RenさんのNewcastleリポート

2004年11月、スティングの生まれ故郷・Newcastleでコンサート をご覧になったRenさんのライブ・リポートです。
11/19(金) 昼

-サイン会-

19日の朝。B&Bにて。6時半起床。
早めにサイン会の場所へ向かおうと 思い早く起きた。昨日MEGABUSで約7時間かけてロンドンよりNEWCASTLEへ到着。 (片道3POUNDSでした...。安かった。)
昨日の疲れは無いみたいだけど、昨日は眠れなかった。知らないうちに ドキドキしてたのか、昨日飲んだコーヒーと紅茶が悪いのか。 でも未だなにか実感わかなくて...。ほんとに会えるのかな...。 シャワーをあびて、ENGLISH BREAK FASTを食べ、今日はしっかりお化粧もして、 いざ出陣!WALLSENDにむかう。

まず、駅までは徒歩。メトロSTATIONからバスで。WALLSENDからタクシーを つかまえてサイン会の場所へ。そこまで行くのにいろんな人に道をたずねたが、 何を言っているかわかる人もいれば、全くわからない人もいた。
ジョーディー訛りってやつですか。STINGも前はそうだったんだーと 思いながら向かった。タクシーのドライバーと話したけど、とてもいい人だった。 "NEWCASTLEの人はSTINGをほこりに思ってる?"と聞いてみた。そしたら"もちろん!!" という答が返ってきて、その答に大満足。それと一つ教えてくれた。 "CHINESEレストランがある家、そこが昔STINGが住んでた所なんだ。
"
サイン会の場所に着いた。そこは本屋だった。STINGの新しい表紙の "BROKEN MUSIC"がたち並ぶ。すでに多くの人が列を作ってる。
もう11時15分。。。早目に出たはずだったんだけど、ここに来るまでにかなり 時間がかかった。早目にきた人達は本屋の中で待っているんだけど、 私は結局外で並ぶことになってしまった。外はものすごく寒くてガタガタ ふるえながら待った。

後ろに並んでいる人と話した。多分40ー50歳くらいの女性。STING歴、デビューした 当時からだそうだ。POLICEのころからよくLIVEに行ってたらしい。いいなぁ。 前にスケートリンクの上で握手をしてもらったって。とてもいい人でいろいろ話した。 NEWCASTLEで生まれNEWCASTLEで育ったらしい。またこりずに聞いてみる。 "NEWCASTLEの人はSTINGをほこりに思ってる?"。そしたら"もちろん!!!!!" とのこと。またまた大満足(笑)。

しかし、もうすぐSTINGに会えるなんて信じられない。私の前で列を作ってる人は、 100人から200人はいたと思う。私の後にもどんどん列を作っていく。 見回したけどアジア系の人はいなかったようなかんじ。

サイン会は12時からのはずだけど、結局始まったのは12時半くらいかな。 始まってからやっと本屋の中に入れてほっとする。少し暖かい。
途中トイレに行こうと思って奥の階段へ歩いて行った。階段の隣で STINGがサインをしてるのを知ってたから、ドキドキしながら向かう...。 だんだんSTINGに近づく...、"...あっ!STINGがいる!!!"。そこにいた!。 急に鼓動が激しくなる。"STINGだあ!!!"私の顔を見てたガードマンが笑ってた。 ゛STINGだ!本物だ!すごく近い!"。
階段をあがる間見続けた。ドキドキする。全身が一発で熱くなった。 ドキドキしながらトイレに行き、また戻って来る時に見る。 みんな写真撮ってたから私も撮った。ほんとにステキな人だな。 彼のオーラを真近で感じる。すごい圧倒された。でもなんか。。。あんまり 気嫌よくなさそうな気が。。。?とりあえず列に戻る。かなり興奮してて、 また後の人と話す。待っている間スタバのスタッフがコーヒーと ジンジャーブレッドをくれた。
STINGの顔が見える位置まで来た。もう少しだ。もう少しで握手ができる! サインをしてもらえる!!
スタッフが私に"何ページめをあけて"、と言ってたけどあまり聞こえなかった。 前の人が終った。次は私の番だ。

STINGがこっちを向く。
"Hi!"
私もすかさず笑顔でこたえる。
"Hi!!!!!"
そして握手。一瞬すぎて"握手したーーー!!!"と思う時間があまりない。
きっと全部が一瞬にみえるんだと思う。別に言うつもりもなかったのに、
"I'm from Japan"
と言ってしまう。かなりアホだ。もっとましなこと言えばいいのに。 そしたらSTINGはこう答えた。
"I know I know!"
なんでだ?と思うひまもなく、
"What's your name?"
"I'm 。。(私の名前)"
と言って、前もって書いておいた紙を見せる。

今考えると口で言ったほうがたくさんしゃべれたのに...。と思うけど、 まあいいか。

STINGが私の名前を書いて、サインしてくれる。書き終った後 STINGは前で手をあわせながら、
"アリガト、ドウイタシマシテ"
コンサートと一緒だ!とすごい感激!!!
でもちょっと勘違いしてる...。手は前であわせないけど(笑)。

最後に"Thank you"といって立ち去る瞬間、STINGがもう一回私の方を見た。
一瞬目があった。その目に...やられました(笑)。やっぱりかっこいい...(しみじみ) 。

あーSTINGだぁ...ドキドキ。終った後、横からまた写真を撮った。
残念ながら一緒には撮れなかったし、あんまりしゃべれなかったけど、 少しでも言葉をかわせたこと、握手ができたことに本当に大満足。
握手をするという夢が、こんなに早くかなうなんて。
STINGの手は大きくて暖かった。私の手は寒くて冷たかったから、 とくに暖かく思えた。後にいた人と話した。2人でかなり興奮してた。 でもその人も言ってたけど、STINGなんか疲れてるように見えたって。
どうしたんだろうSTING...?。

帰りはその人とその人のだんな様に、メトロアリーナ、 今日コンサートがある会場まで送ってもらった。その会場はNEWCASTLE STATAIONのちかくにあった。"STINGの写真をとったから、写真を送ります。" といって住所をきき、またコンサートであえるといいね、といって別れた。 とてもいい人達だった。





その夜
-コンサート-

サイン会から戻った後、NEWCASTLE城へ行ったり、少し観光をし、 7時前くらいにアリーナに入った。コンサートは8時から。
日本と同じで開演1時間前くらいから入場かと思ったら、すでに結構の人が入ってる。 日本みたいに並ばなくてもスムーズに入れた。
とりあえずコンサートパンフを買った。
クリスボッティーが前座らしい。なんてステキな前座だろう。 クリスボッティーのポスターに張り紙があった。
"コンサートが終ったあと、ここでサイン会をします。"
サイン会!!コンサートが終ったら見にきてみよう。そして席についた。

私の席はスタンド席のかなりステージに近いところだった。しかも、日本みたいに スタンドとアリーナがそんなに離れてない。アリーナとスタンドを分ける壁はなく、 スタンドの一番下はアリーナの席と同じ高さだ。私は前から10個目の列だった。
思ったよりもすごい近い。きっとこの会場はコンサートとかそういうものでしか 使わないんだろうな。ステージがよく見える。ボーっとしてたら、今日サイン会で 会った人達を発見!話しに行った。その人達はステージから2列目の席のど真中。 ファンクラブに入ってるらしい。また少し話して、それから自分の席に戻る。

8時になった。急にBGMがとまり、会場が暗くなる。コンサートの始まりだ。
バンドメンバーが出たあと、クリスが出てくる。クリスの曲は知らないので、 何を演奏してたかレポはできないけど、とても雰囲気のあるライブ。彼は結構 よくしゃべってくれる。ある曲を演奏する前、ステージ上から1列目の(多分) 女の子に話かける。

"何歳?"
"12歳"と女の子。(ちょっとあいまいです...。)
彼は話す。(私は聞き取りがかなり悪いです、念の為(笑))。
"僕が8歳の頃にトランペットをはじめて、12歳のときにNYで演奏した。
その曲がこれです。マイルスデイビス。"

その後彼はその子の前で演奏を始めた。
もし私がその子だったら彼にあこがれてトランペットはじめてただろうな。
なんだかとても感動した。その曲が終るとクリスはその子と握手をして ステージへ戻った。なんてすてきなんだろう。35分間の演奏と、少なかったけど とてもいいコンサートだった。

(STINGのコンサートについて。なるべく曲目を書いています。が、暗闇で 書いているため、読めないところがあり、とばしているところや、曲目前後反対に なってるところもあると思ます。勘違いしてるところもあるかもしれません。)

その後STINGのコンサートのためにステージをセットし直す。
もうすぐSTINGのコンサートだ!ワクワクする!
もうほとんどの人が席についてた。年齢層は日本と同じで若い人から 50代くらいまで。
7時55分、会場が暗くなる。はじまった!!拍手と大歓声がおこる。そして、 STINGの登場。また拍手と大歓声、そしてアリーナ一斉に総立ち。

ステージのバックにはモニターがあり、そしていきなり"send your love"。 STINGは黒っぽいスーツを着てる。白いカッターシャツが袖から見える。バックモニターは 女の人が踊ってる映像。インドかアラビアっぽい。雰囲気がなんかディスコ(クラブではな い)のような。
send your loveが終わるとSTINGはスーツの上着を脱ぐ。すごいセクシー。
そしてシンクロ2。all this timeと続く。なんかnew castleでall this timeを 聴けるのは本当に嬉しい。なんかB&Bから歩いて来る時に見たでっかいタンカーを 思い出した。曲が終わるとSTINGが話し出す。

"この前の公演はキャンセルして申し訳ない...。"

そしてメンバー紹介。メンバーはドミニク、キーボード、パーカッション、ドラム、 2人の黒人女性、そしてキッパー。その後The Hounds Of Winter, "Dead Man's Rope"。 バックモニターは自然の風景。 その曲の後、STINGはジョージブッシュのことを何か話てた。きっと選挙の話だろう。 と勝手に推測する。"Brand new day", "I was brought to My senses"。 バックは海が流れてる。その時クリスが登場。一緒にプレイをする。 なんかとてもステキな風景。そのあと"Magic"。会場内一斉に歌う。 隣の男の人が歌ってるのが聞こえるけど、なんかめちゃくちゃに 歌ってるみたい(笑)。そしてその後、STINGはギターに持ちかえ"Frigile"。 ドミニクとの2人のギターがきれいだ。そして"Fields of gold"。バックは 少しかなしげな風景。 "Sacred love","English man in New york"。 またみんなで一斉に歌う。 バックはイギリスの街並。 "Whenever I say"コーラスの女の人、多分Joy Roseがステージの前方に おりてきて、STINGと一緒に熱唱!!すごい!彼女の声に感動! この曲すごくお気に入りのため、本当に感動!本当にいい曲。 STINGはベースを背中にかけ、彼女と手をつなぎながら歌う。 そして歌い終ると最後にkiss。私の位置からはよく見えなかったけど、 かなり口に近いところでしてたようにみえた。
そして、今ではおぼえてませんがまた"Send your love"(?)(これはおかしいですね。) "When the world is running down you..."にかわり、"Roxanne"にかわる。 ステージライトがレッドにかわりロクサーヌの雰囲気!!
"King of pain"皆一斉に歌う。そして"sister moon"みんなしっとりと聞き、 その後メンバー,STINGともステージから去った。もう終りなんて、時がたつのは 早すぎる。

去って行ったと思ったら1分後くらいに再登場。意外と短いアンコール。

"今日はサイン会があったけど、すごいタフな仕事だったよ。"とかなんとか。
手が疲れたと言いたかったんだろう。手を振りながらいってた。 あれだけ並んでたらほんと大変だろうな。
"Desert Rose゛。STINGはチェブマミ(だっけ?)のパートを一人で歌う。
前のコンサートもこうだったかな。でもなんかかわいい。ちょっと腰を振りながら 歌ってる。
"If I Ever Lose My Faith In You "。バックモニターに"愛"と漢字ででる 。"Every Breath You Take", "(多分ここにもう1曲。何書いてるか読めません。。。)", "A Thousand Years"。バックモニターには炎が燃えている。
そして最後、みんなで並んで礼。ステージ場から去っていく。

あー終ったんだ。なんかいつもコンサートが終るとさみしい気がするけど、 今回はそんなにさみしい気がせず、むしろ満足感でいっぱいだった。
そして帰りの途についた。外ではみんながタクシー待ちをしていて、なかなか 乗れそうもなかったため、ちょっと歩いてタクシーを拾い、待ってる人を横目に見ながら 帰る。
終ったんだなぁ。イギリスに来てすぐ買ったチケット、6か月が経過した今 コンサートに行き、しかもサイン会まで行けるなんて。本当に本当にうれしい。
今年イギリスに来て良かったと思う。STINGはいつも私を癒してくれる。 ありがとうSTING。これからもずっとファンでいつづけるよ!!



Renちゃん、感動のレポ有難うございます!