2011年〜 ■ コンサート回数:日本で5回、台湾1回 (今まで行ったコンサート 110回!)


■ 2011.1.13 @大阪市中央体育館 Sting Symphonicity Japan Tour !
遂にシンホニシティ来日公演。日本では“東京ニューシティー管弦楽団”と共にツアーです。

午後一番の羽田発の飛行機に乗っていざ大阪へ。ホテルにチェックインして、コンサート前に腹ごしらえしようと思っていたら、Uさんから「一緒に何か食べへん?」のメール。二つ返事でOKし、梅田で合流・・・ する予定が、途中でまどじゅちゃんからの「今どこ?」メールでデートを邪魔される(笑)。 まどじゅちゃんが来るまでの間、Uさんにたこ焼きを焼いてもらいながらおしゃべり。前に会ったのはリュートの時ですから3年ぶりです。いや〜Uさん焼くのがとっても上手。私も焼いてみましたけど、うまくひっくり返せないので5秒で撃沈。だって初めてやったんだもん。暫くしてまどじゅちゃん到着。「焼けた頃に来るんだよね〜」と言って店の外を見たら両手に荷物を持ったまどじゅちゃんが早足で来るのが見えて大笑いしました。

たこ焼きやお好み焼きを食べてビールを軽く2杯飲んでから一緒に地下鉄で大阪市中央体育館へ。ついついおしゃべりに夢中になってしまいかなさんとの約束に遅刻してしまいました、ごめんなさい。後になってかなさんに「人が寒い中で待っているのに3人で千鳥足で来やがったーっ」と言われて反省。


この日はかなさんに取ってもらった席、かなさん、SATOMIさん、 まどじゅちゃん、私の4人でなんとセンターブロックの最前列です。偶然にも隣は Kentさん。 Kentさんにお会いするのは10年以上前の大阪城ホール以来。いや、前回も離れた所から挨拶はしたかな? いずれにしてもお互いに全然顔を覚えていませんでした。Kentさん、カッコいいわー、声も話し方も 素敵だわー、とても30cmの長文の書き込みをする人には見えませんねー(???)。なぜか通路を挟んで kentさんの奥様。そんなのあり?と思いつつも「席は変わってあげないっ」と自分の席を死守しました。 Uさんも同じ並びの最前列で始まる前からかなり興奮している様子。反対側には素敵なお召し物の gelatoさん、なんとUDO大阪の meet&greet に当選してバックステージでスティングに会って来たと言うじゃありませんか!そんなイベントがあったなんて全然知りませんでした。羨ましい〜。 集まって来た懐かしい人達に「(ファンクラブの)ビデオ見たよ」と言われて「馬鹿っぽい?テヘ。」と言って誤魔化す。

19時を少し過ぎて明りが落ちていよいよ日本ツアーのスタート。オーケストラの人達が出てきて、バンドメンバーが出てきて、指揮者が出てきて、イントロが始まったー!と思ったらダーリン登場。ロンドンの時と同じ シルクのようなグレーのシャツにピタピタのジーンズにジャケット。肉眼で何から何まで良く見えます。 ダーリンが足でステージを踏み鳴らすとその振動が直に伝わる程近い。何度も目が合った(ような気がします)。

If I Ever Lose My Faith In You
バンドの時には終盤からアンコールで演る事が多かったけれど、今回は最初にこの曲。盛り上がりました。

Every Little Thing She Does Is Magic
この曲はポリスでもスティングでも大合唱で盛り上がり踊り狂う曲ですが、後半に「いおーっ」の 掛け合いがあった位で、今までとは違ったノリでした。

Englishman In New York
クラリネットで女性が登場。(東京佼成ウインドオーケストラの有馬理絵さんという方らしいです。) 同じステージに立つなんて羨ましい。この曲は後方のオーケストラメンバーが 立ち上がって皆で揃えて大きく手を振ったりしてかなり盛り上がりました。曲が終わったらスティングは クラリネットの女性にキス。私たち皆「いいな〜」。

Roxanne
いつもの小さいギターを弾きながらのロクサーヌ。赤いライトが綺麗です。今回は声の調子がとても良いので 歌いあげるようなアレンジがとても良く合っています。「ろくせーのー♪」もいいけど、私は今回のアレンジが気に入っています。

Straight To My Heart
マイクにもタンバリンがくっついているんですけど、この曲は別のタンバリンを手に持って歌いました。 途中で足を踏みならすのがカッコイイ。

When We Dance
まったりとした曲で、ゆったりと鑑賞。穴があくほど顔を見つめて聴く。

Russians
曲が始まる前にスティングは舞台袖に移動。Steven Mercurio 氏が身体全体で力強く指揮を取ります。 蝶ネクタイを締めてオーケストラをバックに歌った88年のグラミー賞を思い出します。

I Hung My Head
姪が小さい時に「あら、おならへー」と歌っていたので、この曲を聴く度にそれを思い出す。 でも、それを抜きにしても好きな曲です。普通に聴いても「あーはんまーへー」としか聴こえないんですけど。

Shape Of My Heart
ギターとバイオリンの音色が美しい。オーケストラならではの曲という感じ。

Why Should I Cry For You
イントロで Soul Cage のメロディが入りますね。右側のパーカッション David Cossio 氏が長い筒のような楽器を持ちだして微妙な音を出していました。

Whenever I Say Your Name
コンサートマスター 村上龍氏。じゃなくて浜野孝史氏 が立ち上がってバイオリンを奏でます。スティングが歌い始めると、一旦袖にはけていた女性ヴォーカル Jo Lawry が再びステージに現れデュエット。2人の声がよく合っていていつまでも聴いていたいと思う曲。でも今回スティングは、ステージの上ではこの女性と絡み合ったりしませんね。

Fields Of Gold
美しい曲ですが、Whenever からの流れでだんだん頭がボーっとしてくる感じ(笑)。

Next To You
「次の曲が終わったら20分間休憩する」「All I want to be, all I want to be, Next to you!」の声で 一斉に立ち上がり踊り狂う。あーこれで眠気もすっきり。座って見てても楽しいけど、立って踊るともっと 楽しい。ドミニクも立ちあがって前に出てきてギターをかき鳴らす。あれ?急にまどじゅちゃんが小さくなった!と思ったらドミニクが投げたピックを這いつくばって拾っていたらしい。(スティングばっかり見ている 私は投げた事さえ気づかず。)

ここで会場に明りがついて20分の休憩。また皆でおしゃべり。

後半。
A Thousand Years
スティングは、グレーのシャツから地味な色のシャツに着替えて登場。なんだか昔祖父が着ていたような柄のシャツ。この曲も以前アンコールで歌った曲がありますけど、今回は後半の1曲目。

This Cowboy Song
私の中では今回のハイライト。Jo、ドミニク、スティング、ベースの Ira Coleman 氏の4人が並んでダンス。スティングは腰振ったりしてダンスになってるけど、ドミニクは教えられた通りに足を動かしているだけって感じ。でも笑顔で楽しそうです。

Tomorrow We'll See
舞台向かって左端にいる Jo が、スティングの右側、パーカッションの Rhani Krija 氏の前に移動して変な楽器を演奏してます。 角度をちょっと変えると刀削麺なんですけど。 頭上の巨大スクリーンに変な映像が映し出されるも、ダーリン見るのに夢中で殆ど無視。(ミッキー・サムナーの作品かな?)

Moon Over Bourbon Street
ダニーが黒いコートを持ってステージに現れ、スティングは着ている短いジャケットを脱いでその黒いコートに 着替えます。着せてもらう時にちゃんとシャツの袖を指で押さえている所が可愛い。「日本にバンバイアはいるか?」と客席に問いかける。まどじゅちゃんが「イエス」と答えてましたね。間奏の時にステージ右側に置かれたテルミンを操りホワワワワァ〜ン♪と奇妙な音を奏でていました。

End Of The Game
ボーっと聴いているとスケールの大きな曲に感じますけど、実際は女性を追いかける曲ですね。この曲以降の3曲は今回のツアーで初めて演奏したのでは?

You Will Be My Ain True Love
Jo と“あうんの呼吸”で見つめ合いながら歌いあげる曲。合図は息継ぎだけって感じで、手に汗握って見ている私はニコール・キッドマンに成りきっています。(ニコール・キッドマン&ジュード・ロウ主演の映画「Cold Mountain」の主題歌です。)

All Would Envy
後ろの方からラッパ持った人が登場。ブブゼラか!?いえ、トランペットです。クリス・ボッティか!いや違う偽物だ!ニセ・ボッティだ!なんちゃって。
この彼が気に入ってオーケストラのサイトに行って調べたりしちゃいました。中西清一氏。お気に入りに登録です。スティングもさすがに男にはキスは しなくて、演奏後に握手。

Mad About You
再びクラリネットの有馬さん登場。終わると再びスティングのキス。私達皆「いいな〜。」
Englishman も この Mad も教科書通りの演奏という感じがしました、有馬さんも緊張しているのか表情が硬いですし。(素人が生意気言ってスミマセン。)

King Of Pain
シンクロビデオのノリは無いのですが、この曲からアンコールへと続く流れが好きです。

Every Breath You Take
やはりこの曲で会場総立ち。絶対にやらなくてはいけない曲ってわけでも無いと思いますが、やると一番 盛り上がる曲。

アンコール

Desert Rose
いや〜、盛り上がりましたね。オリジナル曲に比べるとかなりテンポが早いので踊りやすい。 アラビアンというよりもラテンっぽい。 両手を上げて腰を振っているダーリンが一瞬 リッキー・マーティンに見えました。うそです。

She's Too Good For Me
ドミニクとスティングが同時にジャンプする所があって、私も一緒になってジャンプするのが最後の お楽しみです。

Fragile
ダニーが小さい踏み台を持ってきて、スティングはそこに片足を乗せて、小さいギターを弾きながら 歌います。あぁ私は台になりたい。orz

I Was Brought To My Senses
バンドメンバーも指揮者もステージを降りた後、スティングだけステージに戻ってきてアカペラで この曲を歌います。声量もあってうっとりして聴き入りますが、途中で終わってしまうのが残念でした。



日本ではMCが無いので、休憩をはさんでも2時間45分。終演は21時45分でした。その後皆で北新地に移動して 飲み会。またもやお菓子交換会になっていて乾杯の前にテーブルに全国各地のお菓子の山が出来てしまいました。アリガトウゴザイマス。12時過ぎまで飲み放題を満喫して、私は徒歩でホテルに。何人かは別の場所で更に数時間。そして家に帰れなくなって某氏のホテルに転がり込んだ人もいる模様。


■ 2011.1.14 @愛知県体育館
前日夜中にホテルに戻り、書き物をした後数時間寝て、早朝からホテルの大浴場へ。チェックアウトの時間ギリギリまでホテルにいてそれから徒歩で大阪駅へ。寒い日でしたが、ツアー中はその寒さも心地よかったです。 新大阪駅で、Naoさん、うららさん、横ちゃんに遭遇。4人で一緒に名古屋に向かいました。
新幹線に乗ったらまどじゅちゃんから「今どこ?」メール。名古屋ではライブの前に皆で一緒に“ひつまぶし”を食べようと、各自それぞれホテルにチェックインしてから4時半に蓬莱軒の熱田店に集合する事になりました。今回の旅行で唯一の観光らしい事が熱田神宮の初詣。おみくじ引いたら「吉」でした。「鏡の如く心に一点の曇りなき人には大吉なり。」・・・心は Heavy Cloud です。(But No Rain)

携帯で連絡取り合って皆集まって来て結局8人で一緒にひつまぶしナイト。美味しーい!お茶碗4杯分をペロっと完食。あぁもうこのままホテルに戻ってベッドに入って眠りたいという思いと闘いながら地下鉄で愛知県体育館へ。

この日はドミニク側のブロックの3列目。良く見えます。スタンド席も数列しか無いようでこじんまりとした体育館です。セットリストは前日と同じ、内容も同じでしたが、メンバー紹介の時に「beautiful Jo!」と紹介した後、「beautiful Dominic !」というように、メンバー全てに “beautiful” と形容詞を付けていました。でも何度聞いても左側のパーカッションの彼(Rhani)の名前が聞き取れません。( ラニ?)
スティング、この日のシャツは前日後半に着たおじいちゃんのシャツでした。

Yokoさんは、大阪公演は見ずに名古屋公演から参加したのですが、ひつまぶしを食べている時に「クリス・ボッティが一緒に来ているよ!」と言ったら完璧に信じてしまい、皆で「でもクリス太ったよね」とか色々言って も「12月に来たのにまた来るなんて凄いですねー」なんて言って皆を笑顔にしてくれました。ライブが始まって中西氏が出てきた時のYokoさんの反応が面白くて、殆ど一曲肩を震わせて笑ってしまった私。どうもスミマセン。

ライブの後はタケシさんの行きつけのワインのお店で8人で飲み会。メンバーはかなさんとタケシさんが入れ替わっただけだな。かなさんはアンコールが終わるとすぐに会場を出て新幹線に飛び乗ってお家に帰って行きました。無事に乗れて良かったですね。
お店ではワインを何本も開けてかなり酔っ払いました。スタッフが気を遣ってスティングのアルバムをかけてくれていてついつい飲み過ぎてしまいました。かけてくれていたのは「トスカーナライブ」ですよね?暫く皆で考えたんですよ(笑)。

実は体育館からお店に行くまで歩いたりタクシーに分乗したりして時間がかかってしまったのですが、その間になごさんが見つけたオブジェがコレ。


「れいれれ〜♪」と踊っている感じ?
翌日戻ってわざわざ写真を撮ったのだそうです。

お店のスタッフはとても感じの良い方で、閉店時間をかなり過ぎてしまったと思うのですが嫌な顔せずお付き合い頂きとても楽しい時を過ごせました。料理もとっても美味しかった。ライブ前にあんなに沢山食べたのに楽しかったから料理もお酒もすすんでしまいましたね。
私はホテルが近かったので徒歩でホテルに戻ったものの、興奮してなかなか眠れず。


2011.1.15
数時間だけ眠って早朝大浴場へ。露天風呂があったので入ってみました。とても寒い日だったので、雪の中で温泉に入っている猿の気分。
チェックアウトまで皆さんに頂いたお菓子を食べて過ごしました。美味しーい!
Yokoさんとホテルが近かったので一緒に名古屋駅へ。赤福のカフェでおしるこ食べよう!と言っていたのに2人ともお腹が空いていなくて断念。まどじゅちゃんから「今どこ?」メールが来る前に新幹線に乗ってしまえ!とばかりに弁当を買いこんでさっさと名古屋を離れました。後から聞いたらまどじゅちゃんは朝からずっとホテルの部屋で仕事をしていたらしいです。お疲れ様です。

という事で、前半終了。ロンドンに比べると“おしゃべり”が無いのが寂しいけれど、べらべら英語でしゃべっても、わかっていない人から「いぇーい!」と叫ばれてもアレですし、かと言ってクリスみたいに通訳を付ける程でもないので仕方無いですね。
それと、ロンドンではもっとオーケストラに動きがあったように思います。バイオリンの人達が皆で立って演奏したり、ホーンの人達が楽器を高く投げたり。でも日本人はきっと “人をまたがない” とか “本を踏まない” と同じように “楽器を投げない” のだろうと思いました。
他にロンドンと一番違う点は、オーケストラに対する敬意。ロンドンでは、前半の Next To You が終わって、スティング、バンドメンバー、指揮者がステージを降りた後、再度大きな拍手が起きるのです。アンコールの後もしかり。初日に見たときには、アンコール後の拍手でまたスティングが現れたのかと思ってステージを見上げたのですが、それはオーケストラに対しての拍手だったのですね。日本では最後までそれがなくて残念でした。


■ 2011.1.17 @日本武道館

東京公演3連チャンの初日。 アリーナセンターブロック5列目で鑑賞。スティング真正面です。
ダーリン今日もおじいちゃんのシャツ。セットリストは前2日と同じでしたが、東京では When We Danceでステージにダンサーが登場しました。外人の男と真っ白いドレスを着た日本人女性。素敵でしたが ステージに余裕がなかったのかダンスが映えなかったような気がして残念でした。ピットとか通路にもっと大勢出てきても良かったかもね。
この日はやけにダーリンが私の事を見ている気がするわ・・・と思ったら私の後ろの席にいる派手な白人女性グループを見ていたようでした。もうコイツらずっとしゃべっていてうるさいったらありゃしない。それも話しているのが英語では無くて聞いた事もないような言語。不愉快だわ〜と思っていたらインターバルでツアーマネージャーにバックステージに連れて行かれた模様。喜び組か!ダーリンもばあさんが居ない東京では羽を伸ばしているのかな。


■ 2011.1.18 @日本武道館
この日もアリーナセンターブロック5列目。開演前に周りを見回すとやはり東京は知っている顔が多いし、色んなタイプの人がいます。あ!最前列に M さん発見。携帯に電話して「席代わって〜」と言ったら断られました。ケチだなぁ。
ダーリン今日は紺色のシャツ。今回はずっと声の調子が良く絶好調です。magicで最前列の女性が立ち上がって一人で踊り出しました。あ、M さん・・・1万人の視線を背中に受けて最後まで一人で踊りきっていました。素敵です。

私は Keyclub でも顔はさらしていないのですが、ファンクラブビデオが公開されてしまった事もあるし、会場で「shigeyoさん!」と呼ばれるのも嫌なので、他の人のようにあちこちに挨拶に行ったりせず、じっと自分の席に座っています。
が、 インターバルで Hiroさんが皆に配ったちびまる子ちゃん人形焼きをパクついていると、某カバーバンドのギタリストが声を掛けてきました。なんだかちょっとゲイっぽくなったな。シンホニシティコンサートなのにポリスのTシャツ着てるし。最前列のタケシさんも自慢しに席に寄って来た。どうせまたダニーにセットリストを貰うのでしょう。そして次に美しい女性に声を掛けられた・・・Send Your Love Tour の時のバーティーで会った aki さんでした。年を取ると思いだすのに時間がかかります。mixiやっている人は掲示板お断りにして以来、何人かの人にはゴメンナサイの状態のままなのですが、こうして色々な人が声を掛けてくれて本当に嬉しいです。中には最後まで思いだせない人もいて、それは本当に申し訳ない。
この日は最後の Senses を歌わずにギターを弾きながら Message In A Bottle を演奏。盛り上がりました。演歌調の手拍子は邪魔だと思いましたけど、一緒に歌えない人は手拍子してしまうのでしょうね。


■ 2011.1.19 @日本武道館
東京公演最終日。追加公演ですが、実は今回武道館の2階席は結構空席がありました。この追加公演なんて2階の 南側の半分は全て黒い布がかぶせてありました。スティングの公演でこんなに空いていたのは初めてです。 武道館は音が悪いとか、オーケストラなんて興ざめだとか言って行かなかった人は見なかった事を一生後悔すればいい。それ程素晴らしいステージでした。

この日はドミニク側の3列目。偶然にも隣はロンドンでお会いした I さんです。ダーリン今日も紺色のシャツ。Jo はこの日は新しいドレスを着ていました。後ろの布ががダラリの帯みたいになっていて素敵なドレスです。
平日、それも月火水の3連チャンはとてもキツくて、昼間はボーーーっとしているのですが、今日は最終日、盛り上がって行きましょう!と気合を入れて臨みました。とは言っても最初から総立ちになったりはしません。皆最初はおとなしく真面目に聴いています。が、magic の時になにげなくセンターブロックを見ると5列目あたりで一人だけ女性が立って踊っていました。あ、M さん・・・。男だったら惚れてたわ〜。

いつも通りのセットリストで後半に突入。この日はTomorrow We'll See で、スティングがタンバリンを 強く叩いて曲のピッチを上げているように感じました。指揮者がいても結局はスティングの思い通りの形になるのだなぁと。
終盤で会場総立ち、アンコールの Desert Rose でなごさんが狂ったように踊っていました。


こんな感じで「れいれれ〜♪」

アンコールでスティング&メンバーが上手にはける時、花束を渡そうとしている人がいたらしく、スティングは 手招きをしてその人から花束を受け取っていました。渡している人の腕だけ見えましたけど、後から聞いたらそれは N さんだったのでした。決して警備を振り切って渡しに行ったのではなく、スティングが「受け取るからこっちにおいで」と呼んでくれたのですよね。N さんの勇気にも、ダーリンの優しさにも感動しました。(その瞬間警備員が一斉に“かまえ”の体制になったのも凄かった。)

終演後、またしても懐かしい人に声を掛けられました。初めて会った時には15歳だった ADU ちん。この春から高校の英語の先生だってー!月日の経つのは早いもの。この武道館で高校生の時に初めてポリスを見てから今年で30年です。とほほ。私だって昔は可愛かったんだぞ。(だから何だ?)

最終日には皆で飲み会。あれ?また人数が増えている(笑)。NY でお世話になった midori さんが来てくれて大勢で盛り上がりました。社会人になった policedog もいるし。mixi やってる gelato さんも特別参加。活動自粛中の I さんも来てくれて、他にも日本全国からスティングを目的に色々な人が集まって、本当に楽しかったです。皆さまお世話になりました。今回お会い出来なかった方は次回是非!・・・花見とか(笑)


【演奏者に関して間違いがありましたらすぐに訂正しますのでメールでご連絡下さい。】


2011.11.20(日)夜の部 Chris Botti@東京オペラシティ コンサートホール

前回来日時に既に今回の来日が決まっていたようですが、東日本大震災の影響か公演地が当初の発表とはかなり 違っていました。残念です。

今回はまた場所が変わって、初台の東京オペラシティ。初めて行きましたが、パイプオルガンなどあってとても 綺麗な所。新鮮です。ただ、12列目までは段差が無いので11列目の私はとても見づらかったです。

メンバーは前回と殆ど同じ、ピアノの男性が違っていただけでしょうか。バイオリンの女性が変わった!と 思ったら、茶色かった髪を金髪に変えていたのでした。チャーリンズエンジェルみたいな髪型です。演奏曲は 前回とほぼ同じ。通訳が登場してのMCも殆ど同じ。ドラムの紹介の時に「スティングがお気に入りのドラマー」みたいに言っていましけど。

アンコールで、客席にいた友人女性をステージに上げて「トゥーランドット(誰も寝てはならぬ)」を演奏。 その女性は、ドラマーとマネージャーと一緒にドラム叩いているだけ。でも羨ましい(笑)。
後で聞いたら平子理沙というモデルさんだそうです。聞くと誰もが「吉田栄作の奥さん」と答えるんですけど、 なんで皆知っているんですか???

ライブの後はサイン会。当然今回もあるだろうと思っていたので、7月に出た日本盤のベスト盤を買わずに いたのですが、会場では売っていなかったんですよ(怒)。値段が半端だから面倒だったのでしょうか? 結局輸入盤のベストを2000円で購入。でもサインはフライヤーに貰いました。


ま、こんなもんかと。

訳あって医者に絶対風邪をひいてはいけないと言われていて、もうずーっとマスクしたままで、サインを貰う時にもマスク姿。顔の上半分しか化粧していないから外せません。次に会う時には綺麗にして行きたいと思います。だからクリスもね、もう少し変化のあるステージにして下さいね。

風邪をひいてはいけないけれど、お酒は飲んでもいいので(笑)、ライブのあといつものメンバーで新宿の夜景を見ながら飲み。日曜の夜のオペラシティは客が全然いなくて寂しかったです。




2012.6.16(日)14:00 Chris Botti@東京ドームシティホール

上の日記で “次に会う時には綺麗にして行きたいと思います” なんて書いていますね。嘘でした。雨だと天パが出るのでテンション下がります。
今回は皆忙しかったようで、私一人で見に行きました。チケット買ったのも、発売してかなり経ってからです。 なので、段差の無いアリーナ席は諦めて最初からバルコニー席にしました。コンサートホールというよりは、 巨大なライブハウスという感じの所で、公演によってはアリーナはダンスフロアにもなるのでしょう。バルコニーも1階から3階までありますが、高さも奥行もそれ程無いので、バルコニー席でも良く見えます。私はバルコニー1階の2列目で鑑賞。幸いにも前の人がいなかったので良く見えました。

ニューアルバムが発売された事もあって、今回は前年11月のステージとは曲も変わって新鮮でした。 ギターがレオナルド・アムエドというウルグアイ出身の男性に代わっていました。雰囲気がどことなくドミニクに似ています。クリスが口説き落としてメンバーに加わってもらったと言っていました。(東京公演の 数日前にNHKの深夜番組に2人で出演して生演奏を聴かせてくれました。)
バイオリンの女性も前回とは違う人でしたね。

今回一番嬉しかった事はスティングの曲『La Belle Dame Sans Regrets(悔いなき美女)』を演奏 した事です。そういえば、クリスのアルバムでもカバーしていましたが、演奏する前に「公の場所でプレイ するのは初めて」と言っていました。歌うのはもちろんスティングではなくて、来日メンバーの リサ・フィッシャー というパワフルな女性です。イントロだけで胸がキュンとなりますよ、やはり。

今まで演っていた曲は今までと同じような流れで演奏。客席に降りてきたり、通訳が入ったり。
『イタリア』という曲の時にはドラムセットが崩壊(?)したか何かで始めた曲をストップしてやりなおすというハプニングがありました。確かにドタッって音が聞こえましたけど。最後のメンバー紹介の時に「Billy Kilson without snare drum !」って言っていましたよ(笑)。
アンコールでは、客席にいた10歳の少年をステージに上げて、『トゥーランドット』の最後のドラムを 叩かせていました。あれ?シンバルだったかな?その子のお母さんまでステージに上げてビデオ撮らせてあげてました。前回その役は平子理沙さんだったんですけど、今回最前列の中央でノリノリで見ていた人が彼女かな? クリスが客席に降りてきた時にハグしていました。

ライブの後はサイン会。入場した時にすぐにCDを購入したので、階段を小走りで上がり、早めに列に並びました。(東京シティーホールは、地上から入場した所が既にホールの3階なんです。どれだけ地下にステージがあるんでしょう。)ライブの後にもCD買う人が沢山いたので、列はかなり長くなっていた模様。特に言う事も無く、差し上げるものも無く、クリスもいつもの流れ作業だったので、お礼だけ言って帰って来ました。


あと数カ月で50です。






■ 2012.12.1(土)19:30 @台湾・台北アリーナ Back To Bass Tour !

アジア公演の初日が日本ではなくて台湾ですよ。今回のアジアツアーでは日本に来ないんですよ!どういう事ですか!地震や原発が怖いなら東京以外でやってくれてもいいのに。

でもまぁ、日本全国追っかけするよりは近場のアジアのどこかで見られれば気分転換にもなっていいかな、体調も良いし、と土曜日の台北公演を見に行くことにしました。貯まったマイレージで行けますし。

が、台北公演はファンクラブのプレセールが無かったので直接台北のプロモーターからチケットを購入しなくてはならない。過去に1度台北で見た時には現地でもそこそこの席が買えたので今回もそうしようかと思ったのですが、せっかく発売日がわかっているのなら挑戦してみようかと。そして撃沈。まずはユーザー登録をしなくてはならなくてそこでつまずいて1ヶ月近く放置。暫くして再度挑戦して(英語の案内を頼りに)ようやく登録出来て、チケットも買う事が出来ました。アリーナ中央の後ろの方か最前列の一番端か迷って結局最前列の一番端っこを選びました。8800元(日本円で 24,000円位、高いです。もちろんTシャツは付きません。)

コンサートの1週間前になってチケットが届いていない事に気づき、購入時のメールを見るも現地語で書かれていて訳が分からず。メールで問い合わせするも返事は来ず。仕事帰りに台湾観光局に行ってメールを見せると「購入後10日経ってもチケットが届かない場合には連絡を下さいと書いてありますね、私ならメールかFAXを送りますね」と言われて焦りました。購入金額も書留代金を含んだ額(8850元)になってるし。
それでも数日間放置し、後から冷静にプロモーターのサイトを見直すと英語の案内の所に、海外からの購入者は現地で受け取り、書留代は返却と書いてあったのでした。(台湾観光局の方にはご迷惑をお掛けしました。)

出発はコンサート当日の午前中。成田発 9:40の飛行機に乗るには家を6時すぎには出なければなりません。当然ながら準備は前日の夜に半泣きでやります(笑)。台北に行くのは3度目なので、目的はコンサートのみ、街の様子もなんとなくわかっているし、特に下調べもしませんでした。

搭乗前には前月発売された吉田修一氏の『路(るう)』を読む。これは本当に良いタイミングで発売されました。台湾新幹線開通までのお話で、もちろんそこに絡めたフィクションなのですが、街の様子や人となりなど、そうだなと思いながら読みました。

着陸1時間前にガイドブックを読み始め、やっぱり特に行きたい所はないなと思う。
台北は雨、しかも到着した時には結構激しく降っていました。空港でバスのチケットを買って指定されたバス停に行くと、人の良さそうなおじさんが私が日本人だとわかると(漢字と英語でホテル名を書いたメモを見せた)、ココに座れとイスに座らされ、他の人は立っているのに私だけ座ってバスを待つ(笑)。
第一ターミナルから来たバスは3席しか空いておらず、私ともう一組年配の日本人カップルが指定されてバスに乗りました。なんか凄く贔屓されている気分でしたけど。立派そうに見えたリムジンバス(?)も実は雨漏り。私の膝の上にポタポタと水が落ちて来るので到着までの100分間、空港でもらったJCBの地図を膝の上に広げてしのぎました。

空港バスは私が予約したダイナスティホテル(王朝大酒店)の目の前に停まります。そしてそこのホテルは台北アリーナのはす向かいにあります。本当はもっとアリーナに近い“ホイドホテル”というのがあったのですが、いくらワーキングプアな私でもそんな名前のホテルに泊るのは嫌だわと思いましてね。(良く見たら“ホンドホテル”でしたけど。)

ホテルに荷物を置いてまずはアリーナに行ってチケットの引き取りを・・・しようと思ったら引き取りは17時からと言われてガックリ。ホテルの横にあるデパートのフードコートに行って腹ごしらえをする。

←サンプル見て指さして出てきた物。110元(320円)。安くて美味しい。
普段料理を携帯で撮影している人を馬鹿にしている私ですが、旅に出るとやってしまうなぁ〜。
ここのデパートは隣がIKEAで直結していて、ホテルからも濡れずに行けてとても便利でした。

17時少し前に台北アリーナへ。チケットカウンターの前で待っているとリハーサルの音が聞こえて来ました。 End Of The Game です。もうこれだけでテンション上がりましたね。Fields Of Gold も聞こえました。涙が出そうです。
無事にチケットも受け取れて、なぜかTシャツを買ったりして、コンビニで台湾ビールも買って、再びフードコートでおやつも買って一旦ホテルへ。やはりホテルが近いと便利です。

開演が 19:30、開場が 18:30と聞いていたので、19時頃に会場へ。前回の台北公演の時には人が集まるのが遅くて開演が30分位遅れたのですが、今回もやはり・・・19時に行ったらアリーナに人が数人しかいませんでした。



小さすぎて分かり辛いですが、私の席はアリーナ最前列のステージに向かって一番左側。実際には目の前までステージは無く、私の前には巨大はスピーカーが重なっていました。なので、開演前に左耳にティッシュを詰めると(笑)。
開演時間になっても席は全然うまらず。10分過ぎても15分過ぎても全然。次第にイライラしてきます。時間を守らないのが人として一番駄目だとまで考え始めます。その点日本は良いです、19時にピタリと始まりますから。(ドイツもそうでした。)
ようやく20時になって照明が落ちました。気合いを入れて半袖で来たのですぐにジャケットを脱いで浅く座ります。ダーリンベースを下げて登場。髪の毛ありますね、そのカット、ダニエル・クレイグみたいですね。でも何そのピタピタのシャツ。ヒートテックのようなタイツのような素材?いったい誰がそれを着ると決めたのか?それよりも、ステージ上で見えるのがダーリンとキーボードのデビット・サンシャスしかいない(涙)。あ、良く見ると奥にバックボーカルのジョーとバイオリンのオタクっぽい若者がいるのがわかります。しかし、ドラムのヴィニーは全く見えず、ドミニクもステージ奥にいる時には全然見えませんでした。

1曲目は Faith、おお!この曲大好きです、これはかつてアンコールでも演っていたとても盛り上がる曲、がしかし、立ち上がった人は係員に座ってと言われて皆着席。2曲目に Message えーっ!もうその曲を!しかしなぜこの曲を座って聞かなくてはいけないのだー。寒くてジャケットを着ちゃいましたよ。3曲目に Englishman えーっ!もうその曲?これは一気に盛り上げる作戦なのだなと、それなのに座って聞かなくてはいけない台北市民。あぁ日本だったらさぞ盛り上がったでしょうに。なぜ日本に来ない。なぜ日本に来ない。なぜ日本に来ない。
その後も Demolition Man とか、Seven Days とか、Do Do Do とか、ポリスとスティング合わせて盛り上がる曲の連続でしたが、立ち上がる人は少なく、一緒に歌える所でも日本程の盛り上がりはありませんでした。外人(いわゆる白人ね)も日本に比べると少ないですね。写真はフラッシュをたかなければOK、フラッシュたいている人には席まで行って注意していました。私はまぁアングルの問題もあるけど久々にダーリンに会えた嬉しさで見る事に専念していました。

アンコールで Desert Rose これでもう一気に盛り上がり、スタンディングOKに!私もジャケットを脱ぎすてステージに近づき初めて思いっきり踊れたのでした。れいれれ〜♪あぁ楽しい。日本で皆と一緒に踊りたかった。なぜ日本に来ない。なぜ日本に来ない。(本当にコレばっかり考えてました。)


携帯で撮った中で一番良い写真がコレ。(ええっ)

アンコールは人の目も気にせず踊ったり歌ったり、EveryBreath は全部大声で歌ってやりました。最後の最後に Fragile、この時にあまりに自分の席を離れ過ぎて遂に係員に注意され大人しく引き下がりました。てへっ。
アリーナ前方の方達は、もちろんファンも沢山いるでしょうが、チケット代が高いので、「それ程のファンでもないけどお金を持っている人」達が多いように感じました。私の隣の4人組も大して曲を知らないようでしたし。座席表の 6800元の席は半分以上が空席でしたが、その上の三階席は上の方まで全て埋まっていましたね。
3分の2を座って見るなら、アリーナ後方でも良かったのかなとも思いましたが、やはりアンコールでステージ前に行けたのでそれで良しとしました。


コンサートの翌日は、街中をふらつこうかと思っていましたが・・・どしゃ振りの雨。ロンドンを思い出しました。やはりコンサートが終わると一気にテンションが下がり、一日中部屋にいようかとも思ってしまうのですが、せっかくなので、映画007を見ようと思い立ち、ホテルで時間と場所を聞いてまずは劇場のチェックへ。開映までにはかなり時間があったので、地下鉄で Taipei101 というアジア一高いというビルに行ってみました。が、そこも昇れるのは11時から、しかも昇った所でこの天気では何も見えないし、周りには中国人観光客ばかりでやかましいしで、再び劇場に戻りました。映画のチケットを買って開映までに少し時間があったので地下のフードコートへ。このビルは日本の企業がやっているのかもしれません。入っている店が紀伊国屋書店、ユニクロ、無印良品、アフタヌーンティーなどで、地下のフードコートにも日本のお店が沢山。私はあえて台湾料理を選びましたけど。

←排骨飯。写真を指さして「パーコーファン」と言ったら通じた!でも150元と表示があるのにレシートと一緒に 15元返してくるので、違うと言うと日本語で「サービスよー」と言われました。他に中国語を話す客が2人いましたけど、私だけご飯山盛り、3品選ぶ副菜も私だけ山盛り。またしても日本人えこ贔屓(笑)。すごい量ですが、残しても悪いので完食しました。

映画館は、日本のシネコンと同じような感じでした。指定席ですし綺麗で安心して見られました。007はずっと見ていますが、今回は話も分かりやすく、日本語字幕無しでも楽しめました。はやり字幕に目が行ってしまうのですが、中国語字幕でもなんとなく意味が分かったりして。映画は 290元(850円位かな)。この値段から考えるとダーリンのライブ、8800元は高すぎると思います。
ダニエル・クレイグ格好いいですね、やっぱり髪型がダーリンと同じです、特に今回の後ろを刈り上げてる感じ?良いですね〜。日本に帰ったらもう一度見ようっと。

映画の後歩いてホテルに戻り部屋で一休み。ホテルの朝食以外に食べたのがフードコートだけだと寂しいと思い、お腹もすいていないのに近くの小籠包のお店に。このお店は日本にも支店が何軒かあります。ディンタイフォン(鼎泰豐)はあまりに有名ですが、別の店。ホテルから歩いてすぐだったので開店時間に行けば待たずに入れるかなと思い行ってみました。


←京鼎小館の小籠包とピータン豆腐と台湾ビール。
実は1週間前に日本にあるこのお店に行ったのですが、日本の半額以下のお値段でした。台北の良い所は、明朗会計ですね、値段の入った伝票に自分で数量を書けばいいんです。ここは日本語のメニューもありましたし、店員も日本語が普通に話せる人がいてとても感じが良かったです。日本と違って小籠包が最低10個からなので、食べられなかった分は持ち帰って夜食にしました。頼むとちゃんとお土産用に包んでくれるんです。

食べ過ぎたので、夜市は断念。次に来たら絶対に臭豆腐を食べる。
台湾に来たのは3回目、1度目はスティングの台北公演を見にで1994年、2度目はコンサートに関係なく遊びで1998年。今までは黙っていても日本語で話しかけられたのに今回はどこに行っても普通に中国語で話しかけられてその都度「わかりませ〜ん」と手を振ったり、英語で聞き返したり。ビビアン・スーと間違えてない?困るわね〜。なんちゃって。本当の所は、私が完全にオバチャン化したからだと思う。化粧も殆どしていなかったし。いつものように貧乏臭い格好だったし。そういう私も以前は台北の街中で前から日本人が歩いてくるとわかったけど、今回は台湾人か中国人か日本人か韓国人か見た目だけでは区別がつきませんでした。たいして寒くもないのに皆ユニクロのダウンジャケット着てるんだよな〜。



12/1 史汀演唱会 わかる?


3日目の朝、ようやく雨が上がったので朝食後チェックアウトまで1時間位散歩。スクリーンの広告がコロコロ変わるので、この写真撮るのに10分位かかったわ(笑)。歩道には朝食用に色々な屋台が出ていて美味しそうだけど満腹で入らない。コンビニを覗くと普通に日本のお菓子を売っていてお土産にもならない。結局ホテルの近くのお土産屋さんでパイナップルケーキを買ったら変な台湾アイドルの布袋に入れられた。誰なのだ?恥ずかしいから抱えて部屋に戻る(笑)。
台北アリーナの近くには、台北ドームを建設中でした。まさかダーリンがそこで演唱会する事は無いと思いますが、なぜか出来るのが楽しみだったりして。前に来た時には一部が開通しただけだったらしい地下鉄(MRT)は綺麗で分かりやすくてとても便利。いつか台湾新幹線にも乗ってみたい。(←『路』の影響)



2013.10.9(水) Henry Padovani 来日公演@アンスティチュ・フランセ東京 ラ・ブラスリー

“来日公演”と書くほどの事は全然無いケド。
誰それ?という人は・・・いないと思いますが、ポリス結成時のギタリストです。一番最初は、スチュ、スティング、ヘンリー の3人だったのですね。(フランス人だからヘンリーじゃなくてアンリでは?といちいち突っ込み入れなくていいです。)

特に興味も無かったのですが、スティングのオフィシャルサイトに東京公演の告知が載った事もあり、なんとなく見てもいいかなという軽い気持ちで見に行きました。
場所はホールでもライブハウスでもなく、日仏学院の敷地の中にあるブラッスリーの奥の間。小さいステージがあって、テーブルとイスがあって、内輪のパーティーでも開くような所でした。料金が、ブラッスリーでの食事込みとライブのみとあったのですが、私はライブだけ(2000円)。ライブが始まる10分位前に敷地に入るとそこはもう“おフランス”で、庭のベンチに座っている外人が「ボンソワー」とか言ってくる(笑)。ブラッスリーの入口で「ライブを見に来ましたー」とフランス語で言うと(うそ)ウエイトレス(フランス語で何というのだ?)が、奥からお菓子の缶みたいなものを持ってきてそこにお金を入れていました。とほほ。

奥の間に入ると・・・私を入れて5人・・・え?
開演時間になっても10人位。しかも何人かは関係者っぽい。居心地悪さMAXでした。皆さ、後ろの方から見ていないでもっと前の方に座ってよ、シルブプレ。

ヘンリー登場するも、いままでまともに写真とか見た事が無いし、ソロアルバムも聞いていないから偽物でもわからないなーと思いつつ弾き語りに耳を傾ける。が、思った通りひとつも面白くない。歌はポップス?ブルース?バラード?それも仏語だったり英語だったり。曲の合間に説明をするんですけどね、「自分はフランス人だけど日本では英語を話すよ」と言ってずっと英語で話をしていました。ポリス結成時の話もしていたようですが、よく聞き取れませんでした。スチュワートとスティングという単語だけはわかったけど(笑)。で、ポリスの話をした時に『Next To You』を演奏しました。結局この曲が聞きたかっただけです、はい。

ライブ後にサイン会があるようでしたが、とっとと帰って来ました。
あのレストランはお庭が見えて素敵なので、もう一度行ってもいいかな、食事しに。(でも結構先まで予約がうまっているらしい。)




2013.11.23(土) ポリスドキュメンタリー映画『ポリス/サヴァイヴィング・ザ・ポリス』@TOHOシネマズ渋谷

渋谷で夜9時からの1日1回のみ上映、期間は1週間。そんなもんだったか。
最近イベントが無いですから、とりあえず上映前にインド料理屋で。なぜか最後に巨大パフェ。

(別に意味も無く写真を載せる)


チケットが発売されたのが夏だったので、その時には舞台挨拶でアンディが来日するんじゃないかと期待して初日のチケットを買いましたが。来ませんでしたね。みんな期待していたのか初日だけはソールドアウトでした。(とっても小さい劇場でしたが。)

ポリス来日時のツタヤでのアンディのサイン会でカメラが回っていて、映画に映るかもしれない事への承諾書みたいなものにサインした覚えがあるんですけど、サイン会の模様自体が映りませんでした。残念。
東京ドームのリハーサルの場面でしっかりゆきさん映ってましたね。あと、NYかな?ポールが映ってて笑った。懐かしいわー。


入場時に配られたポストカード


ポール・マッカートニーとか、ストーンズとか、70代になっても来日公演するんですから、ポリスももう一度来てくれないかな?無理かな。


2014.7.25(金)Joe Sumner@フジロック!(という名のサバイバルゲーム)

Joe のお陰でフジロックデビュー!!!うっきー!!!
毎年行きたい行きたいと思いつつも行けずにいたフジロック。Joeが来てくれたお陰で行く決心がつきました。
但し、今回は Fiction Plane ではなく、ゲスト参加。

Steve Nieve - Joe Sumner - Tall Ulysse - TOGETHER

↑って書いてあるんですどね、なんだかよくわかりません。Steve Nieve氏とは、数年前にフジロックに出る 予定だったのがキャンセルになったんですよね。理由はわかりませんが。 とにかく、Joeが出るのなら行くしかない。

と言ってもなんせ勝手がわからない。苗場プリンスは当然満室ですし。民宿で知らない人と相部屋とか、日帰りとか、過去に行った人から話は聞きましたが、肝心のスケジュールが発表にならない事には決められない。私は行くからにはキャンプしたいと思っていました。

Joeの出演する日がわかったのが6月の上旬でしょうか。さっそく1日券を買い、一緒にキャンプサイトのチケットも買いました。6月中旬にはテントも購入。庭で練習するも失敗。youtubeで学んで2回目に成功。7月に入って「フジロックに持っていくもの」を検索しまくり、寝袋とかマットとかイスを購入。アウトドア用の長靴も。

その後タイムテーブルが発表になり、Joeは午後3時過ぎから。『これなら日帰り出来たな』と一瞬思いましたが、せっかく道具も揃えたし、その日の夜9時からの「あまちゃん盆踊り」も見たかったので、心を決めました。

テントには女性3人で寝るつもりでしたが、Yokoさんが体調不良で日帰りになった為、しのちゃんと2人に。そしてしのちゃんは前日の木曜日には行かれないかもしれないと言う事で、さんざん考えた末に木曜日に一人で行って、一人で並んで、一人で場所取りをして、一人でテントを張る決心をしました。なんせ整備されたキャンプ場ではないため、出遅れると斜面になってしまうそうで(これも検索して調べた)、場所取りはとても大切なのだと。なので、コンサートの前日の24日(木曜日)の朝7時の新幹線を予約。・・・した後でしのちゃんから「休みが取れたから行ける」の連絡。内心ほっとしました。

7月24日(木)
朝5時半に家を出発。早すぎですけどね、とにかく荷物が凄くて。でかいリュック(体重計で計ったら7キロあった。赤ちゃん2人背負っている感じ)。そしてキャリーにテントとイス他(6キロ。肥満児1人)。これでもマットや寝袋は先に現地に宅急便で送ってるんです。

東京駅に向かうラッシュ前の電車の中でしのちゃんからメール「今おきた」。

うん、そうだよね、今日休みを取るために昨日頑張ったもんね、徹夜のパッキングも大変だったよね。と一人で笑いつつ、弁当を買って新幹線に乗り込み越後湯沢へ。

1時間ちょっとで越後湯沢駅着。木曜日の早くに行く人は皆キャンプの人なので荷物が半端ない。あのクーラーボックスみたいな物の中にはいったい何が入っているのだ?ここでは道具がくたびれている程格好良いのだな(個人の感想)。私以外の人は皆、もう何度も来てますからっていう雰囲気をかもし出している(ように見える)。初心者の私はバスの乗り場一つでも人に聞く。聞いて確認してからトイレに行って、その間にバスが出てしまう。

木曜日の無料シャトルバスは昼の12時からなので、その前は路線バスで行くしかありません、そしてそれは1時間に1本しか無いので、トイレに行っていてバスに行かれてしまった私は次のバスを待つべく苗場プリンス行きのバス停に並ぶ。・・・と思ったら臨時バスが出てすぐに出発!前のバスで立って行った人はお気の毒だなぁと内心ニヤニヤ。

ヒヤヒヤするような狭い山道を40分。670円。苗場プリンスがすぐそこに見えるけれどもバスから降りる人が数名。ここでまた「フジロックの会場はここですか?」と聞く私。「次です」と答えるドライバー&隣の人。でもさ、違ったよね。一つ前で降りた方がリストバンド交換所に近かったよね。

結局、苗場プリンスから重い荷物を引きずってリストバンド交換所まで歩く事に。その道もわからずに先を歩いているお兄さんについて行ったら違っていてそのお兄さんに「すみません」って謝られちゃいました。分からないもの同士4人でとぼとぼ歩いて9時半に交換所前に到着。すでに数百人?が並んでいました。交換開始が昼の12時ですから、2時間半1人で過ごすことになります。皆自分で持って来たイスに座っています。この時気温は25度位だったかな?日が照ると暑かったけれども殆どの時間は曇っていたので気持ちよかったです。

うとうとしたり、ボケッとしたり、荷物を放置してトイレに行ったりしていると、11時前にしのちゃん登場。すごい荷物(笑)。なんとなくズルこみはアレな雰囲気だったので、列の後ろについてもらいました。イスに座っていたし、余裕のある並び方だったので一人でも苦痛という訳ではなく、周りの観察などしながら結構楽しめました。普段アウトドアとは無縁の生活ですから、それぞれが持っているさまざまなアウトドアグッズを見るのも楽しかったです。

12時にリストバンド交換開始。25日(金)の1日券は赤い布のリストバンド。そしてキャンプサイトは黒いビニールのリストバンド。これを関所で見せなくてはなりません。なんとか左手首にそれらを付けてキャンプサイトへ。目指すは“レディースエリア”。ここは入口に最も近く、男子禁制の場所です。場所取りに気合を入れて行きましたが、スカスカで拍子抜け。しのちゃんからメールで「入口すぐの所は雨が降るとぬかるらしい」と情報を得ていたので、ちょっと上に上がった平ら(に見えた)な所にテントを張りました。2回練習したからスムーズに出来ました。ここに来て、バッタの多さに驚きましたけど、そんな事言っていられません、草っぱらですから。あとはフライシートを張るだけって所でしのちゃん登場。そして雨もパラパラ。お腹はペコペコ。

  
このテント2m×2m、結構大きいと思ったけど、もっと大きいのが沢山。木曜日の夜と金曜日の朝にすぐ近くに張られて、ペグも勝手に移動されてた!(怒)、最初の写真なんて、左側のペグの上に隣のテントがかぶさってるのよね。何のために場所取りしたんだか。後ろに見えるのは苗場プリンス。


お腹がすいたので、送った宅急便を取りに行きつつお昼ごはんを食べることに。雨だったのでポンチョで。私のは大昔の富士登山の時に使ったポンチョ。素材は厚いビニール。今のポンチョはもっと軽くてオサレなんですよねーっ。次は買おうと決心しました。

リストバンド交換所のまわりに美味しそうな屋台が沢山出ているのですが、食べる所が無いので雨だと困ります。1軒だけ屋根があって中で食べられる所(立ち食いですが)があったので、そこで丼をかっこむ。美味しかったです。その後荷物を受け取って再びテントへ。前夜祭は夕方6時からだったのでそれまで荷物を片したり、辺りを偵察したり、他のテントをチェックしたりして過ごしました。1LDKみたいなテントもあるのね。でもそれは持ってくるだけで大変ですよね。設営も。誰かがやってくれるんだったらいいですケド。
キャンプサイトの奥の方へ行くと、45度位の斜面にへばり付いているテントもあって、いったいどうやって寝るのかと心配してしまいますが、ちょっと面白い。

夕方になって軽い気持ちで前夜祭の会場へ。ええ、そこまでも結構歩きます。キャンプサイトから15分位かな?入口で抽選会用のチケットをもらい会場へ。お腹ペコペコ。ここでイスを持って来なかった事を後悔する事になります。座る所が無いので立ち食いです。左手にチキンバジルの器、右手にスプーン。長靴の間の地べたにハイネケンの紙コップです。とほほ。デザートにクレープ。はい、どれも美味しかったです。
前夜祭は楽しかったです。苗場音頭でしたか?盆踊りもやってましたし、抽選会でタワレコのチケットとか、苗場食堂のチケットとか?沢山の人に色々と当たってました。カウントダウンして花火も。


風が無いので煙で良く見えませんでした。



前夜祭でも何組かのライブがあったようですが、私達は早めに引き上げて苗場温泉へ・・・行くつもりが物販に並んでしまいまして。これがまた列がなかなか進まなくて結局1時間並んだんですよ。しのちゃんはTシャツをいっぱい買ったからいいけど、私なんてクッキーとおせんべしか買わなかったんですから。(これって駅でも買えるんですから!)

苗場温泉っていうのは苗場プリンスホテルの施設だと思うのですが、キャンプサイトの方から入れるようになっていて1回500円で利用できる普通のお風呂です。お風呂にはシャンプー等も揃っているし、脱衣所には化粧品もドライヤーもあります。ちなみに、キャンプサイトには無料で利用できるシャワーもあります。イメージ的には刑務所のシャワーのようなやつ。男女別のテントになっていて、入るとブースが5つ位あるのですが、ドアが無いという(笑)。まぁジムとか行っている人だったら別になんとも思わないでしょう。私も翌朝使いました。

7月25日(金)
ゆっくり寝ていたかったのですが、明るくなるので目覚めてしまいます。トイレはずらっと並んだ簡易トイレ。ドアを開けて入るのに凄い段差があって「よっこらしょ」とよじ登る感じです。しかもキャンプサイトの女性専用トイレは全部和式。どうしてもダメな人は、苗場温泉の中のトイレか、リストバンド交換所の方にあるコンビニみたいなお店のトイレを使うといいでしょう。このお店は必要なものは何でも売っていますぜ。

朝6時半頃に小倉トーストとコーヒーの朝食。キャンプサイトの中にも3軒屋台が並んでいて24時間やっているそうで本当に便利。しかもレディースエリアだからどこよりも近い。お店で買ってテントに持って帰って座って食べるのも楽です。但し、自分のテントに辿りつくまでに人のテントのロープに足をひっかけないように注意しなくてはなりません。かなりくっついている所もあるので。
キャンプサイトの入口には「よろず相談所」なるものがありまして、テント設営の手助けをしてくれるみたいです。あとお湯も沸かしていて使わせてくれるみたいで、カップラーメン食べている人もいました。

お腹も満たされて落ち着いてスケジュールを見直しましたが、やはり特別見たいバンドはありませんでした。なのでゴンドラに乗ろうとか話していたけれど、結局それもせず。コンビニに行ったりしている間に、Yokoさん登場。いったい何時に家を出て来たんですか?早すぎですよ。Yokoさんは、キャンプサイトのチケット(黒いリストバンド)も買っていたのでキャンプサイトまで入って来てテントをチェック。3人ではキツかったねと(笑)。

暫くテントでまったりしてから、会場へ・・・行く途中でまどじゅちゃんとタケシさん登場。早い。
結局5人で会場入りする事になりました。曇ってますが雨は降っていません。


入口で荷物チェック有。



ゲートを入ったらまずJoeの演奏する会場に行ってみましょうと言う事で、オレンジコートを目指します。入口から歩いて30分位との事。メイン会場のグリーンステージの周辺では、ステージからかなり離れた木陰に皆イスを置いたり敷物を敷いたりしてピクニックのような雰囲気でした。日差しが出て来ましたが、木陰にいると涼しくて気持ちいいです。グリーンステージを抜け、タワレコのブースで皆タオルをもらったりしながら森の中の小道を歩いて行きます。


photo by まどじゅ



キッズランドの横を通り抜けて(猿の写真を撮って)、川に入って遊んでいる人を眺めつつ、ホワイトステージの手前でボードウォークへ。これは森の中に作られた木の道。ウッドデッキみたいな。道の両側にはウサギの絵があったり色々と楽しませてくれます。木陰なので涼しくて歩きやすいです。


あの人とあの人とあの人



ボードウォークを進んで途中フィールドオブヘブンというステージがあったけれどもそこには寄らずに更に進んでやっとオレンジコート着。10時半位でしたか。オレンジコートで最初のステージが始まるのが11時半からだったので当然人もまばらで、いても皆少ない日陰に張りついていました。ここは芝生ではなく、小学校のグラウンドのような土だったのでとても暑かったです。
時間はまだまだ沢山あるので、もっと先のカフェドパリまで行ってみましたが、アイスクリーム屋さんとか他の食べ物屋さんは11時からだったので諦めてすぐにまたオレンジコートに戻り、日陰で休む事にしました。

ランチはケバブとビール。最初のバンドが始まりましたが特に印象無し。まどじゅちゃんは爆睡。タケシさんもお休み。私は一人でフラっと隣のフィールドオブヘブンのステージを見に行って、日本人の変なバンドを見て笑ってました。おぢさん達がブルースみたいな音楽やってたんですけど、歌詞がふざけていて、ゆるキャラをバンドにしたようなぬるい感じ。よくわからなくてすみませんね。

オレンジコートに戻り横になってうとうとしながら次のバンドを鑑賞。前の方に熱狂的なファンがいたようですが、歌がヘタクソで半音ずれているような声が気持ち悪くて「早く終われ」と念じながら聞いていました。
前のバンドが半分位までくると敷物などを撤収して次のステージの場所取りをすべく荷物を持って人ごみの中へ。じわじわと進んで行って、終わって人がはけた時には最前列をゲットしました。

ま、最前列で見たかったのは私達だけだったみたいでしたけど(笑)。が〜らがら。たたんだイスをまた広げてイスに座ってJoeが始まるのを待ちます。ここでルミちゃん登場。毎年来ているそうで慣れたものです。
Joeや他のメンバーらしき人達がリハーサルで出て来ました。JoeはTシャツに短パンです。結婚してちょっとふっくらしたかな?日に焼けたみたいで顔が赤いです。





何の予習もして来なかったので、スティーブ・ナイーヴという人がどんな人かもわかりません。メンバーもJoe以外は知りません。全曲知らない曲なんだろうなぁと思っていたら、Two Sisters のイントロが聞こえてきて興奮しました。

待ち時間が40分位あったと思うのですが、特別ファンもいなさそうで、場所を取られる心配も無かったので、ビールを買いに行ったりして時間を潰していました。タケシさんはしつこくバックステージの方を覗きに行っています。

そして、時間きっかりにスタート。小林克也のような武田鉄也のようなおぢさまが登場してキーボードを弾き始めました。お衣装がコメディアンちっく。白いシャツに金のベストだったかな?Joeを含め他のメンバーは全員黒の上下。おぢ様は真正面にいるのであんまりJoeばかり見ていちゃ悪いかなと思ったので、帽子を深くかぶって目を合わせないようにしていました(笑)。


photo by shino



おぢ様以外にも歌う青年がいてその方のお名前が Tall Ulysee(トール・ユリシー?)というのですが、彼はJoeよりも背が高くて、みがけばもっと美しくなるような顔立ちの方でした。歌ったりドラム叩いたり。
おぢ様は自分だけ延々と歌うのではなく、Tall君が歌ったり、JoeがFiction Planeの曲を歌ったりと色々と見せ場を作ってくれました。Joeは1月にアルバムが出るって言っていたかな(日本語で)。最後の方で新曲(UPっていう曲か?)を披露したのですが、ハイトーンで気合い入れて歌いすぎたのか、もともと日焼けで赤い顔が真っ赤っかになっていました。キレるんじゃないかとヒヤヒヤしましたよ。でも、歌い方とかベースの弾き方とか踊り方とか、やっぱりお父様にそっくりで、ステージ上の他の誰よりも美しかったです。

ライブが終わって出口の方に歩きだすと、タケシさんまたバックステージの方を覗いています。しつこいなぁと思いつつしばらく歩いてから振り返ったら、なんとJoeが出てきて2人で写真を撮っていました(笑)。まどじゅちゃんもすぐに走って行って記念撮影。私は・・・こんな姿で一緒に撮りたくないと思ってしまった(涙)。
後から聞いたら、来年は Fiction Planeでフジロックに来るらしいです。どひゃーーーっ!

日帰りの方達はこれでフジロックは終了。一緒に出口に歩いて行きます。帰り道も長いなぁ。タケシさんとまどじゅちゃんと別れ、テントに荷物を置いていたYokoさんを見送って、夕方5時ごろに再びテントに戻り、しばし休憩。


夜の部。しのちゃんはもう無理かもと言うのを無理やり晩御飯をエサに連れ出し、前夜祭が行われたオアシスエリアへ。今度は2人ともイスを持っていたので、座ってゆっくり晩御飯を食べました。ビールも。
そして夜9時過ぎからの「大友良英スペシャルビッグバンド・フェスティバルFUKUSHIMA!オールスターズ大盆踊り大会」(長い)を見るべく再びオレンジコートに向かいました。途中メイン会場のグリーンステージを横切るのですが、ちょうど電気グルーヴが演奏をしていて シャングリラが聞こえてきました。え?この人達の歌だったのですか?知りませんでした。電気グルーヴと電撃ネットワークの違いが分かっていませんでした。

夜でも大勢の人が行き交っていますが、暗いからちょっと怖い所もあります。夜は小さい懐中電灯を持って歩いていました。(自転車のライトを外して持って来たんですケド)。富士登山の時の頭に付けるライトが良かったんですけど家中探しても見つからなかったので諦めました。でも持って来なくて正解でした。今は頭に付けるのもLEDの小さいライトになっていましたから。私のはどう見ても炭鉱夫みたいなんですよね。グッズも色々と進化するのだな。


同じ道だけど人が途切れるとちょっと怖い



再びオレンジコート。ここは入口を入ってすぐの所にずらっと簡易トイレが並んでいるのですが、1日経つとかなりう●こ臭い。まぁ仕方が無いですけど。なので中程まで行ってからイスを出して座ってまったり。もう立って見る気は全然無かったです。始まるまで少し余裕があったのですが、この間にバキュームカー登場。遅くに御苦労様です。本当に運営の方は大変だろうなと思います。

開演時間が近づくにつれどんどん人が増えて来ます。スタッフがうちわを配ってまわっています。開演直前には前の人が座らずに立って待っているようになり仕方なく私達も始まったら立ち上がりました。
そして結局最後まで座らずにうちわ片手に盆踊りを踊っていました(笑)。能年ちゃんはもちろん来ません。スペシャルゲストが箭内さん?だったかな(大人計画とか魂の公演でよく見かける人)。『地元に帰ろう音頭』とか、ラッキー池田氏の振付の曲とか、とても楽しかったです。でも本当はもっと楽しいだろうと予測していたんですけどね。ピエール瀧さんに来てほしかったなぁ。

帰りは悲惨でした。ボードウォークは一方通行なので帰りは通れません。なので他のバンドが演奏中のホワイトステージを抜けていかなくてはならないのですが、これがもうぎゅうぎゅうに客が入っていて、その中を抜けて行くのが一苦労。危険ハーブやってるんじゃないかと思う程踊り狂いながら人にぶつかって歩いているヤツもいれば平気で煙草を吸っている奴もいる(こっちの方が許せない)。イス持って歩くのも大変なんですからね。
グリーンステージではまた別のグループが演奏をしていました。この大勢の人の流れと一緒にならないようにと焦り気味にテントに戻りました。

という事で、テントに戻ってからすぐに苗場温泉へ向かいました。が、既に混んでました。一応人数の確認はしているようでしたが、洗い場は裸で順番待ちって感じです。それでもゆっくりお湯につかれるのは嬉しいです。

結局お風呂から戻ったのは夜中の12時位でしょうか?よく眠れるだろうと期待して寝袋に入りましたが、音がうるさくて何度も目が覚めました。レディースエリアは一番近いステージからも結構離れていると思うのですが、風向きのせいか、はっきりと爆音が聞こえて来ました。
うとうとするも明るくなると今度は日差しでテントの中が暑くなってくるので結局この日も早起きしてしまいました。

7月26日(土)
再び小倉トーストとコーヒーの朝食。美味し〜い。でも日差しがまぶしくて暑〜い。
やはり2日目の朝は初日の朝とは違ってどこも混んでいます。洗面所とかトイレとかシャワーとか。
無料のシャワーは男も女もテントの外に列を作っています。外人は半裸で並んでいる人が多いです。私の希望としては、小学生の女子がプールの着替えの時に使うようなバスタオルで作った筒型の長いスカートみたいなやつ(できればひと昔前のマンガ柄)を次回は持って行きたいと思います。それを胸の上まであげて着て無料シャワーに並ぶのだ。

赤ん坊2人を背負って帰るのは嫌だったので、来るときに送った箱+大きいリュックの二つを送ることにしてまずは梱包。それから荷物を背負い箱を持って宅急便のテントに行き発送。(これらは全て着払いです)
この時点でもまだ沢山の人が大きい荷物をもってキャンプサイトに入って来ています。土曜日からキャンプを始める人もいるのですね。確かに私達のように、土曜日には撤収してしまうテントもあるので、そういう場所が見つかればラッキーですね。

バッタが挟まらないように慎重にテントを畳んで、他の荷物をまとめて10時頃?にはキャンプ場を後にしました。それからシャトルバス乗り場まで延々歩くんですけど。途中からは砂利道なのでキャリーが引けずにしのちゃんに手伝ってもらって運びました。ありがとうございます。

とってもとっても疲れました。土曜日の午後には家に戻りましたが、翌日の日曜日1日だけの休みでは全然疲れが取れません。仕事に行っても泥沼に沈むような感覚が何日も続きました。ホント疲れた。


でも☆来年も行きます!☆

私は来年もテントでも良いと思っています。君たちも一緒にキークラテント村に寝泊まりしないか!?(誰?)

冷静になって考えると、今回はお天気に恵まれてラッキーでした。初日前日の夜には雨も降りましたが、雨具でしのげる程度。テントも問題ありませんでした。これがもし終日雨で演奏中もずっと雨だったらと考えるとかなり悲惨な状態になると思います。ビールも飲めないのではないかと。
来年はどんなスケジュールになるかまだわかりませんが、もっと体力を付けておこうと思います。




2014.10.13(月・祝)19:30 Dominic Miller@東京汐留 Blue Mood

ドミニク来日!
Nicolas Fisman氏とのDuoライブ。アジアツアーの最後に日本に来てくれました。
東京では二人の他に日本人とのセッションも予定されていたのですが、この日は台風19号が夜中に関東地方を 通過するという事で終演を早めるため日本人出演者はキャンセルされたそうです。

お店はBlueNoteをすごくカジュアルな雰囲気にした感じの食事も出来てお酒も飲めて音楽も聞けて、という場所。 100席位だと言っていましたけど、結構キツキツでしたよね。4人のテーブルに6人座らされてる感じ(笑)。 夜7時半開演なのに、開場が6時半なので、雨の中外で待って、順番にチケット代払って入る時も外で並んでて、 それから席に着いて料理のオーダーなどしていたら、全部料理が来る前にライブが始まっちゃいましたけどね。 私たちは真ん中あたりにいたからまだアレでしたけど、前の方の人は、ドミニクの目の前で料理食べながら 聞くわけにいかないですよねーっ。何が言いたいのかと言うと、台風が来てるんだから、もっと早く中に 入れて欲しかったの、という事です。みんな電車が心配だから早めに来てるんだしさ。ね。

それはさておき、ライブは素晴らしかったです。本当にギター2本だけの演奏でした。
ダーリン関連の曲では、
Shape Of My Heart
Fields Of Gold
La Belle Dame Sans Regrets
Fragile

ダーリンがリュートの時に演奏したビートルズの曲、
Day In The Life(ドミニクのコーラス付)


最後の曲は招聘元に問い合わせたところ、バッハの曲とクラシックのメドレーと言われたのですが、 私はイントロが BringOnTheNight に聞こえたし、バッハの曲はダーリンがリュートで演奏した曲かな?と感じました。
途中でドミニクは曲の紹介をしたり、ダーリンの事を話したりするのですが(あの男呼ばわり)、演奏し始めると ギターの音色に聞き惚れてしまいますね。ライブの時にドミニクだけじーっと見ている事はありませんので(ごめん)。
でも新鮮でした。曲が終わった時のちょっと照れたような顔とか、ドヤ顔とか、ニコラス氏とアイコンタクトしすぎてお互いに 吹いてしまったりとか。外は雨だけど幸せな雰囲気でした。

ライブの後のお楽しみは、CD販売とサイン会。写真もOK。 この時のドミニクの優しい対応でライブの印象もかなりアップ。ファンも更に増やした模様。


そのポーズはずるいだろう。私もズルしてるけど。



ad hoc というアルバムです。


こんなリストバンドもくれました。あとポストカードも2枚くれた。

東京公演の前に、10月11日(土)には神戸公演、そちらは60席の会場だったのでもっとドミニクに近かったそうです。 また来て下さい。




2014.10.20(月)19:00 Chris Botti@ビルボードライブ東京

クリス偉くなったな。
また演奏する場所が変わって今度は六本木。ミッドタウンの中のビルボードライブ。1stステージにするか2ndステージに するか考えている間にチケットは売り切れ。電話して聞いたら若干の自由席とカジュアルシートがあるという事で カジュアルシートを予約。ワンドリンク付で 10500円。高ーい。席は2階の真横からステージを見下ろす感じ。 見渡す限り空席は一つもありませんでした。

内容はまぁ大体いつもと一緒の流れでした。バイオリンの女性(前回と同じなのか、前々回の人なのか不明)、女性ヴォーカル (リサ・フィッシャーではない)、加えて今回は男性ヴォーカルも(いい声でした)。演奏は素晴らしかったのですが、 演出面では、途中に変な音が聞こえたり、女性ヴォーカルが出てくる時にライトが当たらなかったりとちょっと残念な 部分もありました。バックステージに戻る度にそれぞれが客席を通るのですが、その度に握手を求めている人がいて 上から見ているとかなりうざい。拍手じゃダメなの?

最後は出演者が全員ステージに上がって客も総立ちになって盛り上がりました。料理の乗っているテーブルの横で 立って踊るのは大変そうでしたけど、それはカジュアルシートの客のひがみでしょうか?(笑)そういう私もずっと 下をのぞき込んでいたら腰が痛くなって最後には立って見てたんですけど。とほほ。

最後の最後はクリス一人で My Funny Valentine を演奏。お開きとなりました。サイン会は無し。
ドミニクの来日と1週間違いでなんか残念。共演してくれたら良かったのに。




2014年12月 Sting NYブロードウェイミュージカル The Last Ship@Niel Simon Theatre


2013年10月、スティングのオリジナルとしては2003年のSacred Love以来10年ぶりのアルバムThe Last Ship が発売になりました。 このアルバムはスティングの故郷ニューカッスルの造船所を出ていく船を自分の人生と重ねて描いたような曲が詰まっています。 ミュージカルを想定して書かれた曲のようで、最初に聴いた時は映画のサントラ盤のように感じました。 ミュージカルの話は数年前から出ており、いつか実現した暁には是非ともブロードウェイに見に行きたいものだと 思っていました。

しかし、ミュージカルの話が現実になると、スティングは出演せず、同郷のジミー・ネイル氏が出演するとアナウンス されがっかりしました。2014年6月にはシカゴで数週間のプレビュー公演。ブロードウェイでは、2014年10月から プレビュー公演が始まりました。この時期にはスティングの誕生日もあり、当然本人も来るだろうと思いましたが、 舞台に出演しないのなら見なくてもいいかなと。

その後、公演のレビューなどを読み進むうちに、全編スティングの音楽ならば、本人が出なくても1回位は生で見て おいた方がいいかもしれないと気が変わり、11月には見に行く決心をして旅の手配を始めました。
航空会社のマイルが結構貯まっていたのでそれを使って行こうとは思っていましたが、 いざ使うとなるともったいなくなって直行便でできるだけ少ないマイルで行ける日を選びはじめる(笑)。 そしてホテルの空室状況などもチェックしながら12/5 出発、12/9 帰国で航空券・ホテル共予約完了。 ホテルは以前泊まったドミトリーはもう無くなっていたので、劇場に近い別の所を探して そちらを予約。安く行けると喜んだのでした。




↓以下、スティングに関係ない別のミュージカルの話。
11月中旬、世界で最も有名なダンサーの一人アダム・クーパー主演のミュージカル『雨に唄えば』の 来日公演に完全にやられてしまいました。往年のミュージカル映画とストーリーは一緒ですが、更に豪華 にし、歌も加え、実際に舞台に大量の雨を降らせて客席にしぶきを飛ばすというサービスぶり。 席が最前列だった事もあり頭から水をかぶって全身ずぶ濡れです。

登場シーンで全員が額に大豆を貼 り付けていると思ったらそれはマイクでした。アダムはマイクの線が頭の真上を回って首の後ろから 背中に繋がっていました。衣装替えが10回以上もあり、カツラを被ったりもするのでその位置なので しょうね。
総勢30名近くのダンサーが唄って踊って台詞を話す。舞台はとてもカラフルでカラーテレ ビのテスト画面のような印象。キャストは“ミュージカル俳優”というよりも“ダンサー”だと思い ました。皆ダンスはもちろん歌は上手いし声も良い。容姿も完璧。これまで色々ミュージカルを見ま したが、今まで見た中で一番楽しいと思いました。

渋谷のシアターオーブという新しい劇場も綺麗で良かったです。クロークもありますし。 収容人数は1972名だそうですが、2階席・3階席もあり、3000人位入るような印象を受けました。 トイレは沢山あって数は十分なのですが、なんせ9割以上が女性客なものでかなり待ちます。

最初に見て感動したのですぐにもう一度見ようとチケットを探し、一週間後に2度目の鑑賞。 サイドブロックの最前列で再び水をかぶりました。そこで満足・・・する筈だったのに最後にどうしても もう一回見たくなって千秋楽の当日券に朝から一人で2時間半並び1階最後列をゲット。
1階は全てS席で一番前も一番後ろも同じ値段です(13000円)。ちなみに前売りも当日券も同じ値段です。

カーテンコールの時に全員足首まで水に浸かりながら顔を上げ直立不動でスタンディングオベーションを 受けていた美しい姿が忘れられません。カーテンコールは2回あり、2度目は一度帰ったと思わせて客が水よけの ビニールを手放した隙に走って戻って来てまた水をかける(騙されてずぶ濡れ)。 キャストが舞台を去っても暫くは演奏が続き、演奏が終わると演奏者に拍手。しばらく拍手は止みませんでした。

3回見てもなおもう一度見たいと思っています。上演時間2時間40分は短いです。
でもアダムは出ずっぱりなのでこれ以上は望めませんが。本当に楽しい舞台なので今後ブロードウェイでも 上演されるかもしれませんが、アダムで見られるのはこれが最後なのではないかと思います。
これをふまえて↓


アダムの余韻に浸っていた千秋楽の翌日、sting.com のニュースで、「12/9 から本人が出演します」の アナウンス。がーん。それはないよベイベー。という事で、出発の10日前にすべて変更しました。
職場には平謝りで休日を変更。航空券は空席があったので変更できましたが、追加で25000マイル取られ、 更に変更手数料150ドル。ホテルは幸いにも手数料無して変更ができました。
あー、アダムで散財したからなぁ。とほほ。

とは言ってもやはりダーリン本人を見られるならばこんなに嬉しい事はありません。
ミュージカルのチケットの手配ですが、コンサートとは違って売り切れる事もないですし、絶対に最前列で 見たいわけでもありません。今はチケットマスターで空席状況をチェックできるので楽です。私が見られる日は どの日もまだたくさん空席があったけれども保険の意味で帰国の前日のチケットをネットで購入。
この時一番良い席はチケットマスター料金で 267ドル(@120として 32000円、高すぎ。)、 最前列はもちろんなくて、ポツポツと空席がある感じ、なので、結局サイドブロックH列の159.95ドル(19000円、高すぎ。) の席を購入しました。

航空券、ホテル、チケット、ESTA申請、とりあえず予約は完了して、次は空港からの足を考えます。
今回は直行便で運が良ければ着いた当日の公演も見られるかもしれないので確実にホテルに着けるように日本の 旅行会社に相乗りの出迎えの依頼をしたところ、「一人ではダメ、それにその日は車の都合がつかねーし」と いう返事が来てめげました。(実際はきちんとしたメールです、念のため)


余談ですが、チケットの料金体系はよくわかりませんね。1階前方、1階後方&2階前方、2階中間、2階後方、 の4種類に分かれているのですが、日によって値段が違う。11月初めからずっとチェックしていましたが、 一番良い席が185ドルの時もあれば、317ドルの時もある。マチネとか週末とかどういう決まりがあるのか さっぱりわかりません。



12月10日(水)・1日目

昼まで仕事をしてバスで成田空港へ。午後5時の飛行機ですから余裕です。ただ前日から激しい喉の痛み。 自分の事はわかります、喉が痛くなったらもう治りません。喉・鼻水・咳・鼻水・咳・咳・咳。4週間は治らない。 どこで風邪を引いたかわからないけれど激しく後悔。水を飲むのも辛い程喉が痛い。最悪です。
せめてもの救いは、行きの飛行機は窓側で隣が空席だった事。食べて薬を飲んで寝る。そしてまた食べて 薬を飲んで寝る。夜のフライトだったので思っていたよりも眠れた気がします。
17時に飛び立って時間をさかのぼって、15時50分にNYに到着。雪です。

ESTA(電子渡航認証システム・14ドル払ってネットで申請します。)になってから初めてのアメリカ入国 だったので「ESTA初めての人」の方に進みます。割とすいています。入国審査で、いつもは「観光?」 「イエス」位でOKなのに、今回はかなり時間がかかりました。
「何しに来た?」「どのくらい滞在する?」「だれと来た?」「何で一人?」「誰かに会う?」「前にも来た?」 「どの位前?」「いくら持っている?」「仕事は何?」こんなにたくさん聞かれたのは初めてです。 気があるのか?違うか。で、いつものように指紋を10本分取られ、写真を撮られてやっと入国できました。

空港からは自力でホテルまで行きます。まずはエアトレインへ。これはターミナル間を繋いでいるモノレール みたいな電車で、各ターミナルを回ったあとは Federal Circle駅〜Jamaica駅まで行くので、そこで地下鉄に乗り換えます。 乗る時には何の改札もありませんが、降りる前にエアトレイン代の5ドルを払います。地下鉄に乗り換えるならメトロカード を買うとそのままカードが使えるので便利です。が、いきなり画面がドイツ語だったので固まっていたら 、隣の兄ちゃんがひょいっと手を出して最初の画面に戻してくれました。 そして【日本語】を選んでメトロカードを購入。日本語の選択肢があったのはココだけでした。

エアトレインのゲートを出て、案内の通りに進むともう地下鉄の入口。あの遊園地の入口みたいなバーを 押しつつ荷物を押しつつで一苦労。Eラインの電車が止まっていたけど目の前でドアが閉まってしまった・・・と思 ったらすぐにドアが開いて、アジア系の女性が手招きしているので飛び乗りました。そしてすぐにドアが閉まる。 けどまた開いてほかの人が乗ってくる。これを3回位繰り返します。優しいのかふざけているのかわかりません。 これじゃ電車も遅れますね。車内には電光掲示板に駅の表示がありますし、次に止まる駅は頭上に大きく表示されるので、 それを見ていれば安心です。夕方5時を過ぎて電車もだんだん混んできました。なぜかみな黒い服を着ています。 Eラインは、ロンドンでいうとピカデリーラインみたい。空港から行くのには便利です。
私は50丁目で下車。地上に出ると右も左もわからなかったので、近くにいた人に方向を聞いて、 雪の降る中を歩きました。そして5分もたたずにホテルに到着。17:50。 ものすごい達成感です。

「ホテル」と書いていますが、実際は違います。看板もありませんし。以前ドミトリーに泊りましたが、 そこのオーナーが今度は別の場所でゲストハウスをやっていたのでした。今度の所はキッチンとバストイレが 共有ですが、鍵のかかる個室にはテレビもあって、平日には朝食も用意してもらえて、ちょっとイギリスの B&Bのような感じでした。何よりも劇場に近いのがGood。

チェックインを済ませてお部屋に荷物を置いて、まずは劇場にその日のチケットを買いに行きました。
喉も痛いし、長旅で疲れていたので、すぐに寝たいところですが、もしかしたら明日には咳がひどくなって 舞台が見られないかもしれないと思うと少しでも元気なうちに見ておかなくては、という使命感にかられまして。 劇場の窓口で一番安いチケットを購入。60ドルでした。2階の後ろから3列目。劇場窓口で買うと、 チケットマスターの手数料がかからない分安いのでしょうか。

チケットを買って安心したので、すぐに宿に戻り日本のコンビニで買ったおにぎりを食べて(ブレない貧乏性)、 薬も飲んで舞台に備えます。喉が痛いです。(熱は全く無い)


後日撮った写真


開演は夜8時。開場は7時半だったので、7時40分位に劇場へ。入口でバッグの中をチェックされてから中へ。 2階はかなり広く傾斜も結構あります。そしてかなり空席があります(苦笑)。通路側から入って7人目が私。 でも私の右側はすべて空席。後ろの列は1列全て空席。その後ろ(最後列)は何人か座っています。 多分ネットでその席を選んで買った人。席はかなり狭いです。劇場自体が古い感じで昔の歌舞伎座なみに席が狭い。

2階のもう一ランク上の席(90ドル位)も前の方が数列埋まっているだけでその後ろは3列位全て空席。 なので、開演時間が近くなると私と同じ列の人は、隣がいない席へと移動開始。更には、もっと前の席にも 移動し始めます。自由だ〜。誰も文句は言いません。私は隣の人が移動してくれたので自分の席で鑑賞しました。 暗くなったと同時にマスク装着。

8時を少し回って開演。
この日はダーリンがキャストに加わって2日目、3回目の公演です。ダーリンが登場すると「Yeah!」と 掛け声が飛びました。日本語で言うと「中村屋!」ですかね(笑)。違いますね。でもタイミングは同じでした。

話の内容を全く知らずに見ましたが、流れはわかりました。よくある話かと。

15年前に故郷を去った若者が父親の死をきっかけに故郷に戻る。昔の恋人は既に結婚しているけれども彼女には 15歳の息子がいる。故郷は造船業が盛んだったが閉鎖の危機にある。
主役はスティングではなくてこの若者ギデオンです。それから元恋人の女性メグ、その子供トム(15年前の ギデオンの役も)、元恋人の現在の夫アーサー。スティングは造船所の主任ジャック。ジャックの妻ペギー、 他に相談役の神父、ギデオンの死んだ父親ジョー。アンサンブルは造船所の男達やバーの女性達。 皆田舎臭さ全開です。(“役者”という事ですね)

ジョークはわかるところもあれば全然わからない所もあります。全体的に暗いステージ、イメージ的には白黒。 ミュージカルと言っても色々ありますね。舞台左右にやぐらのようなものが組んであり、手前にはそれぞれ階段が あります。時には左右のやぐらをつなぐ橋が降りてきてその上で演技をする事もあり、2階席の客からも良く見える ように配慮されています。平らな床は、時に船にもなり船首が上がって見せ場を作ったりもします。
役者さんそれぞれはいい声ですし歌も上手ですがダンサーでは無いと思います。 (披露する場が無いだけかもしれませんが。)もう少し本気で踊るシーンが欲しかったですね。

2年ぶりに見た生ダーリンは髪の毛もあっていい感じです。ただ、造船所のごつい男達がまわりにいるので ダーリンが華奢に見えてしまいます。その点ではジミー・ネイル氏の方が似合っているかもしれません。
1幕目の終わりには本物の水が舞台の奥に降っています。水のにおい。でもなんで水が降っているのかわかりませんでした。
2階の上の方からだと肉眼では細かい表情まではわかりません。マイクがどんな風についているかも知りたいけど、 全然見えませんでした。

1幕終了、トイレに走ります。劇場トイレはいつだって行列ですが、このミュージカルは男性の割合も結構高いので 日本ほどではありません。
さりげなくグッズをチェック。Tシャツとかマグカップとか売ってますが、もう特に欲しい とは思わなくなりました。

後半もつつがなく終了。上演時間は休憩も含めて2時間40分。カーテンコールは1回のみ。生演奏が終わる前に みんな席を立ちます。咳が出なくて良かったです。とりあえず1回見られたので来た甲斐がありました。
初めて見た感想は・・・「つまらない」。



12月11日(木)・2日目

朝起きるとやっぱり喉が痛い。声が殆ど出ません。
朝食はパンやフルーツを用意してくれているので助かります。朝食後はもうどこにも行かずに部屋で寝て いたいと思いつつも、頑張ってハイライン散歩でもしようと宿を出ました。地下鉄で14丁目まで行き、 そこからハイラインで34丁目まで歩いて来ようと思っていましたが、ゲートが閉まっていてまさかの 「雪によりクローズ」の張り紙。確かに昨夜は雪でしたが、別に積もってないじゃん?と思っても不満を ぶつける人はいません。仕方がないので、ハイラインを見ながら、下の道をプラプラ歩いて色々なお店を 冷かしながら帰って来ました。途中タイムズスクエアをふらついてTKTSをチェック。ここは当日の余った チケットを半額で販売する所で、午後3時からの発売なのに、昼の12時にはもう並んでいる人がいました。

その後スーパーで買い物したりして宿に戻り昼食。
うどんを食べながら宿の人にチケット入手方法など聞き、TKTSに並んでみようと思い午後3時頃にTKTSへ。 『Play』と『Musical』に分かれて並ぶのですが、Musicalの方はすごい行列。その日に発売される公演は 柱に表示されているのでチェックすると 「The Last Ship 50%(半額)」とあったので並ぶ事にしました。 この日は時折雪がチラつく寒い天気。マスクをしたいけど、NYでは誰もマスクをしていません。 仕方がないのでスヌードを顔に巻き付けて寒さをしのぎつつ喉を守ります。前にいた○国人女性、最初は2人だったのに、 どんどん割り込みしてきて最後には6人になっていました。いったい何を見る気だったのでしょうか? 別にどうでもいいですけど。
3時を過ぎてから並んだため少しずつでも列が常に動いていて、じっとしているよりは気が紛れて良かったです。 結局50分位並んで窓口へ。席はもうその席しかないと言われて1階N列を半額(プラス手数料5ドル?)の 80ドルでゲットしました。嬉すぃ。
でも・・・もっと早く並んだら、もっと前の良い席が買えたのかな・・・ま、考えないようにします。

宿に戻って休憩、この日は前日より開演時間が1時間早く午後7時なので寝ないように気をつけつつ、 プレゼントの用意などしつつ。宿の人と話をしながら早めに夕食。カレーライス。

6時半に劇場へ。今日は1階席。2階席が1階の真ん中あたりまでかぶさっています。1階は東京の九段会館(閉鎖)に 似ている気がします。この劇場、座席数は1445。2階の方が広く感じるのはなぜでしょう?正確に言うと Mezzanine(中2階)という表示なのですが、どこが“中”なのか全くわかりません。
今日の席はセンターブロックN列の通路側から2番目。となりの男性は背が高くて私より膝の位置が15センチ位高い。 窮屈そうに座っています。ロッカーもクロークも無いので皆ジャケットを背もたれにかけたり膝に置いたり。
中程の人が来ると全員が立って通路を作らなくてはならないから面倒です。でもそれは仕方がない事だから 嫌な顔をする人はいません。年齢層は高め。皆ベチャクチャベチャクチャ良くしゃべる。知らない人同士でも なんだかしらないけど良くしゃべる。私は多分、話しかけないで下さいオーラが出ていたと思います(笑)。

席に案内してくれたお姉さんに「キャストはプレゼントを受け取りますか?」と聞いたら答えは 「ここで渡すのは無理だけど、そこのドアを出るとすぐにバックステージドアがあるから終演後に そこで待っていれば渡せると思う。すぐそこのドアを出てね。」とのお答え。

開幕、おお、良く見えます。そして2回目で初めて理解できた事もたくさん。お、ダーリン、 マイクは首の後ろから左耳にかけてこめかみの下のあたりにあります。大豆じゃなくて棒みたいなマイクです。
1幕目の最後、ステージ奥から水をくぐり抜けて金網に飛びついた所で暗転、というのはとってもカッコイイと思います。 (見てない人には意味不明)

2幕目はカーテンが上がる前からステージに女性達が出てきて歌を歌い出します。 あれ?まどじゅちゃん?違いました。ごめんなさい。声量もあって上手で拍手喝采で2幕が始まります。
全体を通して、殆ど皆同じ衣装。ダーリンは2パターン。どちらもあまり変わらない印象。メグ役の女性も何度か衣装が 変わりますが、ダークな服装が多いのでこちらもあまり変わらない印象。きっとあえてこういう暗い雰囲気にしているのでしょうね。

この日もつつがなく終了。カーテンコールは1回。ダーリン、お辞儀の仕方が美しくないですね。 足を縦でも横でもなく斜めに開いて膝を曲げたままお辞儀をするからちょっと動物っぽい。 せめて足を揃えていただきたいです。

終演後はすぐに外に出てバックステージドアへ。柵の前をゲットしました。サインペンを持ってくるのを 忘れたのでとりあえずリラックマのボールペンをポケットに入れておきます。出演者は暫くの間は出て 来ないだろうと思いますが、この場所を離れるわけにはいかないので寒い中じっと我慢です。
まずは、キャストやミュージシャンの身内や知人が劇場の中に入るため柵の中に入ってドアの前に列を作ります。 係りの人に誰に会いに来たか告げてOKだったら順番に中に入れてもらえるしくみらしい。
当然彼らはスティングにも会うのでしょうから、それらのゲストが帰るまではダーリンは出て来ない筈です。

20分位して、チラホラと出演者が出てきはじめました。主演の男性は自分からみんなの方に寄って来てサインを し出します。一番前にいたらやはり皆のサインを貰うのが礼儀ですね。トム役の若いかわゆい男の子も出てきましたし、 メグ役の綺麗な人も。 Playbill(無料で配られるパンフレット)を出しているとみんなサラサラとサインしてくれます、 人のペンで。父親役の人が目の前に来た所で、ペンはある?と聞かれてしまったのでびっくりして 無理やりポケットからペンを出したらリラックマが取れてしまいました。リラックマと格闘している時に スティングが出てきたのが見えてかなり焦りました。


主役のギデオン役の人&メグ役の人


ダーリンは帽子にマフラーにダウンジャケットで重装備。髭面ですし街中で会っても絶対に気づきません。 端から順番にサインをし続けるダーリン。私の目の前に来ても顔も上げません。Helloって言ったつもりでしたが 声が出ていなかったか?近い。間にあるのは柵だけ。でも1秒で終了しました。


私の前を通り過ぎて行った人


プレゼントを渡すのなんて無理だとわかったので、日本から持って行った「袋一杯のキットカット抹茶味」は その後に出てきたキュートな女性キャストにあげてしまいました。すごく喜んでくれて嬉しいです。
サインを貰えて嬉しさのあまりスキップ状態で宿に戻りました。2回目を見て、前日よりもっと内容を理解できて、 キャストの素顔も見られて、の感想は・・・「なかなか良い舞台」


大物は最後に出てきて真ん中にサインする。




12月12日(金)・3日目

まだ喉が痛いです。首を触ると左右両方痛い。今日こそ1日寝ていようかとしばらく考えるも、 せっかくなのでまだ一度も行っていないメトロポリタン美術館に行くことにしました。5番街は すごい人でまっすぐ歩く事も出来ない位です。セントラルパークは・・・寒かったです。氷張ってるし。

メトロポリタン美術館はあまりに広いので、ヨーロッパの絵画とディンドゥール神殿を見ようと決めていました。 暖かい所で絵を見て回っていたら・・・とうとう咳が出始めてショック。早めに切り上げようとエジプト方面に 行ったらなんとディンドゥール神殿は「本日は一時的にクローズ」の張り紙。どういうこっちゃー! (鼻水を垂らしながら)隙間から中を覗き見たら、オーケストラが演奏していましたが、これは一体 どういう事ですか?最初に言って下さいよ。(いや、もしかしたらどこかに告知してあったのかもしれませんが。)

寒い中をまた5番街まで戻り、誘惑に負けて屋台で暖かいごはんなど買って宿で泣きながら食べま した(ウソです)。もう薬がありません。夕食の後飲んだら終わりです。なんとか今夜のステージが 終わるまで持って下さいと神に祈る気持ちで劇場に向かいました。

この日の席はH列、上手側サイドブロックの真ん中あたり。2階の後ろの方の空いている席に移動させて もらおうか、それとも誰かに席を替わってもらおうか、色々考えながらとりあえず自分の席についたら、 そこは見切れ席ぎりぎりの所だったようで、私の隣4席は空席でした。最初から売り出さなかったみたいです。 H列だけでなく、端の方はすべて空席でした。それで少し気が楽になりました。

3回目で最後のショーがスタート。おお、やはりダーリン登場のシーンはギリギリ見える位置です。 良心的ですね〜。日本だったら端っこまでS席で売りますよね〜。

3回目に更に内容を理解しようと頑張る気持ち。最後のショーを楽しむ気持ち。タオルで口を押えて 祈るような気持ち。入り混じりです。私の前の席の男性も途中咳が出たらしくて、彼は端の通路まで 出て咳こんでいました。やはり気を遣いますよね。

ダーリンが上手に来るとすごく近くて良く見えます。マイクの先まで良く見えました。あれ?今日は 主役が違います。背格好はよく似ているけれど前2日とは別の人です。労働者の中にも前日にはいなか った若い子が混じっています。毎晩微妙に変わるのですね。後から見たら、Playbill のキャスト紹介の ページには u/s (under study:代役)として名前が載っていました。あ、この人メグの旦那さんの代役も こなすようです。という事は殆どの歌と台詞を覚えているって事ですね。ちなみに Jimmy Nail 氏の欄 にはu/s ではなくて “standby” と書いてあります。違いが良く分かりません。
(『雨に唄えば』のキャスト欄には “(誰それの)1st cover”という書き方もありましたケド。日本語で言うと全部“代役”?)

最前列にはタンクトップ姿の女性。ひえ〜。私は特に寒がりだとか冷え性だとかそういう体質ではありませんけどね、 NYではずっと、下は80デニールのタイツ、分厚いソックス、ズボン、ブーツ、上はババシャツ、 ヒートテック、ウールの分厚いセーターですよ。もちろん劇場には暖房が入っていますが、隣がいないと 隙間風が入ってくる気がしてダウンコートを膝にかけていました。それなのに・・・タンクトップ。 しかもお腹もチラついています。出演者の気を引く為ですか?あ、もしかしてフィギュアスケートの衣装 みたいに肌色の長袖なんですか?

そんな事はどうでもいいとして。1幕終了と同時にトイレに駆け込み鼻をかんで一息。 帰って来る途中にロンドンのロイヤルアルバートホールで隣の席だったきゅーぴーちゃん(男性)を発見 しましたが面倒なのでスルー。それから、1階の後ろの壁によりかかって携帯をいじっていたのはスーちゃんかな? と思いましたがスルー。ポールには会いたかったけれど会えずに残念でした。

無事に終わりました。3回見られて本当に良かった。3回見た後の感想は・・・「明日も見たい」(笑)。

部屋に戻りシャワーを浴びて片づけ。翌朝6時には起きようと思っていたものの、結局鼻水と咳で一睡もできず。 ティッシュを1箱使ってしまいました。お隣の方は前日チェックアウトしたので、バスルームも自由に使えたし、 咳をして迷惑をかけることもなくて本当に良かったです。



12月13日(土)・4日目

朝7時過ぎにチェックアウト。荷物を持って地下鉄の駅へ。早朝の地下鉄は危険だとガイトブックに 書いてありますが、早朝って何時ですか?土曜日の朝7時は大丈夫ですか?きっと大丈夫、と思って駅に 行くと階段で寝ている人がいてちょっと怖い。でもJamaica Center行は明らかに空港行っぽい人が乗っているから 安心です。緊張からか、地下鉄に乗っている間は咳も鼻水も出ませんでした。

Jamaica Center 駅からは白人のおぢ様がやたらと私の事を気にかけてくれて、エアトレイン乗り場まで 導いてくれました(笑)。で、エアトレインに乗り換え・・・るハズがなぜかエアトレインの改札が全開して いてカードを通さなくても入れてしまいました。なんか盛んに「バス」って言っているけどなんだかわからず 皆にくっついてエアトレインに乗りました。すると1駅走って Federal Circle 駅でストップ。 結局全員そこで降ろされてバスに振替。
そこからはスムーズに・・・行くはずが、入国ゲートで水を持っていて叱られました。怖かったです。 ボディチェックの機械も進化していて、ゲートをくぐるだけの日本とは違って、一人ひとりボックスに 入って両手を挙げると歯医者のレントゲンみたいに周りがぐるぐる回転するという恐ろしい機械。 ここでもし武器なんか持っていたらドアがロックされて床が抜けてそのまま隔離されそうです。

帰りの飛行機も窓側で隣は空席。(行きに成田で席を変更してもらっていたのでした。)帰りは本当にひどい状態 だったので、隣がいなくて良かったです。



スティングが出る『The Last Ship』と、アダムが主役の『雨に唄えば』、どちらももう1回見たいです。 でも、どちらか一方と言われたら・・・アダムの『雨に唄えば』が見たい。ごめんねダーリン、本当にごめん。


もっと正直に言えば、ポリスやスティングのヒット曲満載の、客席も皆一緒に歌えるような楽しい ミュージカルが見たかったです。ABBAのMAMMA MIAや、QueenのWe Will Rock Youのようにね。もちろんスティングは、 他の人がやっている事をやるつもりは無いからあえて違うものにしたのでしょうが。真面目に取り組みすぎ!
あくまでも私の感想です・・・本当にごめんなさい。


******* 2015年4月追記 *********

結局舞台は1月27日で打ち切り。1月27日のダーリンの舞台が千秋楽となり、その後ジミー・ネイル氏に戻る事は ありませんでした。当初の予定では、エミー賞ノミネート発表の4月まで公演する筈だったようですが、やはり客入りが 悪くては続けられないのですね。残念です。
良い作品ではありますが、スティングファン以外の人にも劇場に足を運んでもらうには無理がありました。 ブロードウェイで長くやるからにはNY観光に来た人にも見てもらえるような作品でなくてはなりません。
個人的には、ギデオンが都会に出ていく時に「僕にはこんな夢があるんだ・・・」と言って“ポリスが演奏する妄想シーン”が 挿入されて観客総立ちで大盛り上がり、という脚本にしたら良かったかと。ポリスのメンバーはそれっぽい人たちを集めて。
もしくは最後に皆で「マジック」を歌って踊るとか。いいじゃん、その位。



2015年7月23(木)〜27(月) フジロック・前夜祭からの4泊5日。気持ち悪くてごめんネ。


「来年も来る」と言ったくせに来なかったジョー・サムナー。裏切られましたよ。
でも去年楽しかったし、せっかくテント買ったからってフルで参加を決めました。メインのステージで座ってまったり音楽聞いたり、 森の中で昼寝したり、美味しいもの食べたり。一番良かったのはシナロケでした。シーナのいないシナロケに涙しましたけど、 青春の日々を思い出しました。


祭りが終わった翌日、ふと足をみるとこのザマ。ぶよに喰われたらしい。スタッフの方に「家に帰って腫れてたらすぐに 病院に行くように」と言われて内心「大袈裟だなぁ」と思ってましたケド。

家に帰ったらやっぱり腫れてきたので夕方すぐに病院に行く。これは帰ってきた翌日撮影。

その3日後、どす黒くなってきて焦る。

喰われてから10日後、やっと色が薄くなってくる。

と思ったら全体に広がって猛烈な痒み。

3週間後、かなり色が薄くなった。

1か月後でコレ。

良い子のみんなは、雨が上がった朝に、草の上で素足でのんびりコーヒーなんか飲んでいたらいけないよ、って事を 声を大にして言いたいと思います。素足はだめです、絶対に。両足合せて18か所も喰われた、くっそー!来年はポイズン リムーバーを持って行く(そこじゃない)。