2016年〜 ■ コンサート回数:日本で8回(今まで行ったコンサート 118回)


2016.11.28(月) ニューアルバム『57TH&9TH』プロモーション来日イベント @六本木ハードロックカフェ

こうして新たに“2016年〜”のページを作れる事を本当に嬉しく思います。

2016年はプライベートで色々な事がありました。
元旦にスティング抜きのロンドン観光旅行からルンルンで帰って来たものの、前年から続く風邪がなかなか治らず、やっと春に なって治ったと思ったら、5月に親友(と勝手に思っていた)Nさんの突然の事故死。落ち込みました。ポリスの日本のファンクラブ で知り合った方で、私が10代の頃からの長い長い付き合いです。90年代に一緒にロンドンにも行ったし、来日公演も何度か一緒に見に 行きました。国内旅行をしたり、お互いの家に遊びに行ったり、映画を見たり、本当に親しくしてもらって、もっともっと年を 取ったらまた一緒に旅行をしたいねと話していた所でした。

落ち込んだまま3か月が経って。
7月に受けた健康診断の結果が悪く精密検査。その結果、9月に悪性腫瘍の診断を受け、10月に手術。 11月からは完治を目指し再発防止の為の化学療法をする事になってしまいました。

9月に病名を告知された時点で、ダーリンの11月4日のハワイ公演が決まっていたので、『もしかしたらこれが見られる最後かも』 などと思い込み、とりあえずハワイ行の航空券を予約しました。
結局、入院が長引き、ハワイ行はキャンセルする事になりましたが。

ということで、11月11日発売のダーリンのニューアルバムを手にした時は本当に嬉しかったです。 CD9枚買って来日イベントに応募しましたよ。

そして見事に当選!同時にファンクラブ枠でも当選しました。まどじゅちゃんとげらとさんも当選したので、ファンクラブ枠で 入る事にして、はがきは他のファンクラブの友人にあげました。

当日は、レコード会社主催のイベントという事で、入る順番は、当選葉書を持っている人が整理番号順に100名、次にJ-waveメンバーで当選した 20名?、ファンクラブ当選の6人は一番最後です。しかもファンクラブ当選だけは、写真付のIDカードの提出を求められました。

この日は、1回目の化学療法を行って10日位経っていましたが、あらゆる副作用が地味に出ていて、体調は厳しい状況。感染症防止で マスクは必須。人ごみ禁止。主治医の許可はもちろん得ていません(言うわけ無い)。そして脱毛に備えてカツラ着用。誰だおまえ?状態です。
たとえダーリンが見えなくても、その場にいられるだけでいいので、後ろの方でしゃがんでいてもいいな位の気持ちで出かけました。


そして当日。ハードロックカフェの周りには人だかり。まどじゅちゃんが近づいてきて「話をつけておいたから」 と。私、「?」

順番に受付を済ませて、私たちは受付でシールを貰って体に貼り付けて、私は階段を這うように上がっていたら、上の方から「椅子に座られる 方ですね、どうぞ」と言われて、立って待っている人たちの横を通り過ぎて、一番前のスピーカーの前に置かれた“GUEST”と書かれた椅子 に案内されたのでした。えーーーっ!?どうして?いいんですか?最後に入って一番前に。(偶然にも隣は整理番号4番で 入ったしのちゃんでした。)申し訳ない、本当に申し訳ない。でも座れて本当に良かった。まどじゅちゃん、ありがとう。 そして、立っている人、ごめんなさい。

それから2,30分待機。そしてダーリン登場。ユニバーサルの社長がプレゼント渡したり、色々と形式的な事を。(それは別にステージで やらなくても事前に済ませておいてくれても良かったと思いますけどね、ラジオの収録なんだし)
そしてダーリンの演奏。ドミニクが登場して驚きました。一緒に来ていたんですね。

演奏したのは、

・Message In A Bottle
・I Can't Stop Thinking About You
・One Fine Day
・Shape Of My Heart
・Dowm,Down,Down

泣きました。一緒に大声で歌いたかったけど我慢。マスクずれるし。MIABは観客も一緒に歌っていて、にわかファンじゃなくて、 本当のファンがいて良かったと安心しました。
今更ながら、本当に歌が上手い。声の出し方、 動き方、惚れ惚れします。髪の毛ほわほわだな、とか、お肌綺麗だな、とかジロジロ見てしまいましたよ。 曲を演奏する度に涙が出て困りましたが、拭わずにじっと我慢。マスクに染み込んでべちょべちょです。

その後はラジオの収録の為のトークショー。内容はまぁ、アルバムタイトルの事とか、使っているベースの事とか。 聞き役の人が、もう少し答えを引き出すような聞き方をして会話を弾ませてくれたら良かったんですけどね。 結構自分の事を話してしまってましたね。気持ちはわかりますけど。
あ、司会のサシャさんという方は上手でした。大物ミュージシャンを前にして緊張しているのが伝わりました。 でもちゃんと仕事をこなしていてさすがはプロです。今気になっているアーティストを聞いたら、 ダーリンが「エリオット・サムナー」と答えたのには驚いたし、嬉しかったです。DNAの半分を受けついでいる って言ってたな、それは音楽に関してかな、顔そっくりなんだけど。

そしてトークの最後の方で、ダーリンの口から「来日公演は来年6月」と発表が!!!
もうここで、こらえきれなくなって号泣してしまいました。
化学療法は来年4月迄。絶対にやり通してみせる、そして6月には元気な姿でライブに行くのだ!と心に誓ったのでした。 (すぐ挫折して弱音を吐くんですけど。)

ショーが終わり、ダーリンが退場した後、椅子から降りて帰ろうとした時にも、スタッフが先に私を出してくれて、 後ろにいたまどじゅちゃんの所にもスタッフがいて、優しい笑顔で迎えてくれました。J-waveの方々なのか、レコード 会社の方々なのかわかりませんが、本当にありがとうございました。興奮していてお名前を伺えず、きちんとお礼も 言えず大変失礼しました。そして、後ろで全然見えなかったであろうファンクラブの方々、私だけごめんなさい。

このライブの2日後に脱毛がはじまり、1週間ですべて抜け落ちました・・・_| ̄|○


.
写真は、マスコミ撮影の後、1分位?観客が撮るのを許されたのですよ。






2017.4.22(土)2nd Stage Dominic Miller@コットンクラブ



ドミニク単独公演。ギター、ベース、ドラムのシンプルなステージ。前回のちょっとアレな場所と違って、今回はコットンクラブに 昇格したって感じでした。公演回数も1日2回×4日間!正直、そんなに埋まるのかと心配でしたが、少なくとも私が行った土曜日の 2回目の公演は満席でした。

斜めになって見るのは嫌だったので、ステージからは遠くなりますが、SEAT-Cを事前に予約。
化学療法は、この公演の10日前に無事終了。10キロ痩せたのが何よりも 嬉しい(笑)。味覚障害が残っているものの、ライブの前に食事も楽しみました。あ、髪はもちろんまだ生えてきません。2つ目の薬は 脱毛の威力が凄くて眉毛も全て無くなりましたのよ。

食事も終わった頃にドミニク登場。最初の曲は『La Belle Dame Sans Regrets(邦題:悔いなき美女)』。あとは、Shapeとか、ビートルズの 曲とか、Fields Of Goldとか。もちろんニューアルバムからも説明付で演奏しました。
でもね、ギターの音色が美しいけど、もの哀しいんですよね。それなのに、隣の中国人の集団がベチャクチャしゃべっていて うるさい。日本人のように演奏が始まったら聞くことに集中するっていう考えはないようで、関係なく飲み食いしていて、デザートまで 頼んでましたよ。(食べてる時だけは静かだからそれはそれでいいんですけど)

私もそれまではボーっと聞いていましたけど、アンコールで Bring On The Night のイントロを聴いたときには涙が出てしまいました。 くっそ〜(失礼)。

1st Stage を見ていたまどじゅちゃん、タケシさん、かなさんにも会えて嬉しかったし、何よりも自分がその場にいられた事が嬉しかったです。


ライブの後のサイン会。「このヅラどう?」「(チラ見して)Good!」だってさ。この写真のドミニク、ジェンキンスさんみたい。 ギターを弾いている時はカッコイイけど、この写真はものすごくふけて見えます。(自分もそうなんですけどモザイクで誤魔化す。)


とりあえずCDを買ってサインを貰いましたけど、一度も聞いていません。ごめん。





■2017.6.6(火)18:30 スティング 57th & 9th tour 東京公演@日本武道館

ダーリン6年ぶりの日本公演です。11月のプロモーション来日の時に約束した通り、6月に来てくれました。


この日はなんとアリーナセンターブロックの最前列どまん中。チケットはYokoさんに取って貰いました。ファンクラブ枠です。 今回はファンクラブチケット発売時にトラブルがありましたが、Yokoさんのお陰で良い席で見られました。ありがとうございます

1月にチケットが発売になったので、この5か月間は、ライブを目標に頑張れました。化学療法中は毎日毎日 カレンダーを見て数ばかりかぞえていました。スケジュールが狂わないように、 “真面目な患者”でいる事に務めました。12月から3月までは、家と会社と病院にしか行っていません。
GW明けからは放射線治療を開始。30回。来日公演中も、毎朝病院に行っていました。仕事も辞めずにいたので忙しい。 若干の倦怠感はあるものの、体調は順調に回復。何より、ダーリンはもちろん、ご無沙汰している皆さんに会えると思うと テンションが上がりました。あ、髪はまだ2ミリ位なので、当然ながらカツラ装着で臨みました。とほほ。

サポートバンドの The Last Bandorelos を見るのも楽しみでした。ダーリンの新曲のプロモーションビデオに出ているし、 他の曲もなかなかいい感じでしたから。

最初にダーリンが登場して1曲歌ったのも良かったです、その後引っ込んでバンドロレスになりましたけど、そこで観客を 引き付けてくれた。あぁ、またダーリンに会えたなと胸が一杯になりました。
バンドロレスは見た目がちょっと野暮ったいのですが、歌も上手だし、両脇のギターとベースも歌えるし、よく見ると 左側の人はハンサムだし(笑)、また見たいと思わせる魅力的な人達でした。ボーカルの彼はタケカワユキヒデ氏に見える時が あるんですけど、そうするとドラムの彼がミッキー吉野に見えなくもない。いや、見えないな。

休憩を挟んでいよいよダーリン登場。今回は、ダーリンの息子のジョー・サムナーと、ドミニクの息子のルーファス・ミラーも 参加。ルーファスはギター、ジョーはバンドロレスと共にバックボーカル。ソロも少々。(出来ればフィクションプレインで 見たかったけれど。) ボウイの Ashes To Ashes は良かったですね。MTVを見ていた頃を思い出します。そして そこから 50000 への流れも格好良かった♪

ニューアルバムからとポリスの曲の数々とを織り交ぜて、久々の来日公演はとても盛り上がりました。
つくづく、また見られて良かったなと(涙)。

ライブの後は、まどじゅちゃんに「何か食べたい」とわがままを言って、お店を探してもらって、中華料理を食べて帰りました。 ポーランド(でしたっけ?)から来ているアンジェイおじ様も一緒。懐かしい方々も一緒。放射線治療中で、お酒はNGなので、 ウーロン茶で我慢(笑)。


■2017.6.7(水)18:30 スティング 57th & 9th tour 東京公演@日本武道館

武道館2日目。
この日も朝から病院に直行して放射線を照射。終わったら仕事に行って定時まで仕事して、その後飯田橋のホテルに荷物を 置いてから会場へ。ギリギリでした。

焦ってアリーナへの階段を下りていたら、トイレの前にFANちゃん発見。なぜか突然涙があふれ出た。自分の事ではなく、5月に 亡くなったお友達Nさんの事を思い出したのかもしれません。NさんとFANちゃんと私の3人でよく遊んだなぁと。(遠い目)

この日もアリーナ最前列。Yokoさん、ありがとう!


1曲目のダーリン。その変なズボンは何ですか?歩きづらくないんですか?あ、靴は11月のプロモーションの時と同じですね。

 

ダーリン親子とドミニク親子。
ルーファス君は、美形なのに髪が汚すぎます。せっかく髪があるのにさぁ(私に謝れ!)

この日も立ちっぱなしで観賞。皆が周りにいて楽しい♪Fiction Plane のTシャツを着ていったんだけど、Joe君気付いて くれたかな?

ライブの後は、東京ナイト。久しぶりのオフ会です。武道館近くのお店をまどじゅちゃんが予約してくれていて、 そこになだれ込みました。
「私に会えるのは最後かもしれないよ」と言って、Notimeのメンバーを誘う(笑)。ボーカルは来なかったけど、 平日にもかかわらず、ドラムとギターが来てくれました。(名前を書いていいかどうかわからないから書かない。) なぜかお花まで貰っちゃいましたよ。ありがとうございます。
翌日の公演の最前列のチケットを持っているmakiさんに、「あたしもう死んじゃうかもしれないからさぁ、明日の 4列目とチケット交換してくれない?」と言って断られました。

そしてついに「死ぬ死ぬ詐欺」と言われてしまった。あははは!

いつもの事だけれど、この日も予約したであろう人数よりも増えてましたね。アンジェイおじ様は東欧系の 外人を連れてくるし、まどじゅちゃんの外人上司はいるし、あと知らない人もいるし。 あ、この方は、翌日に席に来てくれて、お話できました。ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
飲むのはノンアルコールビール。でもなぜか酔っ払った気がします。楽しかったです。
オフ会に久しぶりのFANちゃんは、ルー大柴みたいになってるし。2日後?にスペイン旅行を控えたHiroさんとまささんも ギリギリ来日公演が見られて良かったです。皆さん、本当にありがとうございます!


■2017.6.8(木)18:30 スティング 57th & 9th tour 東京公演@日本武道館

武道館3日目。
仕事はズル休みしたので、この日はホテルでまったりしてから病院に行って放射線。その後歯医者さん。そして武道館。
追加公演のチケットは自分で取ったら4列目でした。ち。一緒にチケット取った筈のまどじゅちゃんとタケシさんは なぜか最前列にいます。どういうこっちゃ。私の隣は知らない人。その隣はタケシさんのお友達。ま、色々事情はあるようですが、 4列目でも通路側だったので、よく見えたので、満足です。

開演前に色々な人が席に来てくれて、お話出来て楽しかったです。Dukuさん、久しぶりにお会いしましたが、人間って顔を 忘れるものですね。会ってもよくわかりませんでした。太ったのか痩せたのかわかりませんけど、昔はもっと“色男”っぽかった ような気がするんですけど(笑)。あ、でも話している内に思い出しましたよ。Dukuさんが2列目だったので、席を替わってと 言ったら断られました。ち。


左の彼がね、なかなか素敵でした。

この日は、家族が倒れて病院に運ばれたと連絡があったので、コンサートの後速攻で家に帰りました。まったくもう。



■2017.6.10(土)18:30 スティング 57th & 9th tour 大阪公演@大阪市体育館

家族は入院中。でも追っかけはする(笑)。午前出発の飛行機をキャンセルし、午後から新幹線で大阪に向かいました。 Uさんとアベノハルカスでランチの予定だったのをキャンセルしてしまって本当に申し訳ない。行きたかったなぁ。また 次回、よろしくお願いします。
という事で、ホテルにチェックインして、57th&9thのツアーTシャツに着替えてから焦って会場へ。もしかしたら行かれ ないかもしれないと、Yokoさんに大阪公演の チケットを預かって貰っていたので、それを受け取るために会場前で待ち合わせ。いよいよ日本公演の最終日です。

この日のチケットはUさんに取ってもらいました。これも色々あって、席がグレードアップして4列目です。わーい! バンドロレスで変なメキシカンなバンド登場。中途半端。好きな曲の時だったので腹立たしい。えーと、これは、 スティングの悪戯だった模様。(以前、横浜公演の時に馬が登場した事もありましたよね)



いくつになっても素敵なダーリン。

ライブの後は、大阪ナイト。幹事のげらとさん、ありがとうございました。地下鉄を乗り継いで、お店に行くまでが大変でしたね。 パラダイス&ランチのeijiさんご夫妻、誘っておいて 場所を連絡しなかった私を許して下さい。本当に申し訳ない。次回は気を付けます。






という事で、今回は手抜きの追っかけ日記になりました。 言い訳がましく、病人アピールの写真を載せておきます。髪も眉毛もまつ毛も無い。でもこれは2017年4月に撮った写真です。今は 眉毛とまつ毛はあります。そして髪も生えて来ました。

別に余命宣告された訳ではありませんし。完治を目指しています。再発防止の為この先しばらくは薬を飲む予定です。とほほ。

スティング&ポリスのファンは、病気のリスクが上がるお年頃だと思いますので、皆様も御身体には気をつけて。 私は毎年行っている健康診断で病気が発覚しました。 他の人には私と同じ思いをして欲しくありません。きちんと検査を受けて下さいね。
そして、もし病気が見つかっても、決して怪しい民間療法に走らないで下さい。

ダーリンの来日公演が終わってしまった今、次の目標は・・・海外公演かな?
カバーバンドのライブでもいいんだけどなぁ、やってくれないかなぁ。



術後一年の全身検査を無事にクリアしました。
でも、元の生活に戻っても、住む世界は変わってしまったなと思います。(2017年10月記)




2018.4.9(月)19:00 GIZMODROME ギズモドローム 東京公演@Bunkamuraオーチャードホール

忘れた頃にスチュワート・コープランド来たる。

恥ずかしながら、このバンドの事は何も知りませんでした。他のメンバーの事も全く知りません。 アルバムも買わず、予習もせず、ビデオをチラっと見ただけでライブに臨みました。

チケットこそ先行で買ってはいましたが、ライブ直前に風邪をひいてしまい行くのが面倒になりまして、当日は自分との戦いでした。 Uさんが「ポリスの曲もやる」と教えてくれたので、頑張って行きました。


 
photo by まどじゅ


行って見ると、やはりライブの雰囲気は特別で、来て良かったと思いました。客層は・・・おじさんばっかりでしたね。 皆さん誰を目的に来ていらっしゃるのか謎でした。
スチュワートは、落ち着きのない中年男性。ギター弾きながら歌ったり、ドラム叩いたり忙しい。
8列目でしたが、ドラム叩いている時には前の人の頭でスチュ見えず。

演奏したポリスの曲は、
Miss Gradenko
Does Everyone Stare
Darkness
Bombs Away

そして映画『ランブルフィッシュ』のサントラ曲、Don't Box Me In (綺麗な頃のミッキーロークが出てました。)

また来たらどうする?多分行くと思います、はい。




お陰様で、髪の毛は生えて来ました。もうカツラ被ってないもーん。 いぇーい!







2019.3.1(金)1st Show Dominic Miller@コットンクラブ



ドミニク単独公演。今回は、ピアノ・ベース・ドラムの他にバンドネオン(アコーディオンみたいな楽器)の若い男性も加わって、5人のステージでした。

最初に日曜日のステージを予約していましたが、仕事の帰りでも1stShow に行けると気づき、後ろの方でこっそり見ていようと思って予約もせずに行って受付で待っていた所、トイレに行ったmakiさんに見つかってしまいました(笑)。開場から時間が経っていたのでフロア席の一番後ろで知らない人と相席。楽しくお話できました。
食事は済ませていたものの何か食べたくなってデザートとコーヒーを注文。なかなか出て来なくて、出てきたのはショーが始まってからでしたが、演奏を無視してガツガツ食べました。食べ終わると睡魔に襲われましたがなんとか耐えました。前回に比べるとゆったりした曲が多いように感じました。STINGの曲も何曲か演奏しましたが、やっぱり歌があった方がいいですね。アンコールはFragileのみでした。
サインは最終日に貰おうと思ってCDは買わずに帰りました。



2019.3.2(土)1st Show Dominic Miller@コットンクラブ


この日は近場でランチの予定があり、終わってからまたフラフラと行ってしまいました。予約をしていなかったので、列に並んでいる時にお店に電話して予約しました(笑)。前日に空席が目立っていたので協力したいという気持ちもありました。さすがに土曜日なので金曜日よりは席は埋まっていましたし、私も早めに行けたので、最前列のまどじゅちゃんのお隣に座る事ができました。
この日はマンゴージュースとピザ。ははは。病気をしてからお酒は一切飲まなくなりましたが、特に我慢している事もありません。お酒を飲んでいないのに、猛烈な睡魔に襲われて修行のようでした。言い訳するとこれは多分、飲んでいる薬の副作用です。いつも眠いんです!(開き直り)

ドミニク途中で「次回は“あのシンガー”と来るね」と言っていました。あと東京が大好きとも言っていたかな。演奏した曲は多分前日と同じだったと思います。アンコールも同じ。
最前列は殆ど男性。ドミニク嬉しそう。


2019.3.3(日)1st Show Dominic Miller@コットンクラブ

この日も別の場所で別の人とランチをしてからライブへ。寒い中東京マラソンを見たりしてちょっと疲れる。お陰でまたもや睡魔に襲われる。決して演奏が退屈なわけではないんです!
前日と同じテーブルで鑑賞。一緒だったのは、しのちゃん、ばーびーさん、makiさん。別々に予約したのに4人一緒に座れて良かったです。料理もシェア出来ますし。
バンドネオンの若い男性、髪型がジャンボ●崎みたいです。あまり表情がないけど整った綺麗なお顔。最終日には、木製の笛を吹いていました。驚いたのは、口を付けるものなのに、床の上に無造作に置いてある事。吹いた後もポイってまた床の上に置く。気になります。

ライブの後、サイン会の有無を尋ねたら、「2ndShowの後になります」と言われたので、CD買わずに帰ってきました。次のショーを見るのも修行だし、かと言って終わるまで待っているのも嫌だし、お店の人は、「CDをお預かりしてサインを貰っておく事もできます。後日取りに来てください。」と言ってくれましたが、そうまでして欲しくはないと思い諦めました。やはり、サインは最初に貰っておくべきですね。



2019.5.30(木)VAAL@DOMMUNE

写真を見れば一目瞭然。でも、情報が少なくて焦りました。

しのちゃんから「COCOちゃんが日本に来てるよ」とメールを貰ったのが火曜日。色々検索したけど、アメリカ人の俳優と焼肉食べてる写真とか、ハチ公の前での記念撮影とかしか出て来なくて、結局観光旅行だったのかなぁ?と思ったものの、諦めきれずしつこく検索した所、翌日やっと“来日公演”の文字を発見。

しかもそれは、バンドでプレイするのではなく、DJらしい。 (DJする時の名前がVAALなの???)
しかも!表参道で23時からなんて、今の私には全く無理な話です。

しかし、その前日に、恵比寿で前夜祭?らしきイベントがあり、それは19時からとあったので、心が揺れました。そんな若者のイベントにアラフォーの私が行って大丈夫なのか?しかもそれはDJ。何?DJって何?何するの?客はどうしてればいいの?なんかヤバイ客がへんな薬やってる所じゃないの?(すごい偏見&若干の嘘)

なので、今回はやめておこう、バンドで来日したら見に行こうと思って申し込みせずにいたけれど、makiさんも同じように「興味はある、でも一人で行く勇気はない」状態だったので、当日朝メールでお店に申込みをし、急遽行く事になったのでした。


場所は全然わからなかったので、makiさんに連れて行ってもらいました。恵比寿駅から15分位歩いた所で、一人ではたどり着けなかったと思います。入口でお兄さんに入場料2000円払って、おばちゃん丸出しで色々聞いて、ティッシュで耳栓して中に入りました。「今日はどうしてここに?」みたいに聞かれたので「パパのファンなの」と言ったら納得していました。

中に入ってからがまた修行でした。とにかく音がうるさい。耳栓しているのに。客が私とmakiさんとあと一人?って感じでガラガラ。とりあえずカウンターに座ってジュースを頼んだけれど、うるさくて会話も出来ない。makiさんとの会話はスマホ(笑)。音が凄くて、座っているとズンズンと低音が内臓をゆさぶる感じ。居心地悪すぎでした。カウンターの中の人に、「COCOちゃんはいつ出てくるの?」と聞いたら「1時間位してから」と言われて絶望しました(笑)。そして寝ました。大音響の中で。

しばらくして、人の気配を感じて振り向くと、そこには笑顔のCOCOちゃんがいました。私の顔を見て、自分の父親のファンだと気づいた筈ですが、笑顔でCOCOちゃんの方から手を差し出してくれたので、握手しちゃいましたよ。かわゆい。最近の写真は本当にお父さんそっくりで、男顔だななんて内心思っていましたが、目の前にいたのは華奢な女の子でした。ごめんね。

COCOちゃんは、すぐにドアの外に行ってしまいまして、戻って来て何かを聞かれたのですが、聞こえないから耳栓取って顔を近づけたら、耳元で「トイレはどこ?」と(笑)。「そこ」と指さす私。可笑しかった。
その後は、私たちの後ろのソファに長い足を投げ出して座ってスマホをいじっていました。この時に頼めばサインでも写真でも何でも出来たと思いますが、CDを持っていかなかったし(そもそも持っていないし)、何よりも音が大きすぎて、話しかけるのは無理でした。ポリスの最後の公演でステージで踊っているあなたを見たわ、なんて言って見たかったけどさ。大声で話しかける英語力もないですし。


気が付くと、いつの間にかCOCOちゃんはDJブース?の中にいて仕事をしていました。お店のお兄さんが、「始まりましたよ」と声を掛けてくれました。優しいじゃん。
客は少し増えましたが、それでもガラガラ。私は座ったまま見ていて、時たま写真を撮ったりしましたが、いつものように、まともな写真はありません。


見ているだけで幸せな気持ちになりますけどね、でも何が楽しいのか?って聞かれると何にも楽しくない。家でライブ配信見ている方が精神衛生上いいと思いました。

という事で、COCOちゃんを残して早々にお店を出ました。出る時にドアの外にいたお兄ちゃんに「なんか気持ち悪い。何がいいのかさっぱりわからないわ」と大変失礼な事を笑顔で言って来ました。お兄ちゃんも笑ってました。「でしょうね」という心の声が聞こえましたよ(笑)。
1時間以上もずっとMRIに入っていたような感覚です。ドンドンドン、ゴゴゴゴゴ、ズンズンズン。帰り道は makiさんと、 「疲れた。とにかく疲れた。気疲れ。」 & 「父ちゃんそっくり」という会話をずっとしていました。

以上、アラフォー女子のクラブ潜入記でした。(若干の嘘)


ちなみに、検索で引っかかった言葉は、
I Blame COCO でも、Eliot Sumner でもなく、“スティングの娘”です。








■ 2019.10.9(水)19:30 スティング MY SONGS Japan Tour 東京公演@幕張メッセ国際展示場7・8ホール(東京じゃないけど)

ダーリンの前回来日から2年4ヵ月。
死んだと思った?いえいえ、私は元気です。もう死ぬ死ぬ詐欺もできません。
前回来日の時は、前年の11月に本人から「6月に来るよ」と告知があったので、8ヵ月もの長い間、来日公演を楽しみにして日々を過ごす事が出来ましたが、今回は、突然の発表があったのが、公演の3ヵ月前。驚きました。

ファンクラブのプリセールも、突然「明日の昼発売」とかアナウンスをされて、ほぼ全ての人がズル休みをしてチケットを取るという状況に陥りました。しかも!震える手で必至にチケット取りを試みるも、結局はイープラスにログインしなくてはならず、アカウントを持っていない人はそこから始めなくてはならず。パニック起こしたYokoさんから「私の分もチケット取って下さい!ギャーッ!」という電話が入り、「まかせとけ!」と試みるも、私はカードがロックされてしまい購入できず、makiさんに「私とYokoさんのチケット取って!ギャーッ!」と泣きつく始末。
(カード会社からすぐに「shigeyoさん、立て続けに高額購入していますけど?」と電話が入り、ロックは外してもらえました。)
他の人も「大阪取るつもりが福岡取っちゃった」とか「福岡2回取っちゃった」とか色々やらかしたみたいで。(後になれば笑い話)



という事で、幕張1日目。(今回のツアーは、初日が10/7 の福岡でしたが、諸事情により福岡はパスしました)
武道館がいいのになんで幕張なん?オリンピックがあるからですか?と不満を抱えつつ会場へ。この日はmakiさんに泣きついて取ってもらった席。A9ブロックの2列目!ありがとうございます!


ダーリン、福岡では赤いTシャツだったそうですが、幕張初日は、デローンとした変な服。シャズナ?みたい。袴みたいな服には女性の顔のプリントがあってちょっとアレかなぁと。何でその服?

ツアーメンバーは、前回と同じなのは、ドミニク&ルーファス・ミラー親子のみ。他に男女のバックボーカル、ハーモニカ、キーボード、ドラム。女性ボーカルが入った事で、“Whenever I Say Your Name”を聞けたのは良かったのですが、この女性の声はちょっとキンキンしすぎかなぁと個人的には思いました。
会場の音も、武道館のような臨場感が得られず、なんか盛り上がりに欠けたような印象を持ってしまいました。



■ 2019.10.10(木)19:30 スティング 東京公演@幕張メッセ国際展示場7・8ホール(東京じゃないけど)

幕張公演2日目。開演前に久しぶりのオフ会。参加者15名。みなさんお久しぶりですぅ〜。またお会い出来て嬉しいです。2時間わいわいと飲んで食べて、ゾロゾロと会場入りしました。

この日はA8ブロック最前列。ダーリン、普通のグレーのTシャツを着ていました。ピタピタです。


ドミニクは下手、ルーファスは上手(“しもて”と“かみて”ね、念の為)。ドミニクは、3月の単独来日公演の後、手術?をしたそうで、ルーファスに道を譲って自分は一歩引いているような印象を受けました。Fields Of Gold のソロパートは、ルーファスが弾いてました。ちょっと寂しい気もします。

今回の来日は、アルバム「My SONGS」がリリースされてからのツアーなので、セットリストもヒット曲ばかり。ファンとしては、馴染のある曲ばかりで嬉しい限りですが、Wrapped Around Your Finger のアレンジだけは受け入れるのに時間がかかりました。キーを落として歌うのはいいけど、そのアレンジで歌うのはちょっと・・・というのが正直な気持ち。頭の中でアルバムと同じメロディで歌っていました。



■ 2019.10.13(日)18:00 スティング 仙台公演@ゼビオアリーナ仙台 【10/12(土)の振替公演】

日本列島台風縦断。関東地方は、10/11(金)に台風上陸。12日には東北に上陸予定。ダーリンの仙台公演はどうなるのか?もうホテルも予約済だし、どうするの???とモヤモヤしている所に 『12日(土)の公演は翌日13日(日)に延期』 のアナウンス。幸いにも、3連休で14日(月)も休みだったので、ホテルを取り直し、13日に行く事になりました。
この日10/12は、ドリカムとか復興マラソンとかよさこいとかイベント盛り沢山の日で、市内のホテルが取れずに仕方なく福島にホテルを予約していたのですが、他のイベントがことごとく延期や中止になったので、余裕で格安で市内に予約が出来ました。翌日に振り替えてくれたダーリンに感謝です。

しかし!翌日13日は、首都圏の鉄道は昼までの計画運休。東北新幹線も、昼すぎには動く予定というだけで、具体的な時間は分かっていませんでした。それでも、動き出した時にすぐに乗れるようにと、10時半には東京駅でスタンバイ。チケットカウンターで、前日の切符を振り替えてもらおうとしたら、「振り替えは実際に動くのが確定してから」と言われたので、しのちゃん、Yokoさん、Makiさんも後に合流して銀の鈴でしゃべりながら待機。なごさんは大宮で待機。

ところが、昼を過ぎても全然動く気配なし。成田空港から16時発の仙台行の飛行機があったけれど決断できず。15:44発の新幹線に乗れればギリギリ間に合う。もう時間だ、さぁどうする?と半分諦めかけた所に「16時に動く」とのツイッター情報を得て、再びチケットカウンターに並ぶも、行列が長すぎて、待っている間に16時発の新幹線は出てしまいました(泣)。それでも、動き出したという事は、行けるって事だから、遅れても行こうと思い、次の新幹線に切符を振り替えてもらい15分遅れの次の新幹線でいざ仙台へ。なごさんも大宮から乗ってきました。

結局、私たちが乗ったのは、“はやぶさ25号”(調べたら、これは14:20発の予定でした)、最初に出発した各駅の新幹線を途中で追い抜いて、仙台駅に18:10頃に到着しました。それから皆でタクシーで会場まで行って、着いたのが18:35頃。Seven Days が聞こえる中、係りのお兄さんに最前列まで案内して貰いました。

「ダーリン、遅れてごめんね」

と手を上げて挨拶したけど、全然見てなかったわ。
とにかく、途中からでも見られて良かった、諦めなくて良かったと大満足して残りのライブを楽しみました。


ライブの後は、パラダイス&ランチのeijiさん夫妻にご挨拶。Naoさんやgelatoさんと一緒に仙台駅まで戻り皆で一緒に食事。日帰りされた方もいましたが、私はゆっくりホテルで休みました。



■ 2019.10.15(火)19:00 スティング 大阪公演@丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)

大阪に限らず、東京でもホールの名前がコロコロ変わって覚えられません。どうにかして下さい。

この日は余裕で大阪入り。新幹線の中で一人でお弁当を頬張る。デザートまで食べる。寝る。
ホテルも早めに部屋に入れたので、梅田界隈を徘徊して豚まん買って食べたりして。部屋に戻りハロウィン用のばらまきお菓子をせっせと袋詰めしていざ会場へ(笑)。

ジャパンツアー最後は大阪。もしかしたらコレが見られる最後の公演か?なんて一瞬思ったけれど、きっとまた来てくれる筈、自分もまだ海外公演も行ける筈、と信じて臨みました。

この日はgelatoさんが取ってくれた最前列。右を振り向くと U&MY さん夫妻、左を振り向くといつもの仲間がずらっと並んでいまして、幕張よりもファンクラブの距離が近いと思いました。開演前に Kentさんにもお会いできて良かったです。

ダーリン、赤いぴたぴたTシャツ。こんな68歳はいませんね。どれだけ自分に厳しいのか、声が出るのも私たちは普通の事として聞いているけれど、凄く努力をしているのでしょうね。

アンコールでは、Fragile の前になんと Russians を歌ってくれました。福岡で演奏したという Next To You は聞けなかったけど、この曲を聞けたので良しとします。






ドミニク親子 photo by Yoko


ライブの後は本町に移動し、パブでオフ会(という名のお菓子ばらまき会)。初めてお会いする方もいて、楽しく過ごしました。お酒を飲まなくなったので、こういう場は久しぶりでとても楽しかったです。


今回は、台風で大変は思いをしたけれど、振替公演もしてくれて無事に当初の予定通りにコンサートを見る事が出来ました。前回の来日の時はまだ「がん患者」な自分だったので、今回コンサートを見たら、抗がん剤の辛い日々を思い出してしまうのではないかと心配していましたが、全くそんな事は無かったです。おほほほ!
自分でもつくづく元気になったなぁ〜と実感しています。


でも。これは自分の中の気持ちの変化なのかどうかわかりませんが、前回のツアーの方が良かったかなと(笑)。いえ、決して今回が良くなかったわけではないのですが、前回のバンドロレス?の歌も演奏も気に入っていたし、何より Joe Sumner がいたのも大きかったと思います。
次はどんなライブを見せてくれるのか、楽しみにしています。