鼻で笑う。
セットリストは、昨夜と同じでしょうか?客席はガラガラですが、“Hate”あたりから盛り上がって来ました。 あ、まどじゅちゃん立ち上がりました。“Two Sisters”でまどじゅちゃんクネクネ踊りだしました。なんてね。 (いえ、本当に見えましたよ、客席がガラガラなので)


45分でFP終了。寒くなってきたし、トイレも行きたかったのでバーに避難。ここでまどじゅちゃんと連絡がとれたので スタンド席側のバーまで来てもらい、Yokoさん、ゆきさん、まどじゅちゃん、私の4人でポリスが始まるまで談笑。 なごさんは行方不明。2つ目の前座 Maximo Park というバンドは見たことも聞いたことも無いのでパスしました。
19:00ジャストに Maximo Park が始まり45分演奏、ポリスの登場は 20:15 です。

Get Up Stand Up が流れてきて会場の明かりが消えました。すごい歓声です。シアトルの時には 彼らの上にあった3面のスクリーンが今回はステージの後ろにありました。(一番右のスクリーン見えず・怒)


Don't Stand For Close To Me
'86とのまぜこぜバージョンではなく、オリジナルに戻りました。嬉しいです。

Hole In My Life
新たにセットリストに加わりました。(が、Bed's と Murder が抜けた模様)

Walking in Your Footsteps
会場のせいかどうかわかりませんが、シアトルで出てきた大きな布は現れませんでした。その代わりスクリーンに 恐竜(の骨)が歩く映像が彼らの姿に重なって映りました。

2時間ちょうどのライブで、22:15 に終了。その後・・・反対側の出口に出てしまい延々数キロ歩きやっとの思いでシャトルバスに 乗り、ホテルに戻ると。


■ 9/9(日) The Police @ Twickenham Stadium
日曜日なので、お店は休みの所が多く、やっていたとしても日曜日だけ開店時間が昼12時の所が多いので この日は余裕を持ってホテルを出発。ロンドン地下鉄初乗り料金1000円は本当でした。衝撃的です。 4ポンドなので、この時のレート(@235)だと940円。高ーい。ちなみにポリスのチケットは90ポンド (21,000円)です。チケットがカッコイイから許す。


地下鉄は高いくせによく止まります。この時もハロッズにお土産を物色しに行ったものの帰りには駅が閉鎖 されていて、隣の駅まで一駅歩きました。複数の路線で何駅かの区間が“不審物”で通行止めになってしまい、 皆またか、という表情で別の路線に移動したりしていました。

前日、FPはライブの後サイン会をしていたとの情報をキャッチし、HMVで彼らのCDを購入。 スーパーで色々物色し、部屋に戻って腹ごしらえをしてから交通事情を考えて早めに会場へ向かいました、 前日買ったポリスのTシャツを着て。日本で買った漫画本マーガレットを持って。

会場に入ってからビールを手に席に。既にYokoさんが来ていました。 この日はアリーナ席スティング側のブロックの9列目。席はまだガラガラでしたが。 FPを脱退したダンが私達の3列前に座っていました。FPの演奏が始まるとダンは声援送っていましたね。 彼らが仲たがいしたのではなくて良かったです。FPが始まってすぐゆきさん登場。座っていても 余裕で見られました。なごさんは隣のブロックだったようです。

FP終了。アリーナ入口近くのグッズを売っているテントの横でサイン会をするというので、すぐに行って 列に並びました(既にルークが並んでいて笑った)。“ジョーさん”と書こうとしていたので、 「自分に“さん”は付けないのよん」と言うと『ジョーサムナ』と書いて「コレデイイデスカ?」と 聞いてきたので「いいです」と。ついでに写真もお願いして、おばさんうっとり。

 

ギターのセトンとドラムのピートにもサインを貰い、「会場にダンがいましたね」と言ったら二人とも 笑顔で頷いていました。戻って来てくれたらいいのに。
私の後Yokoさんもゆきさんもなごさんも皆サイン&写真撮影をして完全にFPにやられちゃいました。 その頃まどじゅちゃんはヒースローで帰国便を待っていたのだと思います。まどじゅちゃんが 帰ってしまったら急に寂しくなったけれど、FPを見ていたら忘れてしまいました。ごめん。

サイン会はアリーナの中、そこにはバーもあったので、ビールを買って飲みながら談笑。 3年ぶり(?)にポールに会いました。サイン待ちの列は Maximo Park が始まっても途切れず。 でもコレってスタンド席の人には酷ですよね、それともサインだけ貰いにピッチに入れるのでしょうか? 演奏の音が結構アレだったので、一度外に出て、ビールを飲みながら仮設トイレの列に並ぶ。なんて 効率的。

バーに戻ってワインを飲んだり写真を撮ったりしている間に、サポート終了。ロンドン2回目、そしてこの 旅最後のポリスです。この頃には席は全て埋まっています。どうか前に大きい人が来ませんようにと 祈りながら席に着きました。

Get Up Stand Up が流れ始めました。皆立ち上がります。大丈夫、視界を遮るような大きい人はいませんでした。 本当にラッキーです。それでも余裕を持って、袋に入れたマーガレットの上に立って見ました。 スタンド席からはわからないのですが、アリーナ席から見ると、実物の後ろに巨大スクリーンがあるので 肉眼で彼らが見られるにもかかわらず気がつくと後ろのスクリーンを見ていたりして損をした 気分になってしまいます。写真を撮ると、何がなんだか・・・(笑)。


昨日と同じ時間に始まって、同じセットリストの筈なのにこの日は10分位早く終了。アンコールのタイミングが 早かったのかな?それとも続けて曲を演奏したからでしょうか?ライブに満足してマンガ本は地面に 放置して席を離れたら、「おーい、忘れているよー」と知らない人がマンガ本を持って追いかけて来て くれました。ドウモアリガトウゴザイマス。

またもトイレ待ちしたり、反対方向に歩いて行ったりして、シャトルバスに乗ってから地下鉄に乗り継いだ もののそれは終電でした。(この日は日曜日だったので終電も早かったのだと思います)Yokoさん達は 途中で降りてしまい、私は夜中に地下鉄に一人ぽっち。
途中の駅に止まる度に、「これは終電です」のアナウンスが聞こえるは、人は減ってくるはで不安が 倍増しました。ついに乗り換え駅に到着し、乗り換えてあと1つ乗れば自分の降りる駅だったのですが、 既に乗り換え電車も終了していて、「はーい、皆今すぐ駅から出てー」と職員通用口のような所から 数人の客はおっ放されてしまいました。『え、ここはどこ?』などと立ちすくんでいる間に他の人達は 消えてしまい、ガード下に一人、夜中の12時過ぎに。えー。でもタクシー拾えばいいかと思って通りを 歩き始めるもタクシーどころが車も殆ど走っていない。なぜかそこはテムズ川沿い。という事は こっちの方向に行くのが正しいと思う、でももしかして自分は今テムズ川の反対側に出てしまって いるのではないか、などと完全に頭がイカれてしまっていましたね。へへへ。
とりあえずテムズ川沿いは危険そうだから止めて川を背に歩き始めた所で路地からカップルが出てきたので 道を尋ねて、無事にホテルまで歩いて帰る事が出来ました。部屋に戻ったら12時半デシタ。 あードキドキした。


9/10(月) 帰国の途
寝過ごすのが怖くて殆ど寝ずに朝7時にホテルをチェックアウト。 空港行きの地下鉄で確信を持って違うターミナルで降りてしまい、初めて ヒースローエクスプレスに乗りました(笑)。ターミナル間の移動は無料です。
KLM も e-ticket になっていて機械で自分でチェックインをするのですが( ココは日本語選択が無かった)、その後荷物を預けるのに 1時間近く並び、それでも無理で後ろのおせっかいな親切なおじさんが係員に言ってくれて別のカウンターで 荷物を預け、やっと出発ゲートを入った時には既に搭乗時間でした。空港で新聞とか色々買おうと 思って楽しみにしていたのに、パリ同様早足で通り過ぎただけでした。

以上、最初から最後までずっと早足歩きの旅でした。




2008年2月 The Police & Fiction Plane 日本公演
寒い日本で燃えた1週間。

2/9(土) Fiction Plane@Shangri-La
大阪地方大雪。羽田発は混雑で30分遅れ。何の問題も無く伊丹空港まで来た所で「大雪の為 滑走路が一本しか使えず上空で順番待ちをするので20分後に到着します」とのアナウンス。 もし羽田まで引き返したら新幹線で間に合うかなぁ〜と考えていたけど無事に到着。 でも結局まどじゅちゃんとの3時のランチの約束は果たせず。ホテルにチェックインしてから FPのTシャツに着替え、ホテルで傘を借りてからYokoさんとまどじゅちゃんと合流して 梅田でねぎ焼きを食べました。

ベチョベチョの道を歩いてライブハウスに行くと色々と知った顔が並んでいました。 整理番号が8番だったので、とりあえずジョーの前を確保してからトイレに行ったりビールを 飲んだり。海外から来ている人達を紹介してもらったり。オフィシャルに書き込みしている Takeshiさんにもここで初めてお会いしました。

ライブは時間通りにスタート。音が良くないのか、耳栓のせいかわかりませんが、ジョーの 話す日本語がよく聞き取れませんでした。他の人は聞いて笑っていたので理解出来なかったのは 私だけだったみたいです。残念。相変わらず長髪です。髪を振り乱す姿は某国際弁護士みたいだ と思いました。(他の方は Nothing Like The Sun の頃のスティングみたいだと言っていました。 確かに。)

ライブの後はお約束のサイン会。ただここでは列を作らずに大勢がわーっとカウンターの中にいる 3人にサインを貰うという形だったのでなんだか惣菜買いに行ったみたいで嫌でした。 私は最初に端っこにいるセトン君にサインを貰って、後は他の二人に回して書いてもらいました。

ライブの後は、ワインのお店で飲み会。オフィシャルの方々も合流して楽しく過ごしました。 2次会はカラオケ(笑)。私は1時間位で失礼しましたが、かなり盛り上がったようで。皆さん ホテルに帰るのが大変だったみたいです。 という事で追っかけ1日目終了。ホテルで借りた傘はカラオケ屋さんに忘れてきて、気がつくと 携帯の電池のフタも紛失していました(涙)。



■ 2/10(日) The Police@京セラドーム
1日目と2日目で違うホテルだったので、チェックアウトの時に「傘代を請求して下さい」 と申し出たらあっさりと「いいですよ」と言われて嬉しい。 (でも、どう見ても500円位の傘でしたが。)
2日目のホテルには3時までチェックイン出来ないので、某社のファミリーセールのバーゲン に行ったり(思いがけず散財)、美容院に行って髪をセットしてもらったり、デパートの 化粧品売り場でフルメイクをしてもらったり。携帯ショップに行って電池のフタを買おうと 思ったら在庫切れで、電池が落ちたらいけないからと、裏側をセロテープで貼られて しまいました。カッコイイ!

3時に京セラドームにファンクラブで買ったチケットの引き取りに。が、ここで「引き取りは 4時から」と言われて怒って引き返す事に。私の前に並んでいた人が引き取りのメールの コピーを持っていたので信用してしまったのですが、どうも私が行ったのは当日券売り場 だったようで、他の窓口では3時に受け取れたみたいです。嘘をこいて申し訳ありません。

が、お陰で早くホテルに戻れて3時半から心斎橋で飲み会。もうホントにね、前日までに あれほど何度も人数確認したんですけどね。当日の午前中にも人数が変更になってお店に 無理を言って変えてもらったんですから。それなのに、ドタキャンする人とか。 チャーリーブラウンから流れて来る人とか(笑)。でもまぁ、隣のテーブルが空いていて 良かったです。思いがけずパラダイス&ランチの eiji御夫妻も参加。あとオフィシャルに 参加している日本人の方々も。私はオフィシャルでは書き込みはして いなかったのですが、誰が誰かは噂で知っていましたよ。へへへ。

5時半で飲み会終了。地下鉄でいざ京セラドームへ。チケットは並ぶこともなく無事に 受け取れました。窓口で「かなり良いお席ですね」って言われて満面の笑み。そう、この日は ファンクラブのプレセールで開始4秒で購入完了した最前列。しかもジョー側!(笑)。 ファンクラブのプレセールは、一つのアカウントで1公演1回しか買えないので、 ロンドンで無駄に2回アカウントを使ってしまった私は、大阪公演を買う為にまた 新たにファンクラブに入りました。入会特典のリトグラフ(Keyclubではバズーカと 呼んでいます)3本目。

アリーナ入口でプレミアム席の特典をもらってがっかりしたものの(Tシャツだけ? 何この円盤みたいなの?)、席についたら気分はかなり盛り上がりました。
FPスタート。最前列でもステージはかなり遠いです。最後の曲の前に 「19ゲートで会いましょう、ヤクソク!」と言った気がしたので、Two Sisters が 終わったら行ってみたのですが、もうサイン会場にたどり着くまでがものすごい 混雑で。ポリスの前にアリーナに入ってくる人とアリーナから出る人とで ごった返していて歩くのも大変な状態でした。やっとサイン会場についても 既にサインを待つ人の列が長くてこれではポリスの最初を見逃すと思い、諦めて 席に戻りました。


いよいよポリススタート。その前に最前列の柵の前に二人の外人がトコトコと歩いて 来て体育座りで座っています。アンディそっくり。アンディの伝記にも出てきますが、 この子達が彼の双子の男の子なのかと。(小柄だけど大人みたいです・笑) GetUpStandUpがかかり、テンションが急激に上がりました。サイコー!

シアトルで2回、ロンドンで2回見て、日本公演が違ったと思う所・・・曲数が 少ないし、RegattaDeBlanc の“イオー”の歌い方も違いました。日本の方が 短かった。残念です。でもこの曲はのどに負担がかかりそうなので仕方がないです。 DODODOは、ワンフレーズだけでも日本語を期待していましたが、歌いませんでしたね。 ドームは音が悪いと皆さんおっしゃいますが、スティングの歌の後に聞こえるのが 音が反響しているのかスタンド席の人が歌っているのが遅れて聞こえているのか わかりませんでした。私の席のまわりは・・・まどじゅちゃんが歌っているのがよく 聞こえました(笑)。

コンサート後には、心斎橋に戻り再び飲み会。あれー?10人で予約したのに・・・ 20人位いるし(笑)。空いているお店でよかったです。ココでは喫煙者と非喫煙者で 分かれて座ってgood。あ、U&MYさん、いつの間にか白いタンクトップになっています。 ズボンが黒だから藤崎マーケットみたい(ごめん)。そういえばダーリンは、白い Tシャツではなくて黒いTシャツでした。何と書いてあるかわからなかったけれど、 ゆきさんは前に見た事があるTシャツだと言ってました。 私は12時半頃に店を出ましたが、3時ごろまで飲み会は続き、その内の何人かは 朝までカラオケだったそうです。お疲れ様でした。


2/11(月・祝) Fiction Plane@代官山UNIT
優しい声で「おはようございます」と声をかけられ、振り向くと充血した目をしたayaさんが ニッコリしていました。同じホテルだったのでした。midoriさんも食事の後 コーヒーカップを持って移動して来てくれて、一緒にコーヒーを飲みました。 お二人とも朝までコースだったようで目が死んでいました。

色々な方にお土産を頂いて荷物が重くなったのでバッグを宅急便で送り、送った後で 何一つお土産を買っていない事に気づき、新幹線の時間までに買物をしようと 大阪駅をウロウロ。ポリスの面々と同じ新幹線だったらいいなーと思いつつ、昼過ぎの のぞみの指定券を購入済みだったので余裕で買物をしていましたが、新幹線乗場が 見つからなくて初めて 自分がいるのが新大阪駅でなくて大阪駅だと気づいて あせってJRに乗りました(馬鹿)。
新大阪に着いた所である方から『今スティングが**番線ホームにいます』とメール。 どれどれと思って見に行くと外人集団+それを取り囲むガタイの良い日本人ガードマン って感じで、絶対にスティングには近づけない。アンディはファンにサインを していたようでした。私は遠目に暫く見てから自分の乗るホームに移動。 ゆきさんと隣のホームから眺めていたら、発車間際になってもグリーン車に張り付いて 手を振っている人が沢山いましたよ。私にはもう出来ないなぁ。 結局彼らは私の乗った新幹線の3分前ののぞみに乗ったのでした。 新大阪−東京間を3分差で追い続ける旅で、車窓からの富士山を見ても 「ダーリンも富士山見たかなぁ」なんて思ったりして可笑しかった。

品川に到着して、FPの公演にはかなり時間があったので、美容院で時間を潰してから 会場へ。なごさんとYOKOさんと一緒に近くのカフェで食事してから、開演ギリギリに 中へ入りました。ここでもサイン会告知の張り紙。でもココで買った物でないと 駄目だというので 彼らのアルバム LeftSideOfTheBrain を購入しました(3枚目ですよコレ買うの) 。ライブは・・・大阪の時よりも日本語がよく聞き取れました。シガレットという 曲の説明を日本語でしてくれて納得。東京には、パパが見に来ていました。 ステージ右側のそでの方でカメラマンの男性の影に立ってじっとステージを見つめて いました。あぁ、ダーリンが気になる。でも右側ばかり見ていてはジョーに失礼だし。 でも見たい・・・ものすごい横目で見たりして。

ライブ後のサイン会は、一人サインは一つ、写真は駄目と言われました。 でも、大阪と違って順番に並んで一人ずつきちんともらえるので私はこちらの方が 良かったです。ジョーに「また来たね」と日本語で言われて赤面。 FPのオフィシャルに載っている写真を勝手に拝借して作った DECOチョコ(奇異倶楽部参照)をジョーに渡すと「amazing!(日本語訳・きもい!)」 と言ってピートとセトンに見せていました。ついでにDECOチョコ持った写真まで 撮られたんですけど、きっとあればブレていて良く見えないと思います。 ジョーに「どうしますか?」と聞かれたので「食べて」と言ったら「ありがとございます」 とお礼を言われて、思わずDuneのパパの写真で作ったチョコも出そうかと思いましたが、 思いとどまりました。


2/13(水) Andy Sumemrs サイン会@TSUTAYA六本木
絶対に日本でもサイン会をやる筈だと、毎日のように「アンディ・サマーズ サイン会」で 検索していたらやっとヒットして、告知を見てすぐに電話をして洋書を予約。 高かったけれど、自伝はすでに日本語版を読み終わっていたので、買おうかどうしよか 迷っていた写真集を購入しました。 購入したと言っても、商品を受け取ったのはサイン会の当日。あまりの重さにショックを 受けました。家に帰って体重計に乗せたら2.8キロありました。
サイン会は12時をちょっと回った頃にスタート。私は35番 (あ、20番君は22番なの?ふーん)。 待っている間も重い重い本を ずっと持っていてかなり辛い。写真も握手も駄目ですと言われていましたが、かなり甘かった ようですね。 アンディの隣ではカメラがずっと撮影していて、サインを貰った後にスタッフから 「撮影した映像を映画で使わせてもらうかもしれないので書類にサインをして下さい。」 と言われました。整理券が早目の人は全員書かされた筈です。 結局皆が終わるのを待っていたりして、1時間位してから未来画廊に行って アンディの写真展を見学。ロンドンよりも飾られている点数が少なかったと思います。 その後六本木ヒルズで皆で食事をして、地方から来た方のホテルに一緒について行ってから 東京ドームへ。重い、写真集重すぎる。



■ 2/13(水)The Police@東京ドーム
この日のチケットはYokoさんに取ってもらいました。 東京は関係者席が多いのか、大阪に比べるとファンクラブ席もバラけていました。 実はこの日の公演は、55万円のウォーターエイド席に当たった人から「同行者が行かれなく なったので一緒にどうですか?」とのメールを頂いていたのですが、半日位考えた挙句 やはり自分には 275000円は払えないという結論に達し(それに心の中ではやはり“金で買う” という事に抵抗があったのかもしれません)、Keyclubの掲示板(*)で 行かれる人を募った所・・・手を挙げた方が一人いらっしゃいまして、チケットは その方に譲る事になりました。

ライブの前にはグッズを色々と物色しましたが、結局何も買わず。 この日も寒かったのでデニーズでビールを1杯だけ(笑)。
この日の席は・・・13Aブロック(プレミアム席の一番端)だと勝手に思っていたの ですが、受け取ったチケットは12Aブロックの4列目でものすごく嬉しかったです。 ライブは・・・大阪で演奏しなかった Footstep をやった事以外は同じだったと思います。 大阪よりも声の調子が悪いように感じましたが、それは私の場合、聞く場所にかなり 影響されるので定かではありません。

大阪の時には写真を撮らなかったのですが(というか、デジカメをライブ前の飲み会の 店に忘れてしまってライブの後に一人寂しく取りに行った・馬鹿)、東京公演の時には アナウンスで「ビデオカメラでの撮影はご遠慮下さい」と言っていたので、それなら 普通のカメラはいいのか?と思い、近くの係員に聞きに言ったら「一眼レフなどの 本格的なカメラで無ければOKです」との返事をもらったので、ライブ中に 何枚か写真を撮りました。イマイチでしたけど。

ライブ後は、数人でお茶を飲んで帰りました。 重い本を持っていたので飲みに行く元気がありませんでした。


■ 2/14(木) The Police@東京ドーム
両腕筋肉痛。午前中はスーパー銭湯に行って ゆっくりと過ごし、午後は早くに家を出て、友人たちと食事・・・をする 予定でしたが、Thepolice.com のFanGetTogetherがあるとまどじゅちゃんからの メールで、急遽その場所で食事をする事になりました。でも、そのお店は予約が 出来ないそうなので、約束の時間よりも早めに行って場所取りをして 大リーグの「珍プレー&好プレー」みたいな映像を見ながら一人でビールを 飲んでいました。が、4時になっても誰も来ない。え?場所間違えましたか私? 4時過ぎに友人達が来て、それから大阪の飲み会で会った人も来てくれて、 外人達が来たのは5時過ぎじゃなかったですか?え?もう席は取っておけません でしたよ。ここで今回初めてSueに会えました。前日のサイン会は飛行機が キャンセルになって間に合わなかったそうです。当日着は怖いです(台風経験者は語る)。
ここでTakeshiさんに、終わった後はどうする?と言われて「どうするも何も明日は 仕事だよ」と思ったものの「じゃあちょっとだけ」という事で makiさんがお店を 探してくれてその場で予約。これでライブ後も安心です。 (とその時は思っていましたよね、makiさん!・笑)


日本公演最終日。この日はバズーカ4本目を4人でシェアして取った席で アリーナ11Aの4列目・・・だったのですが、実は大阪に行く前日の夜中 にある方から「完売だったプレミアム席が復活している」との 情報をもらいまして、ぴあのサイトで13日の席を照会してみると確かに良席がヒットしたので、 13日がこれなら14日はもっと良い筈と思って照会したらなんとA9の1桁が出たので その場で購入してしまいました。もちろん定価。ウォーターエイド席をお断りした 時に「結局世の中はお金なのね」とちょっと哀しい思いをした私に神様からの プレゼントだと思いました。
はい、他の方のお怒りはごもっともです。「抽選に外れた私は何なのだ」とか 「100ドル(ファンクラブの入会金)返せ」とか。ええ、私もそう思います。でもちゃんと 掲示板(*)には書きましたよ。書いた時点で2列目の席もあったみたいですし。 私は何のコネもありませんよ、私も驚いているんですから。怒らないで下さいね。

ライブは・・・ポリス再結成公演100回目だとどこかで読みましたが、別に何の変化も無く、 バレンタインでも別にグッズが並ぶわけでもなく、前日と同じ構成でした。
私自身は・・・今回の再結成公演で感激して泣くような事は無かったのですが、 これがポリスを見る最後だと思った時、NextToYou で彼らの若い頃の写真がスクリーンに 流れた時にはウルっと来ましたね。


ライブ後は・・・西口と東口を行ったり来たりしていたらしいまどじゅ率いる外人集団(笑)。 多めに考えて15人って予約してもらったのに、やっぱり人数増えてるし(笑)。DECOチョコが 足りて良かった。FP、Police、Sting に混じって Shigeyo っていうハズレのチョコも 入っています、すみません。私は途中で引き上げましたが、皆さん本当に有難うございました。 オフィシャルで知り合った方々、Takeshiさん、カズさん、midoriさん、ishigamiさん、 皆さんかなりのファンですね。バズーカ何本も持っている事でしょう。(最高9本って方が いらっしゃいますよ・笑)
ポリスの公演はあと数ヶ月で終了するようですが、ポリス以外でも、まだどこかでお会いできるのを 楽しみにしています。


* Keyclub 掲示板については現在 TOPページからのリンクを外してあります。詳しい事は 『奇異倶楽部』に。




2008年8月 The Police 最終公演 / New York
土壇場になって急に行きたくなったので超貧乏旅行。

オンシーズン+燃油サーチャージで航空券は高いし、アメリカだし(?)、暑いし、“ファンなら行って当然”という雰囲気もマジウザイ(なぜか若者言 葉)ので、最終公演は『行かない』と決めていました。いえ、発表になってすぐに航空券の 仮予約はしたんですけどね、キャンセルしました。

でも、未練がましく毎日のようにコンサートチケットの売れ状況をチェック。航空券の残席も チェック。チケットは Sold Out にはならず、一旦は、一番値段の高い席(380ドル)は売り切 れたものの、暫くすると復活してスタンド席のステージに近い席が買えたし、2階席などは、 10連番でも買えました。(私も暇だな)

ライブの半月位前に、オフィシャルファンクラブでチケットプ レゼントのお知らせ(かなり大量にばらまいた模様)。でも当 たったら困るから応募さえしない。それなのに、ライブの2週 間前になって急に気が変わって「やっぱり見に行こう」と思い 立って速攻で航空券を予約。なぜか最初に仮予約した時よりも 安い。ただし直行便は満席で、行きはデトロイト経由、帰りは ミネアポリス経由になってしまいました。仕事も3日休むだけ で行けるので3泊5日の強行軍で。一人で滞在するにはホテルが 高いのも困ったもので、コンサート会場から歩いて帰れる範囲 内にある日本人経営の宿に泊まることにしましたが、そこも希 望の部屋は満室で2泊したら別の宿に移る事になりました。航 空券の予約も受け渡しも全て電話とメールでできる筈が、メー ルがうまく受け取れず仕事の後に旅行会社にEチケットを取り に行ったり、肝心のコンサートのチケットを買っていなかった ので知り合いにメールしたり、出発までバタバタと過ごしまし た。
まどじゅちゃんの指摘で分かったのですが、追っかけ日記の「今まで見たコンサートの数」を 数え間違えていて、何度も何度も数えなおしたら、95回でした。なので、12月にダーリンがリュートで来日した時に4回見ると最後の大阪 が99回。その前にどこかであと1回見たら、大阪で100回記念パーティが 出来るな、というのも心のどこかにあったのです。

8/6(水)

午後の便なので当日になってやっと銀行に行ったり、携帯の充 電器を買ったり、オンラインでチェックインしたり(実は忘れ ていた)。昼前にローカル線に乗って成田へ。旅行前に空港で フラフラするのも楽しみの一つだから早めに・・・行ったつも りがそうでも無かった。免税店で自分の物を買っただけで もう搭乗時間。デトロイトまで12時間近いフライトでしたが、 寝たり、食べたり、中村うさぎの本を読んだり(なぜ?)、寝たり、妄想 したり、で過ごしました。各席にTVが付いていな いので、窓側を選んだ私は全然スクリーンが見えませんでした 。

デトロイトに着いて入国審査の列に並んでいると、前方にmidori さん発見。しかし一人ずつ指紋を何度も取って写真も撮ってい るからなかなか列が進まない。40分位待ってようやくアメリカ に入国。「ポリスを見に来ただす!」と言うのを楽しみにして いたのに「観光?」「イエス」で終わり。ち。それから税関を 通ってmidoriさんと一緒に国内線のターミナルへ。出発までの2 時間位おしゃべりをして過ごしました。お付き合い頂きありが とうございました。

1時間半位でNY着。夜7時位だったけどまだ日差しがあって昼 間のよう。midoriさんはお出迎えの車に乗って行ってしまった ので私はバスの乗り方を聞こうとインフォメーションカウンタ ーに並んでいたら、後ろにいた女性に「一緒に行きませんか? 」と誘われ二人でタクシーをシェアしてマンハッタンまで行く ことになりました。タクシーの中で色々と話をしたら、彼女は1 週間の滞在で9回ミュージカルを見るのだとか。私は「コンサ ートを見に来た、ポリスっていうバンド」 と言ったけど、彼女はポリスを知りませんでしたー(笑)。
ものすごく大きなスーツケースを持った彼女のホテルで降りて あげて、私はそこから10分位歩いて宿へ。決してホテルではな く、しいて言えばゲストハウスですかね、キッチン付の宿。と いうか普通のアパートを貸しているという感じで、鍵のかかる 個室が2個とバスルームが2個、キッチンとリビング。私はリビ ングの片隅におかれた2段ベッドをカーテンで仕切って目隠し しただけの空間。かなり貧乏臭いけど、1泊59ドルだから仕 方ないです。個室に滞在しているのは若い男女4名で、礼儀正 しくてとても良い子達でした。ポリスは知らなかったけど。
荷物を広げてとりあえず近くのお店にビールを買いに行って、 彼らの食事が終わってから自分の食事の用意をして(米まで持 って行ったもんね)、夜中に若い男の子にNYのお勧めの場所 を聞いたりして。聞いたって行かないくせに、わははは!
NYに行くのは2回目、前回はなんと1989年ですよ!スティングのブロードウェイ デビュー作『三文オペラ』を見に行ったのですけどね。その時に一通り観光もして エンパイアステートビルにも、自由の女神の中にも昇ったし、リバーカフェにも 行ったし、夜景も見たし。なので、観光する気は全然無かったです。

■ 8/7(木)The Police @ Madison Square Garden

コンサート当日、まずは当日券をチェックしに会場のボックス オフィスに。9時のオープンと同時に行きましたがやはりアリ ーナ席はありませんでした(出発までチケットマスターで状況 をチェックしていましたが、たまにアリーナ席が出るのですよ )。窓口で聞いた時には、380ドルのステージ寄りのスタンド 席か、50ドルのステージを正面から見る位置の4階の後ろの方と 言われ、アリーナ前方でなければどこも同じじゃないかと結局 買わず。実はファンクラブの掲示板でステージ横の4階席を80 ドルで譲ってもらう事になっていたので。
ファンクラブ掲示板でポリスドッグ(書き込みの名前ね・笑) が皆にプレゼントがありますと書き込みしていたので「私も下 さい」メールを送っていたのですが、結局彼にも会えず。ねぇ 、MSGのボックスオフィスにいるって言ってませんでしたか? (私の英語力のせいではありません、だってメールは日本語だ もの!)

実はNYに行ったのはまどじゅちゃんには内緒。行って驚かせ てやろうと思ったのです。でも結局、最後まで会えなかったの ですよ。ファンミーティングには私は最初から出ないと決めて いたし、ライブの後にも集まろう!という書き込みをチェック していたけど、全然行く気が無かったので。 なぜか勝手に、当日アリーナ席が手に入ると思い込んでいたの で、まどじゅちゃんの肩をたたいて驚かせてやろうと企んでい たのでした。あーあ。

という事で、MSGを後にしてタイムズスクエアをふらついてか らスーバーに寄って買い出し。お部屋でランチを食べてから映画 館へ行き映画版「マンマ・ミーア」を鑑賞。サイコー!外人の おばちゃん達と一緒になって声を出してゲラゲラ笑って、笑い すぎて涙が出ました。大好きな俳優が出ているというのもある けれど、何よりも ABBA が好きだし、字幕が無くても台詞が全部 分かる。だってミュージカルを7回見ているから(笑)。これ からポリスの最後のライブを見るのにこんな事でいいのかしら ?と思ったりして。
映画の後、ニコニコしながら宿に戻り夕食。若者は皆出かけて しまっていたので一人でビール飲みながらインターネットして 、夕食をとって、ついでに掃除もしてからいざMSGへ。・・・なんであたしが掃除しなくっちゃ いけないのだ。


コンサートは前座が始まるのが夜8時。私はチケット引き換え 窓口で掲示板でチケットを譲ってくれたアメリカ人女性Aさん と7時半に待ち合わせていたので、キョロキョロしながら待っ ていたら、ポスターを写真で撮っている人がいたので「あれ絶 対に日本人だ」と思ってよく見たら・・・知ってる人達でした。 おほほほ。(やけにテンション高かったな)

あ、ニコニコして近づいて来る金髪女性・・・Aさんでした。 見た瞬間にわかりました。事前にお互いにブサイクな写真を送 りあっていたので(お互いにだ!)でも実物はとってもチャーミン・グ〜♪(お互いに)
「ゆずってくれてありがとう」「ショーを楽しんでね」「あな たもね」という短い会話をかわした後、すぐに自分の席に行く 振りをして、実はボックスオフィスへ行き、「これより良い席 ありますか?」と聞いている嫌な奴(笑)。でも残っていたの は、380ドルのスタンド席(アリーナ真ん中辺りの位置)、と250 ドルの席のみ(安い席の方が売り切れていましたね)。結局、 譲ってもらったチケットで見る事にしました。あー380ドル浮 いたわ。

席は天井に頭が付きそうな位上の席だったけれど、ステージの 真横なので、よく見えます。ファンへのチケットプレゼントに あった“PIT席”というのは、席ではなくて、最前列とステー ジの間の場所。そこが思っていたよりもずっと広くて、最前列の チケット持っていた人は本当にお気の毒だと思いま した。ライブ前には50人位かな?と思っていたPITの人達は、 ライブが終わる頃には200人位になっていました。いや、もっ といたかも?アリーナ席の人が移動したのかと思いきや、アリ ーナはアリーナでちゃんと埋まっているのですよ。あんなにた くさんファンにプレゼントしたんでしょうか?なら私も応募す れば良かった。って今更言っても仕方ないのですが。

前座の B-52'S 登場。名前だけは知ってますけど、曲は全然知りま せん。でもすごい盛り上がり方。私の列の人達も皆一緒に歌っ てますよ、と思ったら最後の曲だけは知ってました。ポリスの 曲が入っているオムニバスアルバムに入っているのかも。とい う事で前座終了。ビールは飲み終わってしまったのでトイレに 行き、携帯からKeyclub掲示板に書き込みをしてポリスを待つ 。

GetUpStandUpがかかりポリス登場・・・ここから先は涙涙で記 憶がありません。うそです。だっていきなり知らない曲やるか らしらけちゃうじゃないですか。と思ったら、ステージにNYPD 登場、ニューヨーク市警音楽隊?(と勝手に訳す)、素晴らし い演出です。感動しました。MIABを聞くのはもしかしてこれが 最後!?と思ったら涙が出まして、不覚にもおいおい泣いてし まいました。早すぎです。でも警察官の帽子をかぶっているス ティングはフレディ・マーキュリーみたいでちょっとマヌケです。
セットリストは、色々な所に載っているでしょうから、そちら を見て頂いてと。日本公演と違っていたのは、Purple Heizを やった所。でもこれを聞くとドミニクが恋しくなってしまいま す。ドミニクは見ているのかな、どんな気持ちなのかな、これ をポリスでやっちゃ駄目じゃんと思いながらもちょっと涙目。 マジックでステージにダンサー登場・・・かと思ったらスティ ングの娘たちでした。「マイ・ドーターズ!」と言っていた。お お!と思う間もなく男の子も登場、あれはアンディの子か?ス ティングの子か?と見ている間にマジック終了。後でチェック したらアンディの子供だったようですね。

どの曲で終わって、どの曲がアンコールだったのかよく覚えて いないのですが、もう皆さんご存知のように、アンコールの前 に楽屋で、伸ばしていた髭を剃るシーンが会場に流されました 。PITの人は見えたのでしょうか?日本公演の時にはステージ 後方にもスクリーンがありましたが、MSGでは、後方も上の方 までびっしり人が入っていましたからね。
髭を剃るのは募集しても良かったんじゃないですか?断髪式じ ゃないけど、一人一剃りみたいに(笑)。記念に髭をもらえる とか。要りませんね。
最後の最後、Next To You では、今までは彼らの若い頃の映像 が流れたと思うのですが、クルーひとりひとりの映像が流れま した。彼らに感謝を込めてという意味だと思います。これもま た感動しました。

23時15分、ポリス終了。「あぁ、終わった」という感じ。感傷 的な気持ちよりも、終わってホッとした、せいせいしたというのが正直な気持 ち。さぁ帰るぞと気合を入れて夜中のNYを一人で10ブロック 程歩き、途中でビールを買って宿に戻り、夜食を食べてから荷造り。

8/8(金)

3泊目は、ゲストハウスでさえなく、40ドルのドミトリー。ドミト リーなんて若い時に安曇野のユースホステルに泊まって以来で すよ。でも、ここは隣と仕切りがあるし、2段ベッドよりは寝 心地が良かった。同じ部屋の人達も、アメリカ在住の人がNYに 遊びに来ましたって感じで旅慣れている人が多く、皆きちんと ルールを守る人達でとても居心地が良かったです。次に行った 時にも泊まりたい位(笑)。 最終日にようやくまどじゅと連絡が取れた・・・と思ったら既 にハワイに向けて出発していて乗り継ぎ地のミネアポリスから のメールでした。とほほ。
一日フリーの私はお土産を物色したり、映画版「マンマミーア」を また見てゲラゲラ笑ったり(どんだけ好きなんだよ!笑)。ミ ュージカルも見ようと思ったのですが、TKTSは発売時間前に行 ったにもかかわらず “プーさんのハニーハント” 位並んでいたので5秒で諦めました。 今回はひたすらミッドタウン周辺を徘徊していただけで すが、面白かった。まどじゅや、ポール達に会えなかったのは 残念だったけど、またすぐに他の場所で会える事でしょう。

8/9(土)

最後の日は、薄暗い中で荷物の整理をしてグランドセントラル ステーションから空港バスに乗ってラガーディア空港まで。前 日にパソコンでチェックインしていたにもかかわらずトラブっ ていてカウンターで待たされました。荷物に違うタグ付けられ てるし。荷物を無くされる所でしたよ。その間にmidoriさんが 楽々チェックインして去って行きました。うぇーん。


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以上、おっかけ日記というよりも、“NYケチケチ貧乏旅行リポート”って感じですが。 ポリスNY公演詳細は、数日間本当に濃ゆい経験をしたまどじゅちゃんのレポをお楽しみに!
読み返す度に赤面の過去の追っかけ日記は間違いだらけで申し訳ないのですが、 コンサート回数を含めて徐々に修正していきますのでお許しを。




2008年12月 STING & EDIN KARAMAZOV  リュート演奏 日本公演
日本で5回もリュート公演を見られるとは思いませんでした。

ファンクラブでのチケット発売が6月。その頃は毎日ポリスのファイナルコンサートの事ばかり考えてい ました。当初発表になったのは東京3日と大阪1日、しかも大阪は週末だったので日本公演全部行ける、 そうするとぢょうど大阪公演がスティング&ポリスのライブ100回になる!素晴らしい!と一人で興奮して いました。

後にまどじゅちゃんからの指摘で、数え間違いが発覚、大阪公演が99回目になるとわかります。 でもそのお陰で(?)NYに行く決心もついたわけですが。

8月のポリス最終公演も終わって、ディープに某シンガーに浮気したりして過ぎていった秋の日(笑)。 東京、大阪、横浜と飲み会の計画もあり幹事もそれぞれ別の方がやってくれる事になって管理人は 『あー今回は楽だなぁ〜』なんてお気楽にライブ初日を待っていました。


■ 12/16(火)東京・渋谷オーチャードホール

オーチャードホールで開演19時はキツいです。この日のチケットはまどじゅちゃんに取ってもらったの だけれど、翌日以降の自分が取ったチケットも引き換えて皆に前もって渡しておきたかったので チケット引換えの窓口に並び(やけに時間がかかる)、引き換えた後クロークに並び、トイレに 行ってから席についたら開演5分前でした。この日の席はスティング側の3列目。コーラスがいる 事は事前にわかっていましたが、1部がコーラス(スティールアンチコ)だけとは知りませんでした。20分で1部が終わって 休憩15分と言われた時には脱力しました。

前にオーチャードホールに来たのはバレエ公演でした。スティングがまさかここで演奏するなんて と誇らしい気持ちです。客層もポリスの時とは違いました。かなり年齢層が高い。服装のせいかも しれませんが、着飾っている人も多かったと思います。

休憩の後スティング登場。『あ、また髭が・・・』がっかり、でもまぁクラシックな雰囲気で 服装とも合ってる、気がします。ライブ前1週間は、他のCDは封印して朝に晩にラビリンスを聞いて いたので、曲にも馴染んでいたし、3列目といえどもポリスの最前列よりずっと近いので吐息まで 聞こえてきそうでした。でも、やっぱり仕事の後駆けつけて聞くには心地良すぎる音楽です。 危うかったです。頑張りましたけど。最後に“さくらさくら”を演奏。ウィーン少年合唱団か! いえいえ、Andyも数年前にソロで来日した時にブルーノートで演奏しましたよ。その時はまさに 桜咲く春の日でしたけど。今回は季節はずれ、そして永遠に終わらないようなアレンジ。 初日が終わった直後の正直な感想は、あと4日この修行に 耐えられるのか?でした。

翌日は最前列なので、絶対に居眠りは出来ないと思い、どこにも寄らずにまっすぐ帰宅。

■ 12/17(水)東京・渋谷オーチャードホール

開演前にまどじゅちゃんと軽くお食事して雨の中を歩いて行ったら着席が開演3分前でした。 クロークに行く時間も無く、座席の下にコートを突っ込んで鑑賞。やっぱり一番前はいいですね。 ゾフ側でしたけど、スティングは彼の方を向いて歌うので絶対にこっち側の方がいいです。
エディン・カラマーゾフ氏はエディンと呼ばれているのかエドと呼ばれているのか存じませんが、 “カラマーゾフ”と書き込みするのは長くて面倒なので、ゾフと勝手に略して書いていたら 呼ぶようにもなってしまいました。ファンの方、悪気は全くないですから。むしろ愛情込めて そう呼んでいます。

という事で、今日のゾフは髪を固めてきました。顔が良く見えます。そうそう、第一部の コーラスですが、初日に歌ったクリスマスの曲を歌いませんでした。
1日目が終わるとファンも皆余裕が出てきますね、休憩中には移動しておしゃべりしたりして。 私の後ろはタケシさん、私が前日座っていた所にも知り合いが座っていました。
演奏中はとても静か。皆真面目に聞いているし、反応も良い。 5日間の内で、この日の客の雰囲気が一番好きでした。

最前列のプレッシャーから解放されたので翌日の事はもう考えずに、数人で食事をして帰り、 帰る途中にある方からの電話で夜中の駅で人が振り向く程の奇声をあげてしまいました。

■ 12/18(木)東京・渋谷オーチャードホール

スティングに私のライブ鑑賞回数がこの日本公演で100回を迎えると伝えてくれた方がいて、 100回目の大阪で会いたいと言ってくれている、という電話でした。でもまだ絶対に他の 人には言ってはダメだと言われ、とても辛かったです。 だってこの日はライブの後に10数人で高齢の、じゃなくて好例のスペイン料理(笑)。 初めてお会いする方もいるし、変な人だと思われたくなかったので、なんちゃって。 飲みながら話をしていたら楽しくて忘れましたけど。

話は戻って、3日目の公演は、開演に余裕を持って到着。この日はゾフ側の2列目。あ、 最前列の人は昨日2列目にいた人です、私と入れ替わっただけじゃん。3日目になると どこがファンクラブ席かわかるようになります、大体皆同じような位置に座っています。 ファンクラブDVDに映っている人がたくさんいます(笑)。

演奏にもかなり馴染んできました。寝不足でもちゃんと聞いていられます。寝るのが もったいないです。もちろん見るのも楽しみです。皆もホント良く見てますね、 指輪をしていたとかズボンがしわくちゃだとか、両脇は two sisters だとか。
スティングがダウランドについて説明する所も好きです、わかりやすく話してくれて いると思います。でも手紙を読み始めるとわからなくなります。

“さくらさくら”は改良されたように思います。

12/19(金)
土日は遠征するのでその準備で仕事はズル休み。本当にスティングに会える時の事を 考えて99回分のチケットをアルバムに貼って見せようと思いつき、 まずはユザワヤにアルバムを買いに(遅いよ)。そうだ♪100回目のチケットに サインを貰っちゃおう!と段々欲が出てきて、大阪チケットを取ってくれたかなさんに待ち合わせ 時間を早くしてくれるように連絡。夕方から作業を始めて---結局完成したのは 翌朝なんですが---2000年の春までは旅行の写真と一緒にチケットもアルバムに貼って あったのでそれをすべて剥がして、そこまでで71枚。それ以降はもうコンサートの 写真とか旅行の写真とかオフ会の写真がぐちゃぐちゃで整理していなくて部屋中を 引っかき回して見つけたのが最近の21枚。残りの2000年の秋のブランニューデイ日本公演の 8枚がどうしても見つからない。同じところを何回も何回も見て本の間まで見て3時間位 探したけれど見つからず。でも絶対にどこかにある筈。なので気分を変えて、 飲み会で配る 「ライブ100回記念名入り手ぬぐい」をビニール袋に詰める作業に没頭する。私は夜中に 何をやっているのだろう?あと8枚のチケットはどこに?・・・というよりも あと8枚見つかると・・・100枚になってしまう・・・え?もしかして私は既に100回 見ているのでは・・・?

あれ程何回も何回も追っかけ日記を読み返して数えなおしたライブ回数ですが、そもそも 追っかけ日記に載せる事を忘れていました。NothingLikeTheSunの東京ドーム公演、4日間 見に行ったのに3日間しか載せていませんでした。チケットは4枚あります。という事で、 オーチャードホール3日目が100回なのでした。あーどうしよう「本当は今日は101回 なんですぅ」なんて言えません。どうしよう。スーパーロックはカウントしないとか? などと色々考えたけれど諦めてちょっとだけ寝る。

早起きして、旅の準備を整えてから新たな気持ちでチケットを探し始めたら・・・ 本棚の上に置かれたスティングBOX(Hiroさんがスティングの載った英字新聞を 貼り付けて作った箱)の中にまたまた大量の写真と共に封筒に入った8枚のチケットを発見。 アルバム完成は家を出る90分前でした。



■ 12/20(土)大阪・フェスティバルホール
最初の話では、開演前にという事でしたが、予定が変わって、アンチコの後の 休憩時間に会える事になりました。
チケットを受け取ってから、近くのカフェでお茶、私は食事。(後でゆきさんに「スティングに会う前なのに よく食べられたわね、といぢめらました。)
皆が次々にお店に 集まって来て既に貸切オフ会状態に。この時点でもまだ誰にも言えず。

フェスティバルホール、センター3列目でドキドキしながらアンチコの歌を聞きました。 アルトの女性のドレスが変わった所はちゃんとチェックしましたよ。

という事で。演奏前の数分間にバックステージの通路でゆきさんと一緒にスティングに会わせてもらいました。 緊張と恥ずかしさで顔なんて見られません。 徹夜で作ったアルバムを見せてそこにサインを貰って。一緒に写真を撮ってもらう 時には、スティングの隣に立ってカメラの方を向いたら左手で自分の胸に引き寄せて くれて、デジカメの準備ができるまでの数秒間、スティングの心臓の音を聞いて いました。ゆきさんとも写真を撮ったり、プロモーターの人が3人一緒に撮って くれたりしている内に5分前のベルがなったのでお礼を言って手を差し出したら、 握手をした次の瞬間に抱きしめられて両頬にキスをされて、死ぬかと思いました。 間抜けな顔してただろうなぁ。
私は、プロモーターの人はヤクザな人たちで「早くしろおらっ」 なんてお尻を蹴られるんじゃないかと勝手に思っていたのですが、皆さんニコニコして 見ていてくれてそれもまた感動しました。発端は・・・キークラブに来てくれる方たちの お陰です、それからスティングに話をしてくれた方、プロモーターの方、本当に有難う ございました。本当は101回目だって正直にスティングに言おうと思っていましたが、 姿を見た瞬間に頭が真っ白になってしまいました。



席に戻って、ステージに出てきたスティングを見た時の不思議な気持ち。 じっと聞いているとはらはらと涙が出てきて困りました。静かな会場でズルズル鼻を すすったり涙を拭ったりして周りの人の気を散らせては申し訳ないので、じっと そのままでいたら頬を伝う涙は洋服の襟元が全て吸収してぐちょぐちょになって しまいました。

オーチャードホールがとても洗練された雰囲気だったのに比べ、大阪は庶民的な感じが しました。ポリスのスティングを期待して来ている人がたくさんいたように思います。 ポリスのTシャツを着た方も見かけましたし、歓声や手拍子も違うと思いました。

コンサートの後はパーティー!ここでも本当にサプライズだらけで感動しました。 (詳細は奇異倶楽部で)

■ 12/21(日)パシフィコ横浜
新大阪発12:00の新幹線に乗って最終公演の横浜へ。桜木町の駅から会場まで 遠いですね、ものすごく風が強い日でクイーンズスクエアに入るまで大変でした。 パシフィコ横浜に来たのは2回目、前に来たのもスティングです。一応会場まで 行って場所を確かめてから遅い昼食を取りにレストランへ。最初はYOKOさんと 二人の予定が4人加わり更に2人加わり結局8人に。ポリスドッグ登場です。

パシフィコ横浜はどういう目的で作られた会場なのでしょうか?ステージの大きさ に比べて横に広すぎますね。この日は3列目でしたが、ゾフ側と言うにはかなり 左側で、アンチコの端の女性の後姿が見える位の位置でした。 でも面白かったのは、そのブロックの3列目が全員知っている人だった事。 ファンクラブ発売と同時に買ったのに何でこんなに横なんですか?

まぁ、文句をたれても仕方がありません、日本公演最終日、ポリスで始まりスティングで 終わる2008年。色々な事を考えながら最後のライブを堪能しました。
最終日のお遊びなのか何だかよくわかりませんが、アンチコの時にコントに出てくる ような 人間が前後に2人入った馬が登場。男性の背中をぐりぐりと押し続けていました。 彼らも何か日本の歌を歌ってくれてもよかったんじゃないですか? ウィーン少年は「ふるさと」などよく歌いますけど、今だったら「千の風」あたり どうでしょうか?駄目ですね、はい。

ダーリン、声の調子悪し。でもMIABはどの公演よりも頑張って歌っていたと思います。 さくらさくらの後でもう一回出て来たので♪もう一曲!と期待したけれど、 挨拶をしただけでした。

ライブの後はまたまた飲み会。そしてまたまたサプライズ。皆さん本当にどうも 有難うございました。

* 追っかけ日記のコンサート回数は正しい数に訂正しました。



アンディ・サマーズ写真展開催記念・プロモーション来日

写真展@銀座BLD GALLERY(2009年4月1日〜4月20日)

4月2日に仕事の後駆け込みで写真展へ。5分で鑑賞終了。被写体に興味が無いので“ただ目の前の写真を見ただけ” でした。4日(土)にそこで行われるアンディのトークショー&サイン会には都合が悪くて行かれないので 悔し紛れにスペシャルゲストは誰だ?とか色々と受付のお姉さんに質問をして帰る。

2009.4.5(日)サイン会@青山ブックセンター
写真集は、来日のニュースを聞いてすぐに(でもしぶしぶ)ネットで購入。 予想はしていましたが、当日は・・・150人定員に対して30人位しかいなかったように思います。 その分ファンとしては一人一人ゆっくり時間を取ってもらえて良かったのでは? ギターにサインを貰ったお兄ちゃんとアンディとのツーショット写真が綺麗に撮れている方は、是非本人に送って あげて下さい。

私は・・・ただ、サインを貰って来ただけ。なんとなく、熱帯雨林で来日したスティングを見に行った 時のような気持ちがしました。あぁ、ライブで来て欲しかったと。待っている時も「早く帰りたいな〜」 なんて思ってました、実は。
知っている人が何人もいたし、サインするアンディを見ていて 面白かったのですが、なんかこう・・・はしゃいでいる人たちを見るのが嫌でした。相手が断れない事を お願いするのはマナー違反だと思いますけどね。少人数とはいえ、後ろに待っている人がいるんですから。アンディは優しいですね。

サイン会の後は美容院へ。(スティングの時は順序が逆・笑)




スティング アルバム IF ON A WINTERS NIGHT(ウインターズ・ナイト) 【2009.10.21 日本発売】

*ドイス・グラムフォンからの2作目。“冬”をテーマにした讃美歌や子守唄などを収録。 スティングの曲「Hounds Of Winter」や「Murcury Falling」も入っています。 冬に一人で聴くには良いアルバムだと思います。


2010.4.3(土)Chris Botti@東京芸術劇場・大ホール
ココに書くか、『浮気』に書くか悩みましたが、スティングファミリーとしてこちらに 書くことにしました。今更説明もいらないと思いますけどね、スティングのワールドツアーに 同行していたトランペッターです。

桜満開の季節にクリス・ボッティが自身のバンドを連れて初めてのホールコンサートです。 過去に3回来日公演を行っていますが、3回とも夜のライブハウスでした。 今回は、東京・名古屋・大阪でそれぞれ1回だけ、しかも週末の東京と名古屋は昼すぎの 開演なので今までとはかなり雰囲気が違うのだろうと期待と不安で一杯でした。 (寝てしまうのではないかと不安で・・・)
が、プロモーターの先行で半年位前に申し込みをしたチケットはなんと最前列のど真ん中。 あまりにも前でクリスがステージギリギリまで出てくると首が痛くなる程です。潤んだ目も 見えるし息継ぎの音まで聞こえました。
過去の来日メンバーとは違って、今回はスペシャルゲストとして女性バイオリニストが登場。 哀しい音色が胸に響きました。入れ替わりに女性ボーカルも登場、とっても可愛らしい人で 超音波のような高音を出していました。私は聞こえましたよ、若いから。あ、皆聞こえて ましたか、そうですか。
ベースの彼は、FictionPlane のドラムの Pete にそっくりで、「楽器を変えたのか!」と本気で 思ったのですが、良く見るとPちゃんよりもちょっとアレな感じでしたね(笑)。
ドラムの人は叩くのが激しすぎてスティックが折れてしまったのですが、その折れて ベコベコになったスティックを客席にいた子供にあげてました。2回目には私にもくれました。

ライブの後、ロビーで“大サイン会”。階段に並んで一人ずつクリスにサインを貰った後は、 そこここにメンバーが散らばっていてサインしていました。女性を含め全てのメンバー がロビーにいたようです。私もしっかりドラマーにサインを貰いました、スティックに。


クリス以外は写真もOK、皆気さくに応じていました。ただ駄目だと言われているのに いつまでもクリスの写真を撮っている人がいたのは残念でした。いい大人がねぇ。
写真を撮りたい人はサインを貰う時に直接「後で写真を撮らせてくれないか?」と 頼めばいいんですよ、タケシさんみたいに。実際にクリスは最後の人まできちんと サインをしてから「シャシンタイム!」と言って2ショット写真など撮ってくれてました。 私は遠慮しました。クリスと並ぶと自分の不細工さが際立ってしまいますからね。なんたって 「世界で最も美しい50人」ですからね。

まどじゅちゃん、Yokoさん、タケシさんと4人で ランチ食べ放題に行ってからコンサートを 見たというのに、終わってからすぐにもんじゃ焼きを食べに。それから私とタケシさんは 新幹線で名古屋へ。のぞみでワインを1本あけてしまいました。ホテルにチェックインしたのは22時半。世界の山ちゃんに行こうと思ってましたが満腹なので諦めました。



2010.4.4(日)Chris Botti@愛知県芸術劇場・コンサートホール

朝一番で名古屋城の桜を見にいく筈が予想どうり挫折して、残り物とか頂き物を朝食にして部屋でグズグズする。
それでも“蓬莱軒に並ぶ”という使命は忘れません。当日新幹線でやって来るHiroさんとまささんと一緒に美味しい ひつまぶしを食べるべく、列に並んで待つ(笑)。すごい人が並んでいて本当に驚きましたけど、並んで食べる 価値のある味でした。感動しました。コンサートが無くてもまた食べに行きたい位です。

クリスの公演は、この日は東京よりも更に30分早く、13:30開演。早めに行ってみると変な格好をした 若い男女がたむろっていて異様な雰囲気。スケジュールをチェックしたら、大ホールではショコタンの ライブがあったのでした。ショコタン開演は18時なのに皆こんなに早くから何やってるんでしょうね。 かなり本気のコスプレ大会って感じでしたね。ギガキモス。

東京もそうでしたが、観客が皆静かで、ゆったりと音楽を聴いていられてとても心地よかったです。 この日は、前から4列目。発売してからかなり日が経ってから買ったのですが、ぽっかりと3席だけ 4列目が空いていたんですね、ラッキーでした。でも、1列目と2列目はイスがあるけど誰も 座っていませんでした。もったいないです、あまりにも前だからでしょうか?振り向いて見たら 3階は人が入っていませんでした。宣伝不足だったのかもしれませんね。
バイオリンとトランペットの共演「シネマ・パラディソ」は心の琴線に触れるとでもいいましょうか、 2回目に聞いた時には涙が出ました。目をつぶると黒いセクシーなドレスを着て バイオリンを弾いているのは私。完全に妄想の世界に入ってしまいました。

終わってから再びサイン会。でも東京のようにロビーでゆったりではなく、楽屋口でしかもクリスのみ。 警備のおじ様の窓口がある本当の楽屋口でした。東京がパーティー会場のような雰囲気だったのに 比べると格が下がった感じで残念でした。 私の後ろに並んでいた女性が「夫はトランペットを習っているんです!」とクリスに言ったら、 クリスは「my goodness! good luck!」と言ってました。
サイン会の後タケシさんも一緒に4人でビールを1杯だけ飲んで帰って来ました。



スティング アルバム SYMPHONICITIES(シンホニシティー) 【2010.8.18 日本発売】

Next To You / Englishman In New York / Every Little Thing She Does Is Magic / I hung My Head / You Will Be My Ain True Love / Roxanne / When We Dance / End Of The Game / I Burn For You / We Work The Black Seam / She's Too Good For Me / The Pirate's Bride  *以下日本盤のみのボーナストラック* Straight To My Heart / Why Should I Cry For You / Whenever I Say Your Name

*ドイツ、グラムフォンより3作目。ポリス・スティングの名曲の数々をオーケストラの 演奏をバックに歌います。


2010年10月 STING SYMPHONICITY featuring THE ROYAL PHILHARMONIC CONCERT ORCHESTRA
スティング シンフォニシティー ロンドン公演


オーケストラをバックにポリス&スティングの曲を歌います。なんでオーケストラなのかな〜バンドでやってくれないかな〜と思いつつもどこかで一度は見ようと決心する。

先に6月・7月の全米ツアーが発表になり、7月の New York Metropolitan Opera 公演に強く惹かれたのですが (実際に宿の予約までしていた)、 前回NYに行った事もあり、やはり秋のロンドン公演を待つ事にしました。5月の終わりになってやっと 10月1日のRAH(Royal Albert Hall)のアナウンス。さっそくチケット購入しましたが、またしても前回と同じ過ちを犯し、 “Arena”ではなく“Best Available”にしたばかりにBOX席になってしまい、焦ってやり直し たら Stall席になってしまいました。とほほ。それでも翌日10月2日のダーリンのお誕生日の追加公演に 期待をかけ、発売日にはイスの上に正座して(うそ)プレセール開始を待ちましたが、結局1時間もの間エラーでチケットゲット 出来ず。本当に焦りましたよ。やっと取れたのはアリーナ8列目でまたしてもがっかり。

イギリスの場合はいつもチケットは余裕を持って届くので申し込みの時にも Will Call ではなく 郵送、それも宅配便ではなく普通郵便にしていたのですが、同時期に申し込んでいたミュージカルのチケットが6月中にすぐに 届いたのにコンサートのチケットは出発の10日前になっても届かず。焦りましたけどファンクラブの掲示板を 見ると皆届いていないようなのでちょっと安心しました。
一週間前になってやっとチケットマスターのマイページの文章が“チケット未発送”から “発送中”に。また“ライブの5日前になっても届かなかったら連絡を”との案内もあって、電話するの面倒だなぁと思っている間に 10/2 のチケットが到着。これが日本を発つ6日前。2日目の方が良い席だし、何よりダーリンのお誕生日のライブなのでこの日のチケットさえあればとりあえずはOKだと安心しました。

旅の準備も進まないまま、5日前になっても10/1のチケットは届かず。飲み会とか、お茶会とか、芝居とか、直前になって色々予定が詰まってしまい、結局出発前日のサダヲちゃんの舞台をキャンセル。千秋楽だったんですけどね、始まってすぐ見て今一つだったので諦めました。いえ、サダヲちゃんは素晴らしかったんですけど、お芝居全体としては面白く無かったので、チケットを他の人に譲ってしまいました(ごめんねサダヲちゃん)。友人には 『大人の選択』と言われましたが(笑)。出発日の前日にはスーツケースをスカイポーターで空港に送らなくてはいけないので前々日には夜中の2時まで荷造り。前日は仕事の後渋谷のシアターコクーンまでチケットを持参して知人に譲り渡し、帰宅したら無事に10/1のチケットが届いていました。出発日の前日ですよ。恐ろしいー。

9/30(木)
定時まで会社にいて(仕事なんか全然していない)、スカイライナーに乗って成田空港に直行。夜発の便だったので空港はガラガラで出国もラクラク。でも月末だったので“棚卸の為”免税店が殆どみな18時で閉まっていました。ひど過ぎる。


■ 10/1(金)Royal Albert Hall

朝 4:15 パリ着。今思えば、乗継はとっても便利な同じターミナルだったんですけどね、気付かずに別の ターミナルに行こうとしたばかりに出国してしまいまして、再入国しようにも入国審査が早朝で開いて いなくて、人の少ない寂しいベンチで1時間も待ちぼうけ。『悪人』を読む。(映画「悪人」の初日舞台挨拶 でお見かけした原作者の吉田修一氏の横顔がスティングに似ていて驚きまして、著書を大人買いしました。BookOffで。)
という事で、無駄にパリのハンコを2つ押されたパスポートを手に無事に乗継便にも乗れて朝 8:30 にイギリス着。乗継便には日本人らしき人種は数人しかいなかったから入国審査も空いているだろうと思ったら別の便の 到着とかぶってしまい結局1時間近く並んで待ちました。入国審査も「観光か?ビジネスか?」「観光」で終わり。ち。
っとここでなごさんからメール。ホテルも聞いていなかったので、連絡が取れて良かったです。

相変わらず地下鉄は遅れていて、ヒースロー空港から中心地まで1時間もかかってしまいました。ホテルに 荷物を置いてなごさんのホテルの近くの駅で待ち合わせ、一緒にランチを取ることになりました。
ランチの後は、I さん情報を信じて RAH の StageDoor前で入り待ち。初めてです。緊張します。 バンドメンバーは2台のバンに分乗して現れました。ドミニクに挨拶して握手してもらっちゃっいました。 この数年間はポリスとリュートの公演だったので、ドミニク見たのは本当に久しぶりです。なぜかクリスも います。クリスはロンドン単独公演が10/6に控えていたのですが、10/2 にはヨーロッパの他の国でのライブの 予定があったので今回はゲスト出演は無いと思っていたので嬉しい驚きでした。ジーンズ姿で格好良いです。 皆と話をしたりサインをしたり写真を撮ったりしてファンサービスしています。次は私の番、「12月に東京で 会いましょう」と言おうと思って構えていたら隣のアンディに持っていかれてムカつきましたけど。(笑)


「僕はクリス、スティングじゃないよ」



この時待っていたのはイギリス人のアンディとか、オランダ人のルークとか、イタリア人のリディアとか、まぁいつものメンバーですけど、ポールはU2とFiction Plane を見にスペインに行ったそうで、その場にはいませんでした。他にもヨーロピアンが沢山、皆ガラガラを引いて空港から直行して来たようです。金曜日に半休を取れば週末のロンドン公演が見られるなんて羨ましい限りです。他にポリスの絵を描いた人がその絵にサインも貰おうと早い時間から待っていたりとか。(絵を見せて貰いましたがとても上手でした。) I さんにも久しぶりにお会いしました。いつもおしゃれで素敵です。色々おしゃべりしましたけど、10/1のチケットは皆日本を発つ前には受け取れなかったようで、当日開演前にBoxOfficeでの受取りになったようでした。前日に届いた私はラッキーでした。
で、結局スティングはその場所からは入らなかったようで、会うことは出来ませんでした。残念。

小雨で薄ら寒い中、なごさんと別れて一旦ホテルに戻り、チェックインして夕食を済ませてからバスで再びRAHへ。道が混んでいて席についたのは開演の20時ちょうどでした。
なごさんと I さん、I さんのお友達、他の人達の殆どは当然のようにアリーナ前方。でも私はStall席。一番前とは言えこれは悔しい。自分のミスだけどふてくされる。が、同じ列にファンクラブのTinaが いて、「明日ファンクラブのビデオ撮影があるから3時に外のアルバート・メモリアルに来て」と言われて軽い気持ちでOKしました。「Happy Birthday Sting! Shigeyo from Japan」って言えばいいんだな、と。(3時はミュージカル「ママミア」の開演時間なんですけどそっちは諦めました。)



(アリーナは見えないけど、下からStall席、BOX席が3階層、Circle席、バルコニー・立見)



20時をちょっと過ぎて明りが落ちオーケストラメンバー登場、バンドメンバー登場、女性ボーカル、そしてスティング登場。シンホニシティコンサートの始まりです。




曲が終わる毎に凄い歓声、隣の巨人の指笛が物凄くて鼓膜が破れそうです。歌声も凄い。Whenever I Say Your Name の最後にクリス登場、やはり彼はスーツ姿でした。格好良いです。吹くだけ吹いてさっさとステージを降りてしまいましたけど。ステージ上には 畳のようなスクリーンが2枚。これが自由自在に動くのですね。映し出されるのは演奏者だったりスティングだったり、アーティストが作った映像だったり。アーティストの一人はミッキー・サムナーだとパンフに書いてありました。スティングはタンバリン叩いたり、いつもの小さいギターを弾いたり、テルミン弾いたり、別の ギター弾いたり、色々と楽器を変えて歌っていました。
1部の最後に Next To You を演奏したのですが、これがまたオーケストラとはいえ、元はパンクですから、とても激しいアレンジで、アリーナ最前列の女性が一人だけ立ち上がって激しく踊り出しました。つられて皆も立つかなと思ったら誰も立たず。でも彼女は最後まで踊り切りました。勇敢です。単に周りが見えていなかっただけかな?日本公演で Next To Youで一番先に立って踊ったらビール1杯奢ります(うそです)。Next To You のあと休憩。明るくなった会場を見渡すと背が高くて金髪で水色のドレスを着たばあさんが客席で色んな人にハグ&キス。まるで妻気取りです。あ、妻か。

楽しい気分のまま2部に突入しましたが、猛烈な睡魔に襲われまして。本当に本当に本当に辛かった。日本を発つ前から睡眠不足で、飛行機の中でもうつらうつらはしたもののもちろん熟睡など出来ずに早朝着いて、それから寒い中入り待ち。焦って会場入り。それが暖かい所に座って心地よい音楽を聴いているのですから、眠くならない筈がありません。もうね、まばたきをするとそのまま目が開けられないんです。2秒後には夢を見ているんですよ。隣の巨人にもたれて眠れたら最高なのになぁ、あぁダーリンごめんなさいと心の中で何度謝った事か。
後半になって盛り上がる曲をどんどん演ってくれて、クリスも再び登場して、最後には会場総立ちになったのでやっと目が冴えて一緒に歌ったりも出来ましたけど、次回からは夜便は止めようと固く心に誓ったのでした。

ライブの後、アリーナ席にいるなごさんを大声で呼び止めて、翌日の3時の待ち合わせに付き合って下さいとお願いして、飲みにも行かずに別れました。とにかく早く眠りたかった(笑)。B&Bまではバス1本で帰れるのですが、雨のせいか渋滞していて部屋に戻ったのは 23:55でした。

■ 10/2(土)Royal Albert Hall

昨夜部屋に戻ってからシャワー(共同)を浴び、書き物などして1時過ぎに寝たというのに5時頃目が覚めてしまいました。これじゃ今夜もまた睡魔に襲われちゃうじゃないかと思いつつもBBC Newsで天気予報をチェック。朝のうちは晴れているけど、午後遅くには Heavy Rain ですって。夕方一旦帰って昼寝すれば いいかと思い早々にEnglish Breakfast(食べ放題) を堪能してから見られなくなった「ママミア」のチケットをどうにかしようと 劇場に行ったりBoxOfficeに行ったりしたけど、結局どこも引き取ってくれない事がわかりました。 後ろの方の席とはいえ、空席を作ってしまって本当に申し訳ないです。

午後早い時間に駅でなごさんと待ち合わせ。なぜかイタリア料理店で出しているFish&Chipsを食べました。ビールも飲みたかったけど、ビデオ撮影があるので我慢。料理の量が多すぎて残しましたけど。2人ともかわゆいから食後のコーヒーサービスですって。(?)

腹ごなしにてくてくと小雨の中RAHの前のアルバート・メモリアルまで行くも誰もいない。目を凝らすとRAHの前に何人かが集まっているのが見えたので行ってみると昨日入り待ちをしていた人達の多くがそこにいました。 ポールはU2のパーカーを着ていましたよ(笑)。相変わらずでした。暇なので写真を撮ったりしてました。


(もうTシャツは買わない。日本を発つ前に数えたら31枚もあったのね。)



暫くその場所で待った挙句に4時に戻ってきてと言われたので状況が分からないままRAHのcafeに避難。なごさんが一緒にいてくれて本当に助かりました。4時頃再び集まってからかなり待った所でカメラマンの若いお兄ちゃんが登場しました。
ここでやっとTinaから説明がありました。カメラの前でスティングに質問をするのと、いくつかの質問に答えると言われてもうビックリ。「無理、無理、無理、無理、私は見てます」と言って辞退しようと必死でしたが(この時点で、スティングがこの場所に来て一緒にカメラの前に立つと信じていたもので)、TinaとファンクラブのDaveとWendy3人で、「大丈夫、shigeyoは何か日本に関しての質問をすればいいから」・「shigeyoが一番先ね」と言われてもう半分泣いてました。カメラマンの若い兄ちゃんのチェックのシャツにぶら下がって「英語話せないから簡単な質問にしてくださーい」と懇願しました。「じゃぁ始めようか」とお兄ちゃん、そしたら白人女性が「私が」と一番にカメラの前に立ちました。これでやっと状況が分かった馬鹿な私。ちょっと安心してなごさんに写真撮ってとお願いする余裕も出て来ましたよ(笑)。マイクを襟元につけてスタート。お兄ちゃん、笑顔で本当に優しいんですよ「名前は?」「shigeyo」「名前のスペルは?」「エス・エイチ・アイ・・・」「スティングに質問は?」「日本にはいつ来ますか?」「今回のライブの印象は?」(とか何とか聞かれた筈だけど実際は良く覚えていない)「今日は104回目のコンサートなので興奮しています」って全然質問に答えていなーい!これで終わり。めちゃくちゃ。全世界に恥をさらす。あー穴があったら入りたい。全てカットしてくれて結構です。こういうのは本当に苦手、日本語でもきっとしどろもどろだったと思います。あ”ーっ!
私の次はイタリア人のリディア。次はアンディ、途中からポールも一緒に。イギリス人以外は、各国から一人みたいでした。皆慣れているのかカメラの前で話すのもいつもと同じ、凄いなぁ。一人だけカメラの後ろから様子を伺っているきゅーぴーちゃんみたいな男性がいましたけど、彼も本番はちゃんと答えていたみたいです。かなりの人数が待っていたので(この時点で5時)、Wendy達に別れを告げて一旦宿に戻りました。「良く出来たわよ」って言われても半笑い。いや、でもこの日一番驚いたのは、なごさんがイタリア人のリディアと突然イタリア語で会話を始めた事です。普通〜に話しているんですもの。「私英語よりイタリア語の方が得意なの」って!たまげました。

なごさんと別れてバスで宿に戻るもまたしても渋滞で昼寝する時間はゼロ。宿のキッチンが使えるので日本から持参したディナーを食べてから今度は地下鉄に乗り、途中からバスに乗ってRAHの前まで行こうと思ったのですが、またしても バスが全然動かない。結局、1つ前のバス停でドアを開けてもらって小走りで会場に行き結局席に着いたら20時ギリギリでした。今日は8列目。でもサイドの席だから実質6列目。同じ列に前の日に絵を持って入り待ちしていた人と、さっきいたきゅーぴーちゃんがいました。ファンクラブ席だったのかな。センターの8列目には I さんがいました。今日はジーンズ。一緒にいたお友達が「本当はドレスを用意していたんだけど、スティングがジーンズだから今日はジーンズにしたのよ」とトイレで耳打ちしてくれました。靴まで違う、素敵です。

あー、やっぱりアリーナはいいなぁ〜・・・・うっ。私の前に座っているのが物凄いデカい男。マシュマロマン(古い)みたいに縦にも横にもデカい。両脇の男性がそれぞれ身体を左右に傾けてしまう程横にデカい。おまけに頭は天パが伸びたような髪型でプチアフロみたいになっています。お陰でドミニクがステージで椅子に座ってギター弾いている時は全然見えませんでした。スティングはセンターに立つので全く問題なく良く見えました。
よーし、今日は写真撮りまくるぞー!っと思ったらやけに撮影に厳しい。クラーク・ケント(スーパーマンの方ね)のような眼鏡をかけた赤いブレザーのお兄ちゃんが写真を撮る人の所に行ってその都度注意しています。これじゃ撮影は無理なので盛り上がるまで待とうと思い、歌を聴く事に専念しました。
1部の最後の曲 Next To You では、スティングが曲を紹介した途端に皆立ち上がりました。この日は前日よりもファンクラブメンバーに割り当てられる席が多かったようですし、皆前日のコンサートを見ているので、ここで盛り上がらねば!という思いがあったと思います。私も曲紹介の時点でカメラのスイッチオン。いや〜盛り上がりました。

休憩中。ハーゲンダッツを売りにやってきていい大人が皆アイスを食べて談笑。私達は記念撮影・・・しているとポールがアイスを食べながら寄ってきて日本公演の日程を言っていたけど、オフィシャル情報ではないのでここには書かず。本当に来るのでしょうか????

私はサイド席だったので、休憩時間が終わりに近づくとバックステージパスを下げた人達がぞろぞろと席に戻ってくるのがよく見えました。俳優のステファン・フライが映画で見る姿そのままに入って来ました。ばあさん、今日は黒のミニのドレス。細くて十代のモデルのようです、後ろ姿は。



後半も盛り上がりました。座っているとボーっとしてきますが、前日のような辛さはなく、心地よいと言える範囲内。This Cowboy Song では、ボーカルの女性、ドミニク、スティング、ベースの男性のフロント4人が同じダンスをするんです。ドミニクのダンスなんて見る機会が無いので、なんとなく照れて踊っているように見えるドミニクがとっても Lovely です。Moon Over Bourbon Street では、黒いガウンのようなコートを着て歌います。一瞬、山口祐一郎を思いだしました(ごめんね、ダーリン)。My Ain True Love では、ボーカルの女性とスティングとで歌い上げるという感じで聴きごたえ十分。この女性、歌い方が素直というか、クセがなくてとても聴きやすい。見た目もチャーミングだし、でしゃばらない所も素敵です。

King Of Pain あたりからまた徐々に盛り上がり、後ろの方から通路に出てくる人がチラホラ。注意されるとちゃんと通路にしゃがんでいます。Every Breath You Take ではもう会場総立ちです。皆一緒に大声で歌う。男女比で言うと男の方が多いような気がします。男の歌う声が凄く聞こえます。ここが日本と大きく違う所かな。
最初のアンコールで Desert Rose、ダーリン腰をフリフリ踊っています。指揮者まで腰振って踊っています。ここで天井から大量の風船が落ちて来ました。スティングへのバースデーサプライスです。すごい量の風船で一瞬周りが見えなくなりました。オーケストラが演奏を始めて会場一体となって Happy Birthday♪を歌いました。これが歌いたくてロンドンに来たと言っても過言ではありません。59歳、おめでとうございます!


隣の背の高い男の人に撮ってもらったのコレ。


風船を打ち返す人とか、踏んで割る人とか、スティングにぶつける人とかそれぞれで、観客は興奮状態。She's Too Good For Me を歌い始めるも、ダーリン途中で笑って歌えなくなってしまいました。この様子はすでにYOUTUBEに流れていますね。Fragile でもまだ風船バンバン割る音があちこちでします。最後の最後は I Was Brought To My Senses の最初の部分をアカペラで。これがまた宗教歌みたいで素敵でした。スティングがステージを降りてもまだ風船割る音。本当に楽しい夜でした。

ライブの後、風船を1つゲットして(笑)、グッズ売り場でツアーパンフを買って外に出たら土砂降り。予報が当たりました。ロンドンには何度も来ているけど、こんなにひどい雨は初めてです。風船を割らないように必死に空気を抜きました。だって記念に持って帰りたかったんだもーん。2日目はなごさんと帰りに飲む約束をしていましたが、雨が凄かったので諦めてホテルに帰りました。なごさんとはここでお別れ。なごさんは5日のニューカッスル公演も見に行くのでした。なごさん、本当にありがとうございました。

10/3(日)

早朝、喉が痛くて目が覚めました。大声で歌ったからではなく、風邪をひいたのだと気づいて激しく後悔。でも熱も無いし、身体も動くので大英博物館やコヴェントガーデンをふらつき、Marks&Spenserで食材を買って宿で食事。この為にルクエのスチームケース持って来たんだもんね。
このB&Bは UK Hotel Booking というページで見つけたのですが、バス停からも地下鉄の駅からも近くて、こじんまりとした清潔な宿。美味しいイングリッシュブレックファーストは食べ放題、キッチンも使えるんです。お庭にも出られるし、スタッフは親切だし、何よりお値段が安いので私はとても気に入りました。朝食の席にはヨーロピアンの家族連れや若者同士のグループ、一人で来ている年配の人も何人かいました。アットホームとはこういう事を言うのだな〜と思いました。ただ、エレベーターが無いので、地下のキッチンで食事の用意をして2階(日本の3階)まで階段で上がるのは結構しんどい(笑)。それからバスルーム共有の所はやっぱり少し面倒です。(最初こそきちんと身なりを整えて部屋に戻りましたが、最後はバスタオル1枚で堂々と帰ってきました・笑)朝食の時にも裸足の人がチラホラ。面白かったです。
いつになったら高級ホテルに泊れるのかなぁ・・・?

10/4(月)

前日夜から咳が止まらず。何度も目が覚める。BBC Newsでは朝から地下鉄ストライキで殆ど全ての線がストップしていると放送。風邪のせいか身体中が痛いので午前中は「起こさないで」の札を下げて部屋で寝ていました。
午後になってようやく外出。バスは動いているのですが、オイスターカード(日本の suica )を持っていなかったのでバスに乗るにもその都度チケットを買わなくてはならない。それが面倒だったので結局開いている地下鉄の駅まで歩いてそこで1日券を買い、後は全てバスで移動をしました。ハロッズ行ってお土産買わなくちゃいけなかったし(笑)。
夕方になって咳と鼻水がますますひどくなったので夜行く予定だったミュージカル「ビリー・エリオット」もキャンセル。またしても空席を作ってしまって申し訳ありません。
宿に戻って翌日のフライトのチェックインをして、荷造りをして早々にベッドに入りました。

10/5(火)

ダイニングルーム1番乗り!かと思ったら3番目でした。8時過ぎには宿をチェックアウト。地下鉄を乗り継いでヒースロー空港へ。乗っている間、3年前にターミナルを間違えた事を思い立し、焦って携帯でターミナルをチェック。世の中便利になりました。
荷物を預けるのも実にスムーズ、待ち時間ゼロでした。手荷物にバナナが入っていたのでドキドキしましたがスルーでした。止められたらその場で一気食いしてやろうと思っていましたけど。
行きはパリ経由でしたが帰りはアムステルダム経由。アムステルダムのスキポール空港はとっても広いのですが分かりやすくて好きな空港です。誤って出国したりしませんし。以前の旅行で余ったユーロがあったので、チューリップの球根50個買いました。
今回は搭乗まで余裕があったので『悪人』の続きを読み始めました、バナナを食べながら。が、上巻を読み終わるも下巻は荷物の中。なんだか今回は・・・後半盛り下がった旅でした。やっぱり最初に遊んで最後にライブ、翌日帰宅っていうコースが良いかなぁ?


2010.12.9(木)Chris Botti@東京国際フォーラム

クリス2010年2度目の来日。またしても箱が大きくなった!でもさすがに国際フォーラムのホールAはうまらない。2階席はClose、1階席も後ろの方は広い範囲で空席でした。
今回もプロモーターの先行で申し込んだので良い席を期待していたのですが、12列目でした。がっかりです。 こんなに遠くで見たのは初めてです。新聞発表の日に即効で電話で申し込みをした友人は2列目でした。 チケット取り替えてと言ったら断られましたけど。(当たり前)

ライブ内容は、春と大体同じ、でも今回はMCで通訳が付きました。それから来日メンバーはベースが前回と 違う人でした。ゲストの女性ボーカルも違うし、ヴァイオリン奏者の女性も違いました。
女性ボーカルは、前回の女性も可愛らしい人で素敵でしたが、今回はもっとパワフルで貫録があって 彼女一人だけでも客を呼べそうな感じ。ヴァイオリンの女性は・・・演奏の時に動き過ぎなのが 気になって集中して聴けませんでした。こちらは前回の東洋人の女性の方が繊細で良かったかな、 シネマ・パラディソは特に。

ライブの後は、サイン会!!!まだやるか、クリス!と思いつつもポスター購入。前回のポスターと 同じものだけれど紙質が違う。前回は厚紙だったけど今回はただの紙。でも値段は同じ1500円。
列に並んでかなり長い時間待って、クリスも1人1秒って感じで下向いて必死にサイン。写真や握手は禁止。 係の女性も「本人は断れませんから、お願いしないで下さい」って言っていて、そうだよなぁと感心しました。 スティングなら笑顔で無視するけど、クリスは断れないから、無理なお願いしたらいけないんですよ。

私が「また会えて嬉しいです」と言ったら顔を上げてくれました。でも、遠巻きに携帯で写真撮ってる ブログ馬鹿がいっぱいいたので、人のブログに載ったら嫌だと思って早々に退散しました。

サイン会の後は、ベルギービールのお店でキークラ忘年会。ソムリエタケシチョイスの酸っぱいワインを飲んで みんなで悪酔いする。