1991年〜1995年 コンサート回数:■日本18回・■イギリス15回 ■ドイツ8回・■台湾2回

スティング 3rdアルバム The Soul Cages (ソウル・ケージ) 【1991.1 日本発売】

Island Of Souls / All This Time / Mad About You / Jeremiah Blues (Part 1) / Why Should I Cry For You / Saint Agnes & The Burning Train / The Wild Wild Sea / The Soul Cages / When The Angels Fall

*この暗さがとても良いのです。

1991春 The Soul Cages 欧州ツアー
リュックを背負い、貧乏旅行者のバイブル「地球の歩き方」を持って、イギリス・ドイツ 5週間の追っかけ旅行を一人で決行しました。欧米では東洋人はとても若く見られる為、 行く先々で色々な人に「勇気があるね」と言われて、かなりいい気になっていました。

イギリスのチケットはすべてファンクラブで特別に手配してもらいました。 (当時は、実際にチケットの配布をファンクラブで行っていたので、融通が利きましたが、 現在では、チケットの販売を委託しており、このような便宜は図ってもらえません。)

■ 4/21 @New Castle City Hall, England
1人追っかけツアーの初日、スティングの生まれ故郷でいきなり席が2列目。 カタコトの英語で話しかけると回りはみんなファンクラグの人でした。 隣はアイルランドから、後ろはスコットランド、前はロンドンと、遠くから来た人ばかりでした。

余談ですが、この夜ホテルで締め出しをくいました。24時間レセプションに人がいるわけでは ないので、ホテルに戻っても部屋の鍵を受取れませんでした。仕方なく近くにあったYWCAに駆け込んで 一晩泊まらせてもらおうと思ったら、女性スタッフがホテルの人に連絡を取ってくれて夜中に無事に 自分の部屋に戻れました。こうして人は強くなっていくのですね。

■ 4/22 @New Castle City Hall, England
生涯最高の席。最前列のど真ん中。飲み物を買って席につく時に、途中でガタイの良い おじ様にチケットを見せるのですが、その時の優越感といったら! ・・・実際は、あまりに前すぎて、ほとんどスティングしか見えませんでした。 ステージが高かったので、首も疲れました。

■ 4/24 @London Hammersmith Odeon, England
ロンドン5連チャンのスタート。イギリス人のペンフレンドと5日間一緒に見ました。 騒ぎ方が半端じゃなくさすがの私も負けたと思いました。

■ 4/25 @London Hammersmith Odeon, England
最前列! ステージに肘を付いて見ました。一度やってみたかったんです。
ニューカッスルで会った人達も、2度目に会うと皆気さくに「ハーイ!」と 声をかけてくれて、とても嬉しかったです。


■ 4/26 @London Hammersmith Odeon, England
今回のサポート(日本語で言うと「前座」ですが)は、Vynx という男性で、タイコを 叩きながら一人でパフォーマンスをします。バナナ・ボートの下品な替え歌も 歌ったりして、結構盛り上がっていました。普通サポートは見なくても良いと思うのですが、 スティングが彼の紹介をするのに出てくるので、それを見る為だけに、 定時に行って、席について待っていました。

■ 4/27 @London Hammersmith Odeon, England
昼間、ロックサーカス(ロック版マダムタッソー)に行ってスティング人形と写真を撮りました。 ヘッドホンをして館内を回り、人形の前にくると説明が流れるというしくみに なっていて、スティングの説明は、「彼は顔だけのアーティストではありません」でした(笑)。 写真は、ロウ人形スティングのポストカードです。
他にもティナ・ターナーやフレディー・マーキュリーなどがいましたが、ロウ人形なので、 人気の無くなった人達はもうとかされているかもしれません。


■ 4/28 @London Hammersmith Odeon, England


■ 5/1 @Deutschlandhalle, Berlin Germany
ドイツ初日、ベルリン公演。イギリスと違い代々木オリンピックプールみたいな大きい会場。で、自由席(笑)。 立って見たい人はアリーナで、座って見たい人はスタンドでどうぞという感じでしたが、私はスタンドで立って見ました。 酒飲んでる外人の中で1人で立って見る勇気はありませんでした。
皆、ライブ前からかなり飲んでいるご様子で、アリーナ最前列辺りは具合の悪くなる人続出で、 係の人に抱きかかえられて連れ出されていました。何しに来たんだか(笑)。

英語圏以外は初めてだったので、最初は戸惑いました。 ベルリン空港でまず、バスのチケットを買おうとしたら「ドイツ語で話せ」と 言われてしまいまして(涙)。ドイツ公演のチケットは現地調達ですし、宿も 決めていない所が多かったので、ホテルを決めて〜チケットを手に入れて〜ライブ会場まで 移動して〜席を確保して〜安全に部屋に戻る、事を一人で繰り返す事を考えたら 少しだけ暗くなりました。今では全て良い思い出ですが。


■ 5/2 @Ostseehalle, Kiel Germany
ベルリンから列車でキールに移動。着いたら夕方だったので焦って安ホテルを 探し、駅のカフェで食事をしてそのまま会場へ行き(いちおう日本を発つ前に 地図で会場のチェックをしていました)、うろついていたお兄ちゃん からチケットを譲ってもらいました。中に入ると、 ドイツに消防法は無いのか?と思わせる程沢山の人が入っていました。 ゲルマン人は皆背が高いので、見える場所を探すのにかなり会場内を歩き回りました。

■ 5/4 @Westfalenhallen, Dortmund Germany
ドルトムント公演、宿を確保してから会場に直接チケットを買いに行って みたら、指定席でした。安心してサポートが終る頃にゆっくりと出掛けました。

■ 5/5 @Westfalenhallen, Dortmund Germany
ドイツ公演は、Vynx の次に Kenedy Rose という女性デュオのライブがあります。 悪くは無いのですが、かといって楽しくも無いので、指定席は本当に有り難いです。


この1週間、スティングはオランダでライブを行っていました。
さすがに全てを追っかけると費用がかさむので、1週間は自分も休む 事にして(?)、ロマンチック街道を南下してフッセンに行き、 あの有名な、ノイシュバンシュタイン城を見に行きました。



■ 5/13 @Olympiahalle, Munchen Germany
ミュンヘン公演は、ドイツ内でも開演が一番遅く、サポートが始まるのが9時、 スティングが出てくるのが10時、終わるのが夜中の12時です。 地下鉄はコンサート帰りの人が沢山乗っているので安心ですが、駅からホテルまでが 怖くて、一人で全速力で走って帰りました。

■ 5/14 @Olympiahalle, Munchen Germany
このオリンピックホールは回りがガラス張りでした。ヨーロッパの5月は暗くなるのが、 8時過ぎですから、その為に開演が遅かったのかもしれません。

■ 5/15 @Schleyerhalle, Stuttgart Germany
ホールの窓口で当日券を買おうとしたら若い男の子が 「GFが来られなくなったからこれを買ってくれないか」と話し掛けて来たので、前売の料金で購入しました。 この日は、スタンドでも割とステージに近い席を確保。余裕で見られました。

■ 5/17 @Festhalle, Frankfurt Germany
ドイツ最終日。チケットはソールドアウトでしたが、余っていた人から定価で譲ってもらいました。 どうも入口を間違えてしまったようなのですが、係員のウィンクひとつですぐに移動 出来ました。開演前にウエーブをし、帰りは奮発してベンツのタクシーで帰りました。と言っても ドイツのタクシーは全てベンツです。

1991秋 The Soul Cages ロンドン公演
春に15回見たにもかかわらず、秋にも見に行ってしまいました。実は、春にロンドンで見た 時点で、秋にもある事はわかっていましたが、経済的な理由で決心がつかなかったので、その場で 申し込む事を保留にしていました。 日本に帰って来てから仕事も順調に決まり、秋の旅行も仕事を辞めずに行けそう だったので決心しました。

■ 11/29 @Wembry Arena, London
席は右ブロックの前から10列目。前の席にはニューカッスルとロンドンで 会った金髪青年が座っていたので思わず抱き付いてしまいました(うそ)。 春に撮った写真を持っていたので、プレゼントしたらとても喜んでくれました。
アンコールの「フラジャイル」の紹介の時、スティングは 「次の曲はフレディ・マーキュリーに捧げます」と言っていました。 フレディはこのライブの数日前にエイズで亡くなったのでした。

■ 11/30 @Wembry Arena, London
アリーナ最前列、ドミニクの正面でした。この Soul Cages Tour の メンバーが私は大好きなのですが、春に初めてギターのドミニクを見た 時は漠然と「ボブ・ゲルドフに似ているな〜」と思っていただけでした。 痩せていて背が高かったので見た目からそう思っただけですが。
この日、ドミニクは、最前列の私をちょっと好奇心の混じった目で見て、次に 隣の友人を見て、それからまた私を見てニコっと微笑んだのでした。 あの場所に日本人が2人いたのが珍しかったのでしょうか?(笑)。

カメラは持ち込んではいけない事になっていますが、皆堂々と撮っています。 私も撮りまくりました。


1992.1月 The Soul Cages Japan Tour
ヨーロッパであれだけ見た後で再び日本で見て、不思議な感じがしました。 が、声の調子悪し。

■ 1/20 @日本武道館
■ 1/21 @日本武道館
■ 1/22 @日本武道館

1/24 @横浜アリーナ キャンセル
開演時間を過ぎても機材にカバーがかかったままで始まる気配は無し。 30分たって、体調不良の為今日のコンサートは2月7日に延期します、とのアナウンスがありました。 席に着いてからこんな事言われたは初めての経験だったので、脱力して東京まで新幹線で帰りました。

■ 1/25 @横浜アリーナ
可哀相で涙が出ました。声が殆ど出ず、特にロクサーヌでは悲惨でした。 ステージをこなすのもプロだけど、調子の悪い時はキャンセルしてもいいのよ ダーリン、とやさしく言ってあげました、心の中で。

この後、大阪・広島・北九州・名古屋・変更になった横浜はいずれもキャンセルになりました。

■ 2/12 @札幌・月寒ドーム
コンサートの前日に1人で札幌に行ったのですが、、大雪の為大幅に飛行機が遅れ、楽しみにしていた 雪祭りが少ししか見られませんでした。 ぬけがけして1人で行ったのですが、なぜかホテルの部屋にA美から電話があり、 結局二人で札幌らーめんなど食べて行動を共にしました。
コンサートでは声の調子も良くなり、やっと本当のスティングを見る事が出来ました。

スティング 4thアルバム Ten Sumner's Tales (テン・サマナーズ・テイルズ)【1993.3 日本発売】

If I Ever Lose My Faith In You / Love Is Stronger Than Justice (The Munificent Seven) / Fields Of Gold / Heavy Cloud No Rain / She's Too Good For Me / Seven Days / Saint Augustine In Hell / It's Probably Me / Everybody Laughed But You / Shape Of My Heart / Something The Boy Said / Nothing 'Bout Me

1993.3月 Ten Summoner's Tales Tour 英国
テン・サマナーズ・テイルズ・ツアー ロンドン公演を5回見るべく、イギリスへ。

3/7
いきなりカウンターパンチ。ロンドンに着いて2日目の朝、ラジオでスティングのコンサート3日間キャンセルのお知らせ。 頭の中が真っ白になりました。が、気を取り直して観光に精を出す事にしました。

3/9 ソールズベリー
ストーンヘンジ観光のバスに乗り、無理矢理スティングの家の前で止めてもらって記念写真を 撮りました。ガイドのおじさんが「彼は今、ロンドンでコンサート中なので、 ここにはいません」と言っていたので、「コンサートはキャンセルだよ」と心の 中でツッコミを入れました。

家のまわりは高い塀で囲まれており、中を見る事は出来ませんでしたが、 静かで良い所でした。

3/11
アウトランドスファンクラブのオフィスに遊びに行き、おしゃべりをしました。 現在は引退していますが、この時にはまだ年配のDEEという女性もいて、 ファンクラブのメンバーの事もよく憶えてくれていました。
傍らで TINAが誰かに電話をしていて、「スティングは明日はライブをやる筈、理由は・・・お金!」 と言っていて可笑しかったです。


■ 3/12 @Royal Albert Hall, London
前2列はファンクラブ会員の指定席。特に外国から来た人の席で私なんて一番遠いから最前列です。 心配だった声も元に戻りキャンセル分ををサービスしてくれるかのような力の入ったステージでした。 マジック」の大合唱には燃えました。

この日一緒に行ったのは、日本のファンクラブで知り合ったJさん(イギリス在住)、 イギリス人ペンフレンドのキャロラインちゃん、オランダ人のイェローン君などで、 後に何度も会う事になるポールとも、席が近くになったという事で話をしました。


■ 3/13 @Royal Albert Hall, London
最前列で、隣はポール。開演前に、AIWAのウォークマンを自慢下に見せてくれました(笑)。

最初の3回がキャンセルだった為、ファンの何人かは、1度もステージを見ずにロンドンを去る事に なりました。2回だけでも見られた私はラッキーでした。


1994.1月 再び英国
この中途半端なロンドン公演はいったい何だったのでしょう?アジアツアーの リハーサルだったのでしょうか?

■ 1/11 @Royal Albert Hall
■ 1/12 @Royal Albert Hall
■ 1/13 @Royal Albert Hall
■ 1/14 @Royal Albert Hall

4泊6日のイギリス旅行。帰りの飛行機にはクルーが乗っていました。 スティングは翌日の便だったそうです。

1994.1月 Ten Sommoner's Tales Japan Tour
日本公演完全制覇を目指しました。

■ 1/18 @日本武道館
■ 1/19 @日本武道館
■ 1/20 @日本武道館

1/21 福岡空港
福岡空港で待ち伏せ。この日、空港で待っている女性がやけに多かったのですが、 実はSMAPの追っかけだったと後に判明しました(笑)。

■ 1/22 @福岡・国際ホール
ここからA美も一緒にまわりました。

■ 1/24 名古屋・レインボーホール

翌朝、名古屋駅で待ってみました(笑)。 男の子が一人、ドミニクに駆け寄ってアルバムにサインをもらっていました。 羨ましい!

■ 1/25 @大阪城ホール
■ 1/26 @大阪城ホール
コンサート後友人と別れ夜行バスで千葉まで行き、そのまま成田空港へ。 1人で台湾公演を見に行きました。
あまりにも疲れていて、飛行機が離陸する前に眠りに落ちてしまいました。


1994.1月 Ten Sommoner's Tales Taiwan Tour
観光を兼ねて一人で台湾ゴージャス旅行。
ホテルはグランドハイアット、観光も一人でハイヤー、私一人にガイドさん 一人、行きたい所に行き放題でした。
(朝、太極拳をやらなかったのが心残りです。)


■ 1/28 @台北・国際会議中心
■ 1/29 @台北・国際会議中心
両日共、当日プレイガイドで購入したにもかかわらず12列目というけっこうな席でした。NHKホールのような所で、客席に傾斜があるのでとても見易かったです。ただ、チケット代には娯楽税が入っていてかなり高かったです。 ちなみにスティングは「史汀」と書くようです。チラシの紹介文が面白かったので載せておきます。

コンサートは、開演が40分も遅れました。お国柄なのでしょうか?開演時間に なっても客席が空席だらけなのです。マネージャーのビリーがステージに立ち 何度も客席を見渡していました。
アンコールで、前の席の男性が興奮してイスの上に立ったので、洋服を つかんで「見えない!」と思わず日本語で言ってしまいました。まわりの 台湾の方々の驚いた顔が印象的でした(笑)。


1/30 台北国際空港
私が日本に帰る便と彼らが次のツアー先バンコクに行く便の時間が近かったので空港でキョロキョロして いましたが、メンバーとクルーのみでスティングは見つかりませんでした。
ドミニクったら日本にいる時はあんなにおしゃれだったのに、台北ではジャージをはいて いました。いえ、ああいうおしゃれなズボンなんです、きっと。


1994.4.9 アンディ・サマーズ東京公演 @ブルーノート東京
「13年前にポリスとして日本でプレイした事があるんだけど誰か行った人いる?」 という問いに手を挙げたのは私一人でした。

桜の満開の季節、アンディは「さくら さくら」を演奏してくれました。 私の中で盛り上がったのは、この曲と「Message In A Bottle」だけでして、 あとはただボーッと聴いていました。お酒を飲んで座って聴いているのは 辛いです。

1994.10月 宮崎シーガイアのこけら落し公演
こんな形で来日するとは夢にも思いませんでした。 A美から聞いた時には既にチケットはソールドアウト。キャンセル待ちをしていたものの 旅行当日になってもチケットは手に入りませんでした。とにかく行けばなんとか なるさ、と大金を握り締め飛行機に乗りました。

10/30 宮崎
羽田空港は遠いです、新しくなって更に遠くなりました。 お陰で、チェックインした時には、離陸の6分前でした。カウンターの男性に 「走って下さい!間に合わないかもしれませんがっ!」とハッパをかけられましたが、 なぜか果物ナイフがカバンに入っていて、セキュリティチェックで足止めを くいました。こういう時なのに、数百円の物を放棄するのが惜しくなり、 封筒に住所と名前を書いたりして、更に時間を食いました。それから、一番端のゲートまで 走って走って半泣きで搭乗口まで行くと、搭乗時間が大幅に遅れていて、 他の客は優雅にコーヒーなど飲んでおりました。楽しい旅になる予感がしました。

A美とは宮崎空港で落ち合いました。空港ではシーガイアキャンペーン中で、 大型スクリーンでスティングのCMが流れていました。「うっわー!スティングだ〜!」 なんて浮かれていると、フルネームでアナウンスされてしまいまして。・・・果物 ナイフを受取るのを忘れていたのでした(恥)。

「オーシャン45」というホテルは、10月31日オープンの為、この日は隣の ホテルにチェックインしました。スティングのポスターがフロントに貼って あったので、ホテルの人に「貼ってあるポスターを譲って下さい」と予約をして そのポスターの横で記念撮影などしていたら、本物のスティングが1人で歩いて ロビーを横切って行きました。驚いて声も出ず、体も動きませんでした。

夜、ホテルの最上階のバーでA美と飲んでいると、クルーとバンドメンバーがやって来ました。 話し掛ける雰囲気ではなかったし、その勇気もなかったので、ただ一緒にいる事を楽しんで おりました。生バンドの演奏があるらしく、楽器が立てかけてあったのですが、 さすがにドミニクは、ギターをチェックしていましたね。そこで弾いてくれたら 良かったのに・・・。


■ 10/31 宮崎・シーガイア/サミットホール
当日になってもチケットのめどは立たず。それでもオーシャンドームでしっかり遊ぼうと、 ホテルからの送迎バスに乗ったらなんとギタリストのドミニクと ドラマーのビニーが乗っていました。すかさず「チケットが無くて見られ ない」と訴えたらビニーが「僕はバンドのメンバーだから手配してあげる、 開場前に窓口に取りに来て」と、チケットを約束してくれました。もちろんビニーとは 初対面です。が、開場前に窓口に行くと、係りの人がメモと一緒にチケットを くれました、1枚だけ。メモには「1枚だけでごめんね」 と書いてありました。私とA美の友情もこれで終わりかと思いましたが、神様は私達を見捨て ませんでした。私はじゃんけんでは負けたものの、あまっている人から定価で チケットを買う事が出来ました。

席が別々だった為、私達は始まるまで外にいたのですが、その時偶然イギリスで 会ったポールとスー(おそらく世界中で一番の追っかけ) に会って驚きました。まさか日本まで、しかも1回きりの宮崎での公演に来るとは思いませんでした。

*この日のコンサートは、後日TVで放送されました。


11/1
私は仕事がある為、A美が寝ている間にホテルを出て、朝7時40分の東京行きに乗るべく宮崎空港へ。 チェックアウトの時に「スティングのポスター譲っていただけませんか?」と駄目もと で言ったら、「朝一番と言うことで」と、快く持たせてくれました。

タクシーの運転手さんの観光案内をボーッとした頭で聞きながら宮崎空港に 行くと、そこでなんとスティング御一行様に遭遇しました。彼らと同じ飛行機だったのです。 しかもスティングは1列目、私は5列目。4列目は無いので本当に すぐそこにスティングの後ろ頭が。もし飛行機が落ちても後悔はしなかったと思います。

スティング ベストアルバム Fields Of Gold (フィールズ・オブ・ゴールド) 【1994.11 日本発売】

When We Dance / If You Love Somebody Set Them Free / Fields Of Gold / All This Time / Englishman In New York / Mad About You / It's Probably Me / They Dance Alone (Cueca Solo) / If I Ever Lose My Faith In You / Fragile / We'll Be Together / Nothing 'Bout Me / Love Is The Seventh Wave / Russians / Seven Days / Demolition Man / This Cowboy Song

*収録曲が国によって違うというコレクター泣かせのベスト盤。ちなみにこれは 英国盤です。
日本盤には、宮崎シーガイアのキャンペーンソング「Take Me To The Sunshine」のシングルが入っていました。

1995.2月
スティング抜きの韓国旅行。
観光中に「STING」というカフェを見つけてしまい、朝友人が寝ているすきに部屋を出て 写真を撮りに行きました。我ながら、よく場所を憶えていたものだと感心しました。 というのは嘘で、1時間位探し回りました(笑)。


1995.6月 中途半端な時期の来日公演
1994年に2回来たのに、また来ました。
おそらく、ブルネイ国王のバースデイで演奏したついでに日本に寄ったのではないかと。


■ 6/16 @日本武道館

■ 6/17 @横浜アリーナ

■ 6/19 @大阪城ホール
開演前、席でA美と話していると、「ハロー」とポールがやって来ました。来ると思ってました。
大阪城ホールのアリーナ席は、後ろの方だととても見づらいので、漫画本を数冊買って 袋に入れて持って行きました。台にするのですよ(笑)。ポールにも良いアイディアだと 誉められました。

■ 6/20 @大阪城ホール
夕方、スティングがホテルのカフェでお茶をしていましたが、善良なファンは 邪魔をしたりはせず、ホテルの部屋でみんなでお茶をしました。 コンサートの後は、ポール達と皆で居酒屋に行きました。日本の食事が かなり珍しかった様子(笑)。

■ 6/22 @代々木オリンピックプール
この日は人気が無かったらしく、結構いい席でした。コンサートの後なぜかまた ポールに会いました。

6/23
本当はこの日追加公演を予定していたらしいのですが、チケットの売れ行きがよく なかったのでキャンセルしたそうです。で、バンドもこの日帰るというので、 朝成田空港まで様子を見に行きました。(この時私は空港で働いていたのです、念の為) メンバーには会えませんでしたが、スーが1人ファーストクラスでチェックイン していて驚きました。